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『画楽の杜』連載、「墓場の七人」の1巻です。
「R・O・D」「解錠ジャンキーロック」などの山田秋太郎氏の最新作。と言っても2015年5月から月一連載で始まったものがようやくコミックス化なので"今さら感"がアリアリなのですが。

山中深くある墓場村は全滅の危機に切迫していた。「屍人(かばねびと)」と呼ばれる「生ける屍」、つまりゾンビが大量発生したからだ。村は周囲に壁を作り侵入を防ぐも、いつ破られるかわからない。そこで村長は七人の子供を密かに逃がし、用心棒を連れてくるよう依頼する。主人公の七平太もその一人なのですが…旗本の色女に騙されて牢屋に入れられてしまいます。この旗本が悪いヤツで、人殺しを余興で楽しむ不届き者。このままでは七平太もやがて殺されてしまうだろう。

牢屋にいる数名の中に一人、スマキにされている男がいた。腕が立つけど残忍な人斬りのことから"百挽"と呼ばれており、素手だけでも何人も殺してきたらしい。七平太はこの男を用心棒にしたいとするも、本人は全然ノリ気でない。
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が、七平太は命を張って対峙し、「屍人」のことを口にしたら態度が急変。今まで大人しくしていたけれどスマキをあっさり破いて脱出。旗本の手下を次々と打ち倒していく。
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どうやら百挽もゾンビのことを知っているばかりか、浅からぬ因縁があるようだ。(実際のところ、ゾンビを操っている? 頬に傷がある男を探しているらしい)
旗本のその後、屍人に襲われて死亡。百挽は本名を「一色」だと明かして、晴れて用心棒として墓場村へ向かうことに。

途中、旗本の追手に襲撃されたりゾンビに襲われたりして村に辿り着いたのですが…
最後になって驚かずにいられないよ!
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いきなり七人そろったー!www
このうちの一人、女性の邪魅羅(じゃみら)は旗本の色女だった者で、実際のところは忍者のような自由人。どうしてだかわからないけど興味本位?で用心棒になったらしい。それ以外の五人は全くの初見なので急な登場に笑っちゃったよ。こういうのは徐々に集まって来るところが見どころなわけで、いきなりそろっても何か…ねぇ。
墓場の七人 1 (ホーム社書籍扱コミックス)
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『裏サンデー』連載、「Sレア装備の似合う彼女」の3巻です。
「環裏グリムゼリア」というスマホゲームの女勇者・ユリナが突如、大吾の前に現れた。ゲーム世界そのままに現実の世界にモンスターが出現するようになり、大吾はユリナと共に戦うことに。けれどユリナはガチャで手に入るSレアの武具しか装備できず、泣く泣くガチャをし続けないといけない女勇者育成コメディーです。2巻のレビューは下記をご覧ください。
Sレア装備の似合う彼女 2巻 「悠久の風」さんの活躍は主役交代を思わせるほど
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今回は海ー! 女の子たちはもちろん水着です。つーか、水着にならなきゃ海に来る理由がないわな。女の子が6人いる中、大吾は唯一の男なのだから恵まれてます。上の画像で大吾に惚れているのが中央の二人。右のリボンの子が幼馴染みの絵亜。大吾を「環裏グリムゼリア」に誘った人物で、超絶な強運の持ち主。左の黒ビキニの子は生徒会長のハルカ。優等生ぶるけれど実は「環裏グリムゼリア」の廃課金者。しかも「悠久の風」の通り名で知られるランキング上位のスゴ腕プレイヤーなんです。
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その「悠久の風」さんは今回も大活躍。モンスターが3体登場して2体を倒すのだから、マジでヒロイン交代してもいいと思うぞ。大吾から頼られるのはいいけれど、自分が名を明かしてプレイしたら助けてくれるのかなと心配する一面もあり。
その大吾ですが前回の雪女から言われた「第二の魔王の器」というセリフ。今回登場したモンスターからも言われてしまいます。
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二度も言われるからには大吾はやがて敵に回る運命なのでしょう。それがどういった経緯でなるのかわからないけれど、ヒロインたちが悲しむのは間違いないことから注目です。
さて、ここまで書いておいて正ヒロインのユリナについて全く触れてませんでした。大吾のことをマスターと呼び、好意を持ってるのは当たり前。けれど突然 現れて同居していることに幼馴染みの絵亜は面白くありません。これまで直接 口には出さなかったものの、ユリナと絵亜との直接対決が遂に現実化!
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かーっ! 取り合いされるなんて羨ましいじゃないか! 私も一度でいいから こうされてみたいよ。
最後は強運の絵亜が襲撃される予告で終了。何せSレアの武器やモンスターなどを平気でガチャするので、敵としても放っておけない人物だと知られてしまったのが痛いね。
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近江 のこ
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『月刊!スピリッツ』連載、「CICADA(シカーダ)」の1巻です。
今から150年後ぐらいの日本は廃退し、貧富の格差は想像を絶するほどになっている時代。その最下層の青年・レムは喘いでいた。得意なものは無いし、心はすぐに折れる。もちろん彼女なんて出来るわけがなく、ただ生きているだけと言ってもよかった…
この時代、漫画は悪書として持っているだけで罰せられ、即 燃やされるのが当たり前。レムは漫画を取り締まる「カワセミ」という仕事を手伝っていた。「シカーダ」という暗号めいた謎の言葉を聞くも、この日も上官と共にタレコミのあった場所へ。いつも通りに ただ仕事をこなしている中、「うる星やつら」2巻を持っていた男は目を輝かせてこう言った。
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主人公の「あたる」って奴はバカでスケベでなんの取り柄もないのに…
どんなに女にこばまれても…絶対に折れないんだ…
しかもヒロインは、そんなクズみたいな男をずっと好きでいるんだ…


