
『月刊コミック電撃大王』連載、「とある科学の超電磁砲(レールガン)」の第130話
獄門開錠編のエピローグも今回で最後。美琴たちの番となりました。体内の塩分が暴走した佐天さんは一時期危うい状態になったものの、天使竜が消えたことで回復。目覚めた直後は吐いたり目が回ったりしたそうだけど今は何ともないらしい。
一方で怪我が一番ひどかったのは黒子。忍者の釣鐘と殺りあったのだからやむを得ないか。神経毒除去と、神経・血管の接合をカエル顔の医者がやってくれたそうで、数日後には動かせられるとは流石です。
美琴もそれなり怪我をしたらしく患者衣を着てますが、頭に包帯を巻いてる以外は無事な様子デス。
そこに現れた初春。「私がさらわれたせいで怪我を…ごめんなさい」と頭を下げる。

でもみんな全然全く気にしてません
むしろ勝利の決め手となったのは初春の活躍があってこそ! 佐天さんと美琴からも「ありがとう」と逆に言われます。黒子だけは礼も謝罪も必要ないと冷静を装うも、内心ではそうじゃなかったことが佐天さんからバラされされて ひと悶着。いやはや素直じゃないね。
とはいえ初春の気持ちは納まらず、胸の内を美琴に吐露。別人のように変化したアレはAIM拡散力場を分解して再構築したものだったそうだ。無我夢中だったのでもう一度やれと言われても できる気がしないとのこと。これというのも佐天さんを傷付けた嬉美のことが許せなかったから。

少なからず殺意があったわけで、このことに「もう少しで風紀委員(ジャッジメント)失格でした」と反省。そんな初春を美琴は「今日は無事に済んだんだし笑って終わりにしましょ」と笑って許すのでした。

で、この二人は「黒子」「涙子」と名前で呼び捨てる関係になろうとしてます。はい これは14巻102話112ページで、「なんでわたくしだけいつまでも「さん」づけですの!?」と佐天さんを責めているのがきっかけ。これを機により親密な仲になろうとするけれど、やはりまだ恥ずかしいようですね。
「皆様 ご無事ですの!?」とイキナリ割って入って来たのは婚后さん・泡浮さん・湾内さん。そりゃ四人とも病院送りなのだから驚くよ。一言連絡いただければ力になれたのにと言うものの、なし崩し的にバトルに突入したのだから連絡する暇などなかったと美琴は釈明。そんな美琴の態度に、黒子は珍しく婚后さんに声を掛けた。お姉様は人に頼らず独りよがりになりがち。だから周囲に頼るようガツンと言って欲しいと。

「問題行動を率直に諫められてこそ真の友人」と言われちゃ やる気スイッチが入るよね。てなわけで婚后さんからのお説教を聞きながら獄門開錠編が終了です。来月はお休みして新章は二か月後からスタートですよー。

『月刊少年ガンガン』連載、「とある魔術の禁書目録」の155話
はっきり言います。今回あまり面白くないです。当麻が全く出てこないし。なので短めになります。
ローマ正教教皇とケータイで話しているのはアックア。内容からすると「神の右席」の方針としては"上条当麻は消す"ことになってたものの、アックア独自の判断で「右腕だけを奪う」ことにした模様。自らの意志をもって神の敵になったわけでないので、殺してしまうこともないという理由からです。さすが「左方のテッラ」が一般人を犠牲にしたと知るや、何の躊躇もなく胴体を真っ二つにしただけのことありますわ。
ただし「殺すべき時が来たら殺す」と、博愛主義者でないことも主張。よーするに自分の さじ加減てことだね。
その頃、ロンドン王立芸術院の講師をしているシェリーにオルソラから連絡が。

過去の魔術事件簿を調べていたところ、アックアに関すると思われる記述がいくつか見受けられたので意見を伺いたいと。芸術家であり暗号解読のスペシャリストでもあるシェリーは、画面に映った紋章を見て何やら気が付いたようだ。
一方、建宮の天草式は来るべきアックアとの再戦に向けて準備を整えていた。武器の強度・威力の修繕・補強、衣服に魔術的補助の追加、周辺地形の再チェックなどもろもろ。中でも五和は「三時間ほど待ってください」と、使う槍を黙々と研いでます。

その姿たるやまるで暗黒儀式のよう。これというのもアックアへの恨み&当麻の役に立てなかった思いが、周囲の空気を張り詰めたものにしてました。あまりの異質ぶりに建宮すらビビってるよ!

そこに掛かってきたオルソラからの電話。アックアの経歴が判明したとのこと。これによって打倒する目算がついたのだろうか!?

『月刊コミック電撃大王』連載、「とある科学の超電磁砲(レールガン)」の第129話
前回から引き続き獄門開錠編のエピローグ。先ずは久しぶりに登場の第二少年院の院長・橋国(きょうごく)から。脱獄トライアルで設備を色々と壊されたばかりか、賞金10億円も支出。更に嬉美と美琴との戦いによる出費も加算されてお金に困ってる橋国院長。そこに渡りに船と、どこぞの企業が融資してくれる話が持ち上がります。
ただし条件は「嬉美の身柄を引き渡す」こと。また今後こちらに入所してくる高レベル能力者も提供してくれるのなら、融資額を10倍にしてもいいと言ってきた。こんな虫のいい話に所長は思う。
これが青星君の言っていた──
それは逮捕後の青星との接見でのこと。なぜこのような事態を引き起こしたのか語ってくれました。大雑把に説明すると
・嬉美の能力が狙われていると知り、出自を偽って入所させて匿った
・けれどいつかバレるし、第一少年院では人身売買があった。だから第二少年院の創設と、脱獄トライアルを利用した嬉美の安全を確保する計画に乗った(ただし嬉美自身は学園都市の情報を世界にバラまこうと勝手に計画変更)
・嬉美たちを捨て置いていたことに罪悪感があった

そして青星自身も雷斧も釣鐘も嬉美も、本当は自分を罰してくれる相手を求めていただけかもしれないというところで青星との回想は終了。話の中で出た第一少年院での人身売買。そうか、それはコイツがやっていたのか…
差し出された契約書を破り捨てる院長。激昂したコイツは「どいつもこいつも学園都市の鼻つまみ者だろうがッ!!」「そんなヤツらどうなろうと…」と叫んだものだから今度は院長が激昂!

やかましいッ!!!! ここは私刑の場ではない! 更生施設だ!!
我々だけは彼ら彼女らの未来を信じて!!
最後まで見限ってはならんのだっ!!!
ほほう、自分のロボットを作るなど公私混同はあったものの仕事への信念は本物だったみたい。
橋国院長、あんたイかしてるぜ!
格好良くキめたはいいけれど、お茶を吹き出す事案が発生。222号室の釣鐘が脱走したというのだ。

甲賀を裏切った釣鐘。近江に殺されることを望んでるけど、近江は釣鐘の処分は学園都市に任せるとして手を引いた。そうとは知らない釣鐘は「私が半人前だから襲って来ない」と思い込み、伊賀に弟子入りして強くなろうというわけだ。
その伊賀忍者とは郭(くるわ)。とある魔術の禁書目録SS 2巻に初登場した子です。一方的な弟子入り志願に嫌な顔はしないものの、脱獄の手引きをした共犯者と勘違いされて追われる身になっちゃいました。

もらい事故な格好で逃げる郭と、弟子入りした気分の釣鐘。いやはやどーなっちゃうのかな?
エピローグが続くのはいいけれど佐天さんが倒れたままなのが気になるところ。次回こそ佐天さんの回復具合を報告すると共に、獄門開錠編のラストを飾ってよ!

