るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編- 小樽編が終決。観柳は夢見て疾走す

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『ジャンプSQ.』連載、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」の第34幕
観柳が劍客兵器の雨読に勝って小樽での戦いが終わった。そもそも札幌と小樽とで実検戦闘があると知って剣心たちは小樽へ、斎藤たちは札幌へ行きました。小樽での実検戦闘はバラ撒かれた刀や銃による 言わば内乱。それを剣心がほぼ一人で解決してしまったのだから(しかも劍客兵器の拠点に急ぐため、片手間でやった感がありあり)大したことなかったとしか思えません。

戦いを終えた観柳は改めて阿爛を弟子に勧誘。けれど断ります。明日郎と旭との三人で文明開化の明かりの中へ行こうと意気投合したからには、三人一緒でないと嫌という理由です。それに対しての返答が上の画像。将来は大商人になってることが決定事項の観柳らしい言葉です。更に背中越しにおさらばです 我が弟子よと言うからには本当に惜しい人材だったのだろう。

この後、観柳は剣心と対峙。この度の行為を見逃してくれる行為に「どんだけ正義なんだよ」と逆ギレするも、剣心も「元人斬り 咎(とが)を問うならお前の比ではない」と、自分なりの正統性を説いてみせた。
それよりも、近いうちに四乃森 蒼紫が北海道に来ると言ったら観柳の驚きぶりがハンパなかった!
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ムンクの「叫び」を上回ったな!
そりゃそうだ、観柳は蒼紫をアゴで こき使ったどころか、大切な部下だった癋見や ひょっとこたちをガトリングガンで撃ち殺したのだから恨みは100倍も1000倍もあるに違いない。このまま居ては命が危ないとしてさっさとトンズラしちゃいました。

一件落着の数日後、観柳の倉にあった金目の物品は小樽の復興費に使われると知った明日郎と阿爛は不満ブーブー。稼ぎの2/3を貰うと約束していたからだ。剣心はその代わりにと政府からの活動資金を給金として支払うとする。但し小遣いに毛の生えた額になるとのこと。
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阿爛はこれに対して定額ではなく、成果を上げたらその分 多く貰える報酬にして欲しいと要求。ここのところは観柳に影響されての「金儲けの極意」が備わったということなんだろうな。

一方、小樽の実検戦闘の成果を確認しに来た劍客兵器の霜門寺は、被害の少なさにポカン。剣心の活躍によって守られたと知って舌打ちをします。
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そこに脱出した雨読が報告しに来るも、「お前 廃棄な」と瞬殺。失敗を許さないとする扱いが霜門寺の残酷さを表してます。

小樽編の締めくくりはやはり観柳。必死に逃げる中、突如アイデアが閃きます。大商人ではなく大政商となって政治家に金で働きかけ、ガトリングガンを合法的に所持できるように法律そのものを変えようというのだ。
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観柳には見えていた。ガトリングガンが星座となって輝いている姿が! こうして観柳は「ガトリングガンを持てるよう法律を変える」という夢を見ながら小樽の地平線に消えるのでありましたー。
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コメント
この記事へのコメント
歴史は進んでいるから、戦争に突入すれば、経歴を買われて日本軍の兵器開発部でガトリングを初め機関銃の開発に着手しそうな気がする。
それこそ、未来では旧日本軍でガトリング砲の研究の第一人者として名前は残っていそう。
2021/03/23(火) 17:33 | URL | N #-[ 編集]
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