この言葉に興味を惹かれるレム。「あたる」は自分と同じ境遇であるのに絶対に折れないなんて── きっと憧れの感情を抱いたのでしょう、ドサクサに紛れて「うる星やつら」を燃やさずに懐に隠してしまいます。その帰り道に運命的な出会いが待ってました。
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ロルカとい少女はレムが「うる星やつら」を隠し持っていたのを知って自宅に招待。彼女は「ベルサイユのばら」などを持っており、仲間と思ったのです。女性と話す機会などほとんど無かったレムは だんだん彼女に惚れていくのですけど「カワセミ」の一員と知って拒絶されてしまいます。

ロルカに悪いことをした、ヨリを戻すには「ベルサイユのばら」全巻を贈りたいとレムは決意。多くの漫画が燃やされず残っているという軍の施設に潜入します。確かに漫画はあったものの見つかってしまいレムは逃げた。とある場所に出たら巨大なロボットがいるではないか! 全身黒に染められ、頭に二本のツノがある。
プルートウだよ 地上最大のロボットさ
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声がした方を見たら捕らえられてる男がいた。「シカーダ」の一人、名前はリクロだそうだ。「シカーダ」とは漫画を現実にする能力者のことで「カワセミ」の天敵たる存在。プルートウは「鉄腕アトム」に登場した地上最大のロボットで、リクロがアトムを読んで現実にさせたものだった。
こんな便利な能力だったら「カワセミ」なんて余裕で倒せると思うものの、この能力に目覚めた者は一年後に間違いなく死ぬという。指先が光るのが「シカーダ」の証だ。

自由にしてくれたら逃がしてあげるとのことでリクロを解放したレム。その言葉通りにプルートウを暴れさせることで逃亡を助けるも、リクロは凶弾により死亡してしまう。その亡骸には「ベルサイユのばら」が1巻だけながら握られており、約束を守ってくれたことをレムは感謝する…
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耐えられないほどの焦燥感の中、ロルカに「ベルサイユのばら」を渡すレム。ここで更なる悲劇の追い打ちが。ロルカの指先が光っていたのだ。「シカーダ」となってしまったからにはあと一年の命しかない。レムはこの先、何があろうとロルカを守っていこうと決意する──

うわー、これ退廃した世界観での純愛ものじゃないかー! ラブロマンスものなんて興味ないけど、こういう切り口で純愛を描くとあれば興味津々。今後、どのような漫画を読んで困難に立ち向かうのか気にならずにいられません。まぁ妥当なところでは「北斗の拳」とか「マジンガーZ」でしょ。ちなみに一ツ橋グループ作品に限られる風潮があるので秋田書店の「バキ」とかは不可能です。
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『週刊少年ジャンプ』連載、「ぼくたちは勉強ができない」の問2
トビラ絵を見て気が付きましたけど、古橋さんって左利きなのね。先週の問1を見直すと共に上の画像でも確認しました。関係ないけど今週の「彼岸島」、母ちゃんの処遇について意味不明。外に置いてきたのか同伴させたのかどっち!?

冒頭は設定の おさらいでした。『親指姫』こと緒方理珠さんは理系の天才なのに文系を志望。『眠り姫』こと古橋文乃さんは文系の天才なのに理系を志望。得意分野は圧倒的に強いけれど不得意な分野は壊滅的にダメなことから、唯我成幸が教育係となって二人を導いていこうとするお話しです。

いきなり"両手に花"なことから友達からキツく言われる唯我。でも正直なところ悪い気分じゃないハズでしょ? 私だったら喜んじゃうよ、ホント。そういや初めて「唯我(君 さん)」と呼ばれてるね。何しろ前回、名前を呼ぶどころか記憶すらしてなかったし。
教えてる最中に寝てしまい寄り添われたり、"当たって"ドギマギするのは正統派ラブコメの手法だと勝手に解釈してます。対照的に ぶつかったことで「パンツ見ちゃったー」とか「おっぱい触っちゃったー」とかするのはエロ系ラブコメだと思うわけで。(あくまで個人の感想です)

古橋さんは帰り道にて、小さい頃から星が好きだと言い始めます。死んじゃったお母さんの星を探してるとのこと。
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星に関わって生きたい。だから理系の試験を通って天文学を本格的に学びたいようです。こんなこと言われちゃ言い返せなくなる唯我の気持ちもわかるよ。でも古橋さんは新星を見つけたいということか? 思いつきだけれどプラネタリウムの解説員というのはどうだろう。星座にまつわる話とかなら得意の文系が活かせるので好都合だと思いますよ。

一方、緒方さんは家の出前(緒方うどん店)の帰りに公園で一人でボードゲームをやってました。「ニムト」は実在するゲームです。詳しくは下記を参考ください。
ゲーム紹介: ニムト / 6 nimmt
一人で2~10人用のゲームをする痛々しさに唯我も参加。結果、唯我の20戦全勝となり緒方さん完敗…
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確率や計算では導き出せないもの、特に人の感情が関与するものを苦手としており、故に人とゲームをして勝つことができない。だから感情を理解すればゲームに勝てるかもしれない。そのために文系の試験を乗り越えて心理学を学びたいとのこと。
打って変わって緒方さんは「ゲームに勝ちたい」から文系を目指すそうで、古橋さんとはだいぶ違うね(笑)。でも機械っぽいイメージがある緒方さんにしては意外すぎるし、かえって安心したのは唯我と同じ気分です。
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翌日、両サイドから口止めされる描写に、またしても友達の大森は羨望の血の涙を流します。そりゃヒソヒソ話されりゃ羨ましくなるってもんでしょ!
Amigo ニムト
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『週刊少年サンデーS増刊』連載、「指定暴力少女 しおみちゃん」の1巻です。
日本最大の広域暴力団・一ツ橋組。その四代目に塩見 巌が襲名したと同時に、反対派である集英組と白泉組が離脱を表明。新団体・千代田会を結成させて一ツ橋組との全面戦争が勃発します。多くの血が流れる中、一ツ橋組の新組長・塩見は命の危険を回避するため整形手術を受けることに。

