
『月刊コミック電撃大王』連載、「とある科学の超電磁砲(レールガン)」の第136.5話
水鏡凪紗と鎖分銅を持った支倉派閥の女との戦いは今回お休み。「第136.5話」という扱いで美琴とルームメイトになった潔斎雪紫さんとのファーストコンタクトが描かれました。言うなれば番外編だね、唐突に。
常盤台に入学して間もない日だろう、能力測定でまたレベル5が誕生したとして学園内の話題を独占したそうだ。それが美琴です。「また」ということから先に食蜂さんが認定されてたわけね。
そこで支倉派閥の幹部は潔斎雪紫さんを呼んだ。

美琴のルームメイトはプライトが高いらしく、格上の子が一緒なのは嫌だという。支倉派閥としては美琴を派閥に勧誘しなくとも監視下には置きたいということで、潔斎さんが跡目を継いで欲しいという(強制的な)お誘いです。
こうしてルームメイトになった潔斎さんは美琴の部屋に行ったのですが…

わぁ恥ずかしいったらありゃしない!
独り言で遊んでいるのがバレちまったよ。慌てた美琴は潔斎さんの脳に電流を流して記憶を消去しようとするも、下手したら廃人になりかねないのでやめました。潔斎さんとしても人の趣味嗜好をとやかく言わないということでこの騒動は納まります。
その後の潔斎さんは美琴と良好な関係を築けた様子。誕生日にゲコ太グッズをプレゼントしようと手を出したのが駄菓子のヨーグルト。ゲコ太のヘアピンが当たるのですが、全300種類の中の一つなので処理しきれません。

けれど唐突に見つかりました。いや、正確には同じくゲコ太好きの帆風潤子さんが「布教用」としてプレゼントしてくれたのです。三つも持っていたなんて、さぞ箱買いして集めたに違いない?
ともかくそれをプレゼントしようと部屋に戻ったら、送られて来た箱の中に同じものが。どうやら美琴はネットオークションとかで既に入手したようだ。

けれど潔斎さんからプレゼントされて美琴は喜びます。これを見て「思ったより強(したた)かな子」だと評価する。潔斎さんにとって美琴をまだ真の仲間として見てないのが残念です。

『月刊少年ガンガン』連載、「とある魔術の禁書目録」の164話
後方のアックアが倒された。ローマ教皇の前に現れたのは最後の「神の右席」である"右方のフィアンマ"です。教皇は語る。ヴェントやテッラやアックアの学園都市への攻撃はことごとく失敗に終わった。これ以上の手があるのかと。そしたらフィアンマはトンチンカンなことを言い出したよ!?
まずイギリスを討つ
は? 意図が読めない教皇。それで学園都市にダメージを与えられるのかと問いただしたら ちゃぶ台をひっくり返しやがんの。
学園都市なんてこっちには眼中にないんだよ
教皇はますます意味が分からない。「イギリスにはどうしても必要な「あれ」があるんだ」と、フィアンマは内に秘めた野望を語る。

それを聞いた教皇は信じられないという表情で睨みつける。こいつは危険だ── ヴェントもテッラもアックアも傲慢で冒涜的だったが「神の右席」という十字教の一集団だった。だがこのフィアンマだけは決定的に何かが違う! 十字教徒とは思えない思想に教皇は見過ごせないとして封印しようとする。ローマ教皇の術式なので非常に強力なものであったけれど、フィアンマは難なく封印を破壊した。

破壊したのは右肩から生えている巨大な腕。これがフィアンマの強大な術式である「聖なる右」。チート級の能力で、この腕を振るうだけでどんな敵だろうと勝つことが出来るというシロモノだ。ただし不安定な存在で完全ではない。完全にするのに必要なのがこの三つ。
・上条当麻の『幻想殺し』
・禁書目録(インデックス)の持つ10万3000千冊の知識
・本物の「天使」を降ろした素体であるサーシャ=クロイツェフ
「イギリスを討つ」と言ったのは恐らくインデックスを手に入れるためだろう。
ローマ教皇と縁を切るためにもフィアンマは「聖なる右」を振るった。それはローマ市街まで瓦礫にする強大な衝撃波であったが教会周辺の被害だけで収まった。教皇が身を挺して被害を最小限に留めたからだ。

死なないまでも重症の教皇を見下ろすのはヴェント。相変わらず態度はデカいが今回ばかりは教皇の肩を持つ。十字教徒の道を踏み外したフィアンマは敵であるとして対峙するようだ。
こうして物語はフィアンマ戦に突入。次回から新展開になります。

『月刊コミック電撃大王』連載、「とある科学の超電磁砲(レールガン)」の第136話
水鏡凪紗と派閥の取り巻き二人を強襲したのは支倉派閥のタカ派の女! それも能力ではなく物理攻撃。分銅鎖という今どき見ない武器なので驚いたヨ。前回、この女について一目置かれているような描写があったけれど、家がヤクザか武術の家系なのかしらん?

三人は逃げたところで水鏡が胸中を吐露。こんな私に気を遣わなくていい、もうイヤなの、永代姫君(マジェスティ)なんてなりたくもないと今まで言えなかったことを洗いざらい打ち明けた。そして一人で去って行きます。私が狙いなんだからこれで皆に迷惑はかからない、おとなしくやられて派閥を解散しようと心に決めて…

その一方で沙派閥の襲撃を受けた食蜂さんと帆風潤子さん。食蜂さんは鞄を取られて戻ってこないことに怒りが収まりません。その会話を聞いていると一連の派閥の事件に食蜂さんは無関係のようだ。ならば記憶の混乱が見られるのは別の能力者が関与してるということか!?
水鏡派閥の二人は後悔していた。能力を使いたくないと薄々感じてはいながら なおざりにしていたことを恥じ、罪滅ぼしとして分銅鎖の女に挑みます。が、実力差は目に見えていた。というか女子中学生にして分銅鎖を自在に操るなんて考えられねーよ! きっと本部以蔵が教えたに違いない?
それはそうと殺しかねない強烈な分銅の一撃が襲ってきたところでまさかの!

水鏡凪紗さんが言葉通りに「身体を張って」助けに来ました。脂肪を操れることから逆に増殖させての「肉のカーテン」を作ったわけですな。北斗の拳で例えるならハート様みたいなものだ。

ウチの子に手出しするならただじゃおかないわよ
と、さっきまでの弱い気持ちはどこへやら。私を慕ってくれた人に手を出すのは許さないってことでしょう。でも物理攻撃を相手にどうやって戦うつもりなんだろう!?

『月刊少年ガンガン』連載、「とある魔術の禁書目録」の163話
秋華賞はダメダメでしたねー! ソダシかまさか10着に沈もうとは誰が思ったことでしょう。ま、気持ちを早く切り替えて今度は11月13日のドーブネを応援したいと思います。
アックア戦を締めくくるプロローグな今回。アックアは騎士団長と別れを告げる過去の話を描くことで去って行く演出となりました。片や当麻は病院のベットで目を覚ました。看病していたのは五和です。絶対安静の中において抜け出したことをよく覚えておらず、美琴と話したことさえ「会ったような気もする」と定かでありません。それどころかアックアを倒した立役者だったことも記憶に無く「歴史的瞬間に立ち合っっちゃったんじゃないのか?」と まるで人ごとのように話してますよ。
その後、二人は顔が接近していいムードに? でもそこに来ちゃったんだよねー!

インデックスさん death!
どうやら先ほどまで看病していたのはインデックスだったらしく、五和に代わってから目を覚ましたことにお怒りの様子。とはいえさすがに怪我を心配してか、いつものカジカジはしませんでした。良かったね当麻。
インデックスが加わった三人でガヤガヤしてるのを尻目に、病室の扉を開けようか迷っている人物がいました。神裂です。

それを たしなめる土御門。明日はロンドンに帰るのだからカミやんに世話になったお礼を言わなきゃと勧めるも、神裂はイマイチ踏ん切りがつきません。当麻を喜ばせる堕天使メイド服を持ってきてないことを予想して、新たに用意してきたのは進化した「堕天使エロメイドセット」。無論 神裂は突き返すけれど今度は土御門が逆ギレ。
まさかここまで引っ張っておいてニッコリ笑って感謝してますで終わりとかじゃねーだろうなぁ!?
その哺乳類のアカシ すなわち おっぱいはー 何のためについているんですかって聞いてんだよオオオオ!!!
と熱く語る。さらに五和を持ち出して「あの子なら堕天使エロメイドぐらいやりかねん」「カミやんへの感謝の気持ちが強いから堕天使メイドくらいはフツーにやると思われる」とけし掛けた。

それに比べてねーちんは恥ずかしさばかりが先立っててカミやんに恩義を感じてるって言っても口先だけとしか思えん。
女の器のレベルで ねーちんは
五和に負けているんだにゃー
こう言われちゃ神裂だって黙ってられません。意を決して「例のものを」と土御門に要求。これが堕天使エロメイドセットであるのは語るまでもないですね。そして!

扉をガラッと開けて颯爽と入って来た神裂に一同は声を上げるしかありませんでした。床を叩いて笑い転げるのは土御門! まさか本当にやるとはと、笑わずにいられなかったんだろうなぁ…
神裂に幸あれ!
とある魔術の禁書目録 26巻 (デジタル版ガンガンコミックス)

『月刊コミック電撃大王』連載、「とある科学の超電磁砲(レールガン)」の第135話
食蜂さんは最近 脚が痛むらしく、さすっているところに現れたのは沙派閥のNo.2であるサリー。最初の騒動は食蜂さんの精神支配による情報操作だと考えており、取り調べたいので任意同行して欲しいとのこと。無論 応じるわけがないので実力行使となりました。植物の蔓(つる)を伸ばして拘束、というかリモコンが入っている鞄を取り上げたい模様。どうやらリモコンが無ければ能力が使えないと思っているようだ。リモコンは能力を安定して使う道具に過ぎず、無くても使えるみたいですね。

脚がズキンと痛んだところで食蜂さんの謎能力が発動!
蔓が一瞬で枯れてしまいました。本人自身が?なことから全くの無自覚らしい。これが身体の成長に関係するのかな?
ともかくラッキー!とばかりに鞄を拾おうとしたら運動オンチなドジっ子を演じちゃったよ。
鞄を拾おうとする→目測を誤り蹴り飛ばす→つまずいて顔から倒れ込む
まぁ恥ずかしいったらありゃしない。恥ずかしさを払拭するためにも あの人の助けが必要だ。
潤子さぁんッッ!!!

それは帆風潤子さん。体内の電気信号を操作して身体能力を向上させる「天衣装着(ランペイジドレス)」を使って瞬く間に全員倒してしまいました。派閥を作る前から食蜂さんに心酔してたのね。縦ロールになる前は髪を編んでいたわけか。
ちなみに食蜂さんの脚の痛みは いわゆる成長痛だった模様。
また今さらながら各派閥は髪の色で区別されています。
沙派閥が黒 支倉派閥が網トーン 水鏡派閥が白
主にモブキャラがそれで、主だったキャラはその区分ではないので念のため。
後半は水鏡派閥の長である水鏡凪紗について。
他派閥のことを言われても興味を示さない水鏡。なぜなら本当に興味が無いから。というか、自分の派閥にさえ嫌気を差してます。小学生時代に「油性操作」の能力をいいように使われたのを機に、中学デビューの際に防衛ラインを引いた。入学と同時に派閥を立ち上げて、私のために尽くしてくれた者だけに等価交換すると決めた。これで平穏無事な学園生活がおくれると思ったら…大きな誤りでした。

誤算その1
派閥に入る人は少ないと思っていたけれど常盤台の美容意識が想像以上で加入者が殺到してしまった
誤算その2
「水鏡凪紗を永代姫君に」という空気が形成されて支倉派閥を抜いてしまい、一時的とはいえ最大派閥になってしまった

私はただ静かに暮らしたいだけなのに
どうしてこんなことに…
と涙目。あれれ、クールな人物と思っていたけれど思ったよりカワイイ人みたい。派閥を解散するといったら逆ギレで痛い目に遭いかねないわけで、そこを食蜂さんと手を組む(ナイスバディにする代わりに派閥員を洗脳)という方法を採るかもしれませんよ?

『月刊少年ガンガン』連載、「とある魔術の禁書目録」の162話
少年ガンガン買うの忘れてたー!
先月号が休載だったのでつい…一週間以上遅れての禁書レビューです。先月までの内容は過去記事でご確認ください。
神裂は天草式に助けを求め、快く応じた一同。元教皇が共に戦いたいと願い出たのだから喜んで迎えるのは当然の成り行きだ。アックアはこれを「弱者に救いを求めた」と卑下するも、神裂はそうは思っていない。自分が強いという優越感・傲慢さが天草式から離れていった原因であり、彼らを信じて背中を預けることで互いの力を最大限に発揮できると自信を持って言い放つ!
神裂は更にアックアの強さに言及。同じ聖人でありながら異常に強いのはなぜか? それは「聖母崇拝」だと確信を突いた。聖人とは「神の子」であり、そこに「聖母の慈悲」も加わったことで二重聖人という特殊な存在になったから強いのだと。

だからこそ効くのは聖人崩し!
対聖人用の術式は一時的に行動不能にさせるだけだけれど、二重聖人であるアックアがこれを食らったら…相当なダメージとなるのは間違いないだろう。
そこで五和が思い出したのは先に繰り出した聖人崩しのこと。天草式からの攻撃は全て いなしていただけなのに、聖人崩しに限っては魔術的な手段で防御していた。それは絶対に食らってはいけないからこその行動だったと意味を知るのでした。
そこで不敵に笑うアックア。だからどうした? 食らわなければいいだけだと言わんばかりに宙に舞い、極大魔法を繰り出した。先手必勝、殺られる前に殺れということか。

ここに居る者全てを葬らんと放たれた極大魔法。
あれをもう一度受ければ ここにいる全員が消し飛んでしまう
神裂は残された全ての力を使って受け止める。が、その威力は凄まじく到底及ぶものではありませんでした。周囲全てが瓦礫と化し全員が吹っ飛んだと思われたが…そうなってません。何が起きた!? 消えて無くなってる!? 術式が 魔術が…
となったらアレしかありません!

当麻の幻想殺し(イマジンブレイカー)
によって極大魔法が消えていた!
一番おいしいところを持って行った当麻だけれど、病院を抜け出してきたこともあり そのまま意識を失い倒れてしまいます。でもこれで充分! 後は神裂たちがワイヤーを放ってアックアを けん制。その隙を突いて五和の聖人崩しが炸裂だ!

まるで吸血鬼の胸に杭を打ち込んだような描写だこと。今度こそ決着がついたのか!? 次回、アックア編クライマックスです。

『月刊コミック電撃大王』連載、「とある科学の超電磁砲(レールガン)」の第134話
水鏡派閥と支倉派閥との派閥争いが激化。上級生・下級生関係なく負傷者が出る状態で、今は支倉派閥の潔斎が上級生二人に襲われて大ピンチに! そこに現れた美琴です。
手を出したら水鏡派閥全体を敵に回すことになりますわよ
だから?
常盤台生の十九%を相手に無事ですむと…
それで?
上級生は脅しをかけるも美琴の歩みは止まらない。実際のところレベル5がどれぐらい強いのか上級生も把握していないため「二人掛かりなら何とかなる」と思って臨戦態勢へ。
何という無謀! 本気を出したら瞬時に黒コゲなんだけどな!
けれど一目を置かれるルリ先輩が仲裁に入ったことで大事に至らず丸く収まりました。派閥争いに無派閥の人間が介入してはいけない暗黙のルールがあるようで、教師でさえおいそれと首を突っ込めないんだそうだ。
あぁ、生徒会に教師以上の権力があるというトンデモ設定と似たようなものか。教師が口を出せないんじゃ荒れて当然だよなぁ。
美琴の行為は下手したら水鏡派閥のみならず、学校の全派閥を敵に回してたかもしれない危険な行為だったそうだ。でも美琴は事の重大性を少しも理解してません。なぜなら!

そんなの友達を見捨てる理由にならないから!
ルームメイトが襲われてるのを見て「ルールだから」と無視なんてできないってことですよ。単純にして至極 明快。実に美琴らしい考えだこと。
この後、ルリ先輩と潔斎は美琴について話します。

レベル5は強いけど無敵じゃない。一人ではどうにもできないことがある。そんな時に手を差し伸べられるかは能力じゃなくて意思の問題であると──
一年後、美琴がこの二人と疎遠になってしまうのは何かあったわけで、この言葉が活かせなかったのかもしれません。
つーかこの間、美琴は例の自販機を蹴ってジュースを大量にゲット。「買ってきた」んじゃなくて「とってきたー」と満足げに言うのは犯罪自慢の何物でもないわけで全く同情できないね!
その頃、静観している沙派閥に動きが。最初の事件にて双方の言い分が完全に食い違ってることから、とある結果に至りました。

とうとうと言うかようやくと言うか、食蜂さんの名前が遂に出ました。彼女の能力ならば可能であると。けれど沙は動機がないとしてこれを否定。が、この№2は実際に接触して見定めるつもりだ。
それは危ない! こちらとしてもレベル5の実力を侮ってるみたいだ。むやみに近づいたら精神を支配されちゃうよー。

また支倉派閥のこの娘はタカ派で、支倉からの「対立は避けろ」との言葉を無視して実力行使に出るみたい。ならばますます混乱するでしょうね!
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