「とある科学の超電磁砲」 ジェイルブレイカー編始動！　10億円を懸けた脱獄ゲーム

『月刊コミック電撃大王』連載、「とある科学の超電磁砲(レールガン)」の第98話
係員から登録番号を呼ばれて「やっとか…」と動き始めた美琴。黒子・初春・佐天さんの いつものメンバーも一緒に向かう先は新設された少年院。黒子は何故か美琴をジト目で見つめ、そのせいで美琴は気が重い…
どうして少年院に向かってるのか、黒子がジト目をする意味を知るには時間をちょっと戻します。

ニュースで学園都市二つ目となる少年院について院長が話していた。能力者・無能力者による凶悪犯罪が増加している。公営の少年院のみでは質の向上及び更生施設に限界があるため、民間企業でありながら事業参加することにした。民間ということで不安視するかもしれないが長年セキュリティ事業に従事しており、第一少年院を圧倒する最新鋭の観察・防衛システムを用意して運営にあたるつもりだ。
けれどあらゆる可能性を鑑み、能力者の皆様に当少年院に挑戦していただき、脆弱性を洗い出して欲しい──

ま、わかりやすく言えば どんな手段を使っても構わないので当少年院に挑戦してくれってことです。

攻略に成功し、 囚人役を見事に発見・脱獄させた場合は十億円もの賞金を贈呈するんだって！
かなりの高額なので余程自信があるのだろう。またイベントを催すことでいいアピールになるという一石二鳥を兼ねてます。佐天さんはもちろんノリ気。けれど黒子は「お姉様が出るなら私も」と、反応は今いち。常盤台のエースがこのような俗っぽいイベントに出るのは いかがなものかと釘を刺し、更に ただでさえ門限破りが多いのに…とダメを押す。

これに耳が痛い美琴は不参加を表明。黒子の言葉もあるし、ここのところゴタゴタしてたからゆっくりしたいんだそうだ。
そしたら院長が美琴を、いや、常盤台生を挑発するような言葉を投げかけてきたよ。

レベル5を複数擁する常盤台中学が総力を結集しても、最初の塀も突破できるか怪しいものだ
いや失敬！ まだ義務教育を終えてないお嬢さん相手では自慢になりませんな　ハッハッハ

こう言われちゃ黙ってられない──ということで参加したってわけ。ジト目する黒子は まんまと挑発に乗ってしまったお姉様への「あ～あ」という気持ちなんです。

参加者の列には かつて黒子とバトルした警策さん(みーちゃん)も居ます。逃げたままの状態だから顔を合わせちゃマズいと思うけれど、たぶん食蜂さんが黒子の記憶を改ざんしてるのでわからない可能性大かな。その記事は下記へ。
「とある科学の超電磁砲」 黒子vs警策戦がついに決着！事態は終息へ!?

警策さんは食蜂さんに連絡を取るもAIMジャマーがあるから能力は使えないし、そもそも体力勝負のイベントに参加するわけがないとお断り。「こんな安い挑発に乗るの 単細胞なおバカさんぐらいよぉ」…すみません、反応してしまったレベル5がいま正にここに居まーす！

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