手術するのは無免許の天才外科医・間黒男 羽佐間 九郎。手術は無事に成功したのですが…
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姿・形はもちろん、性別までも別人にされてしまう!
どこからどう見ても女子中学生です。別人になるという点では完璧ですが、別人に成りすぎだっつーの! 何でも羽佐間が好きなJCアイドル・深原 遥ちゃんそっくりにしてしまったとか。
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もちろん おっぱいまで完璧に再現。その艶めかしさに若頭の石川も ときめいてしまいます。
こうして別人になったものの年齢相応の生活をしなければかえって怪しまれるということで女子中学生・巌しおみ として通学することに。そこで起きる数々の珍事件を描く極道コメディです。
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見た目はJCだけれど中身は極道。腕っぷしと度胸はそのままだから強いのなんの。不良どもや半グレなどが敵うハズもありません。それでいてカワイイので相手から惚れられてしまうことも。これでまた火に油を注いだりしてね。
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前述通りにJCアイドル・深原 遥ちゃんそっくりなことから、本人と間違えられて撮影現場に連れて行かれたのは3話のエピソード。撮られた写真を見て「カワイイ」と思った組長は目覚めてしまい、以後はノリノリで撮影に臨む姿はカワイイというか気持ち悪いというか…(笑)。
けれど千代田会の魔の手は確実に忍び寄っていた。さすがに臭いまで別人になれなかったようで、鼻の効く者が近づいて来るところで1巻終了。2巻では戦いが起きそうですよ。
指定暴力少女 しおみちゃん 1 (サンデーうぇぶりSSC)
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『月刊ヤングキングアワーズ』連載、「はやめブラストギア」の2巻です。
妨害ありの危険な裏バイクレース・デストライド。死神王に勝ってしまったため「白虎王」の異名を持つことになった はやめは、次々と勝負を挑まれるも ことごとく勝利していった。が、突如 現れた謎の女性レーサー・金獅子王には歯が立たなかった。しかも名前は失踪してる父親と同じ"風村"。いったい誰? という場面からスタートです。

謎を残したまま走り去っていくかと思われましたが、意外や一緒に食事をして話に付き合ってくれることに。父親はオーメストグランデという新しいロードバイクのブランドのテストライダーをしてるとのこと。そして私の恩人。だから苗字をもらって名乗ってるようです。このオーメストグランデとは作者も関与している、実在するバイクパーツメーカー。つまり遠回しに自分の会社を宣伝してるわけで、ちゃっかりしてると思わずにいられないね(笑)。
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「オーメストグランデが貴女を未来へ導く」と聞かされる はやめ。つまりデストライドに勝ってオーメストグランデのパーツを集めることが、失踪した父親に近づく手段だと教えられます。これにより今まで イヤイヤしていたデストライドを積極的にでもしていくことに決まったのが大きな転換点と言えますね。

その気持ちの表れなのか、次の話で感情をあらわにする場面が登場。男女カップルだけにデストライドを挑む仮面王が登場し、男が負けたら女性のバイクのサドルを取り外して山道を登らせるのです。わかりますね? 疲れて座ろうとするとお尻に突き刺さるわけで、それをビデオに撮って楽しむという卑劣な行為を繰り返してました。
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これに怒り心頭の はやめ。この峠は幼い頃、父と一緒に登った場所で思い出があるのですよ。この場所で卑劣な行為など許さないというわけで、初めて積極的にデストライドを申し込む!
かくして勝負が始まったわけですが、卑劣な行為は仮面王が得意とするところ。はやめのドリンクボトルを故意に落とし、持久戦に持ち込みます。炎天下で気温は上昇。身体は水分を欲しているけど飲むことができません。衰えていく体力。熱中症の危険も危ぶまれる中、はやめは耐えた。そして待った。その待ったものが落ちてきました! 雨です。それもゲリラ豪雨。
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火照った身体に落ちた雨はたちまち蒸発し、はやめの周囲を覆い尽くす。その蒸気はまるで白虎そのものではないか! この雨は偶然にしては出来過ぎている? いや、はやめは目下 連戦連勝。そのツキが天候さえも味方したと見るべきでしょう。
こうなってはいくら仮面王とはいえ、もう対抗する手段を持っていませんでした…

