紫電改343 日光安治は菅野の列機として役割を果たす

shiden210915.jpg
『イブニング』連載、「紫電改343」の第27話
菅野隊長、敵機の大編隊を前にして覚醒す! あまりに機敏な動きのために付いていけない機体が続出する中、一機だけが離されまいと必死に食らいついていた。それが日光安治 上飛曹です。菅野もそれを認め、俺の機動に張り付いてこれれば敵の弾は当たらねェ、獲物はオレが見つけてやるとお膳立てをするつもりだ。

そのお膳立てとなる相手は呉を攻撃せんとするトーマス・E・モブリー少佐が指揮するF4U コルセアの大編隊。菅野・日光の編隊にスキが無いことから かなり練度が高い連中だと判断。
shiden210915-.jpg
ならばサッチ・ウィーブで葬ってやろうとフォーメーションを組みます。これを簡単に説明すると4機による戦闘法。2機が引き付け役となって逃げていき、すれ違う格好でアタッカーのもう2機が好位置から撃つというやり方です。
その狙い通りとなって菅野と日光が絶体絶命と思いきや、引っ掛かったのはコルセアの方でした。アタッカーの2機に杉田庄一らの2機が襲い掛かったのだ。つまり掟破りの逆サッチ・ウィーブ! これによりコルセアは被弾して黒煙を吐きながら戦線離脱をするのでした。
shiden210915-1.jpg
危機を免れた日光。杉田はよく耐えたと褒めます。301空のみならず343全てのパイロットでもっとも撃墜数の多い杉田から褒められたのだから、日光はさぞかし嬉しかったことだろう。
片や敗れたモブリー少佐は今の日本にこれほどのスゴ腕パイロットが残っていたことが信じられません。
shiden210915-2.jpg
何者だ!?コイツらは
我々を凌駕する編隊戦闘の戦技レベル
そして…それをささえる すさまじい闘志!!

全滅!? 全滅するぞ このままでは──!!


攻勢が続く中、呉の市民も地上からこの戦いを観戦していた。物知りそうな爺さんは「あれは零戦じゃねェ 海軍の切り札 紫電改じゃ」と自慢する。が!
shiden210915-3.jpg
「紫電改も弱点はある」と不吉な言葉。えーと、誰? 搭乗経験者か開発関係者しかわからないと思うんだけど。それを裏付けるように逃げるモブリー少佐隊への攻撃がパッタリと止まってしまった。いったい何が起きているのだ!?
スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
欠点とは・・・
400機程度しか作ってないので
戦局に寄与しなかった
結局のところ少し足の速い零戦で
しかなく防弾については紙だった
くらいかなあ
2021/09/17(金) 22:45 | URL | まる #SFo5/nok[ 編集]
搭載してる機関砲の弾数がアメリカ機の三分の一しかないことだろ
2021/09/24(金) 19:02 | URL | 名無し #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://beatarai.blog90.fc2.com/tb.php/5252-bf214998
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック