
『月刊ヒーローズ』連載、「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」の22話
兄である一葉を「殺す」と、攻撃を仕掛ける妹の二葉。どうやって鍛えたのか知らないが二葉の攻撃力は凄まじく、一葉以上かもしれない。起死回生で放ったブイスリー電熱チョップで苦しんでるのが上の画像。ショッカーが本当に実在してることを知って強くなった一葉を「ただの仮面ライダー馬鹿」と思うのは仕方ないか。
あらためて…殺してやる!!!! 二葉は攻撃するも一葉とて負けてはいない。今度はブイスリー回転フルキックでぶっ飛ばす! が、それを耐えて逆にそれ以上の回転力で蹴り飛ばした! 地に這いつくばる一葉は問う。

俺への憎しみだけで強くなったのか?
ああ…お前が元凶だ
けれどなぜここまで兄のことを憎むのか。話は過去に遡ります。
小学生時代、一葉は本物のショッカー戦闘員を見る前からV3のことが好きだった。いつもV3の話ばかりで、変身ポーズもとりまくり。よってヒンシュクが二葉に及んでイジメに遭っていたそうだ。

兄を憎んだ二葉は習字とピアノを習うといって、その月謝で格闘技道場「子虎の穴」に通う。理由はもちろん強くなって兄を殺したいから! そう言われて本気になった虎師匠は手加減無しで鍛えます。
…二葉の親は習字とピアノの上達ぶりを確認しようと思わなかったのかね? つーか「殺したい奴がいる」と言われて本気で教える虎師匠も師匠だ。
覚悟はどうした? こっちも本気なんだよ
虎師匠は子供相手だろうと躊躇せずに当てにいく。二葉は心が折れそうになりながらも「兄を殺す」ために耐え、命懸けで強くなったそうだ。

と、回想は終わって現代へ。自分の知らないところでそんなことがあったのかと、一葉は少なからずショックを受けている様子。中学時代、イジメで精神が破裂寸前になった際に師匠はこういって なだめてくれた。
110歳まで生きろ そしたら全校生徒全員死んでるからお前の勝ちだ
あぁ、誰だったか「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」の木村政彦に対してこう言ったっけ。
試合では負けても力道山より長く生きたから木村の勝ち だと。
あの試合以来、表舞台から退いた木村だけれど力道山は試合後9年目で死亡。対する木村は39年後に亡くなってます。30年も長く生きたからにはこの判断は間違ってないんじゃないでしょうか。
こんな目に遭っていことを知った一葉は泣きながら語る。
わかった…死んでやる
ただし…ショッカーと戦って死ぬ
まだそんなこと言ってるのかとキれた二葉は大ダメージを与えるも「俺が死ぬのはここじゃない」と、大逆転の一撃を見舞う!

すまん…俺はショッカーと戦って死ぬ
この言葉が二葉に伝わったかは知らないが、二葉の悲しみを背負うことになった一葉はより強くなったと確信します。
東島丹三郎は仮面ライダーになりたい(5)
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