でもこの2巻で最も読んで欲しいのは達磨王とのバトル。これ感動するよ!
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人気アニメ「ライブ×ファンタジア」のキャラをジャージとバイクに施しているチーム「ファンタジスタ」のリーダー・達磨王。見た目は肥ってますが走行中にトランスフォーム! 脂肪が燃焼して筋肉質の身体に変化していく。幼い頃から肥っていたのでクラス仲間からはバカにされていたけれど、バイクに乗るようになって変わっていく。優しいバイク仲間と触れ合うようになって精神的にも成長。それが「ライブ×ファンタジア」の仲間だったということで、アニメの素晴らしさを説いていくところはマジで感動。はやめが負けることを期待したほどなので是非ともこの話は読んで欲しいな!
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『週刊少年ジャンプ』新連載、「ぼくたちは勉強ができない」の問.1
「めだかボックス」終了後のジャンプは立ち読みで済ませていたのですが、久しぶり(4年ぶり)に買ってレビューしたいと思ったのがこの作品。タイトルがラノベみたいと思ったのは勿論ですけど、作者が筒井大志氏じゃないですか! へー、ジャンプ本誌で連載するんだと。
商業誌初連載だった『月刊コミックブレイド』の「エスプリト」1巻レビューしたのが8年前。当時から可愛らしいキャラを描く人だと思ってましたがジャンプで連載するまでになったんだねぇ…。あ、その記事は下記です。何しろ8年前と古いですけど興味がありましたらお読みください。
エスプリト 1巻 ワクワクを求めて少女は航務員を目指して旅立つ!

高3の唯我成幸(ゆいが なりゆき)は秀才である。それはある理由のため、遊びや部活もしないで勉強した努力の賜物。この学力を活かして教師に優秀さをアピールしたいのですが…それを阻むのが両隣の天才なんです。
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右隣りに座っているのが理系授業の天才・緒方理珠(おがた りず)。数学・物理においては他の追随を許さないトップの成績であり、通称「機械仕掛けの親指姫」。身長143cmなことが「親指姫」の由来。
左隣りに座っているのが文系授業の天才・古橋文乃(ふるはし ふみの)。現代文・古文・漢文において圧倒的な学力でトップに鎮座しており、通称「文学の森の眠り姫」。何かと寝てしまうのが「眠り姫」の由来です。

この二人が目立ってしまって自分のアピールが出来ないことを嘆く成幸。なぜアピールしたいのか? それは大学進学にかかる全ての学費を免除してくれる「特別VIP推薦」を狙っているからなんです。成幸の家族は父親がおらず貧乏暮らし。そのため大学を出てガッポリ稼げるようになるには、是が非でもVIP推薦を勝ち取る必要があるのですね。

そして推薦の面談の日。ほぼ全教科8割以上の成績を維持してることから"条件付き"で推薦を得られることになりました。その条件とは「緒方理珠・古橋文乃らの志望大学合格を目的とした教育係になること」。
へ? 何で天才の教育係? 聞けば理珠は文系、文乃は理系、よりによって得意ではない真逆の分野の大学を二人とも狙っているとのこと。ならばとテストを受けさせてみたところ…
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全くダメダメだった~~!
得意な分野は天才だけれど、興味がないこと・そうでない分野は壊滅的にダメ。今まで教師が面倒見てきたけれど付き合いきれず、お鉢が成幸に回って来たというわけですね。
あーわかるなぁ。ラブライブのキャラならサンシャインも含めて全員名前を言えるけれど、Perfume(パフューム)だったら たった三人の名前もわからないみたいなものですね。

一週間 面倒見てきたけれど全く進歩しないことに苛立ち、つい怒らせるようなことを言ってしまって帰ってしまう。忘れていった問題集を見ればビッシリ書き込みがあって、彼女たちなりに努力していることが わかって反省する成幸。そこで死んだ父親の「できない気持ちがわかるのは、できなかった奴だけ」という言葉を思い出し、徹夜で"ある事"をするのでした。
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それは書き込みに対するアドバイスノートの作成。問題集にあった書き込みに対するアドバイスを全て書いて来たわけです。一晩で膨大な量のアドバイスを書いてくれたことに感謝する二人。そのついでに訊くのでした。
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あなたのお名前…なんでしたっけ…?
二人にとって成幸の名前など興味がなく どーでもよかったとわかって、叫ばずにいられなかったとさ!
まぁ1話ですからこんなものでしょう。最後の風呂場シーンはどーでもいいです。エロコメを目指しているのじゃないならね。