『月刊少年ガンガン』連載、「とある魔術の禁書目録」の154話
後方のアックアの襲撃によって重傷を負った当麻。生き長らえたのは右腕を差し出す心の準備をもらえたのであって、明日にはまた襲ってくるだろう。
病院に駆けつけている天草式の面々。全員がアックアに倒されて何らかの負傷をしており、それは教皇代理の建宮とて例外ではありません。力及ばなかったことに「くそったれが」と つぶやきます。全員が意気消沈する中で最も落ち込んでいるのは五和です。

私はあの人を見殺しにした。そんな人間が何でのうのうと生きているのか!? あのベッドで眠っているのは私の方だったのにと、苦悶の表情で自分を力の無さを責めるのでした。
いくら落ち込もうが明日にはアックアは当麻の右腕を斬り落としに来るだろう。こんなことしてる場合じゃないと建宮は五和を奮い立たせる!

こんな女を助けるためにあいつは命を張ったのか
だとしたらそいつは犬死にってヤツなのよな
建宮は言い続ける。今度は皆に言い聞かせるように!
今ここで戦えるのは俺達だけだ!!
j麻酔で眠らされてるあいつは一体誰に守ってもらうのよ!!
落ち込んでいた皆の瞳に活気が戻っていく。このままやられっぱなしのままでいいわけがない! それは五和も同じでした。今度こそあの人を守ってみせる!

今ここに天草式の心は一つとなった。少年の命を守り抜くために何でもするつもりだ。そう、天草式だけの切り札である『聖人崩し』を使用するのはここしかない!

『月刊コミック電撃大王』連載、「とある科学の超電磁砲(レールガン)」の第128話
先月はお休みだったので二ヵ月ぶり。美琴 対 嬉美は冒頭であっさり幕切れでした。白骨と化した天使竜はレールガンにより破壊され、接近した美琴は返す刀で電光パンチを一閃!
♪ 噂に聞こえたすごいヤツ キック アタック 電光パンチ
と唄ったところでこれがキャシャーンの主題歌だなんて知らないよねー。私は本放送で観てたけどな!
こうして勝利した美琴。嬉美は自暴自棄で「殺せよ」とするけれど、美琴は「強くなってって言ってんの」と言い聞かせる。

美琴がこうするのは今の嬉美は昔の自分と同じだからだ。一方通行に手も足も出ず自暴自棄で戦いに挑もうとしたところを、当麻は代わりに戦ってくれた。私がもっと強ければ当麻が傷付けられることはなかったのに…
だからこう言わずにいられない。
守られるしかないヒロインの立場は
ヒーローの百倍つらい
だから強くならなきゃいけないの
ここからは嬉美たちのその後。嬉美は再び収監されて一人で居たところに現れたのは死んだ仄火。なぜか同じ歳ぐらいに成長してます。

トビラ絵でも二人はスケバンしてることから、施設に居た時はよく喧嘩したものの一番気を許していたということなんだろうね。嬉美は今になって打ち明ける。
助けてくれてありがとう

釣鐘が思い出してるのは仄火の死に際。何らかを口走り、それを読唇術で聞いてしまう。それが何だったのかわからないけれど、甲賀を裏切る要素の一因になったのは間違いなさそうだ。そして最後は雷斧。

これは今日、同時発売したコミックス16巻の118話の一部分。この調査員は雷斧によって骨折させられた勝勝戦隊のポン吉くんの山城昭府です。キックしてるのは仄火。この蹴りで雷斧は助けられたことから、涙したのは古の記憶によるものなのだろう。
ともかく三人とも仄火を思い出してることから、彼女たちにとって仄火は忘れ難い存在だったわけね。
まだ青星のエピソードがないけれど、それは佐天さんの回復も含めて次回でしょう。たぶん。
とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(16) (電撃コミックス)

『月刊少年ガンガン』連載、「とある魔術の禁書目録」の153話
学園のセキュリティーを掻い潜り、後方のアックアが当麻たちの前に現れた! 五和は「天草式の本隊は(何をしてる)?」と不思議そうにしたら、投げつけたのは建宮の首飾り。もう先に片付けたらしい。つまり今、当麻を護れるのは五和しか居ないということだ。
ローマ正教の刺客であるアックア。もちろん狙うのは当麻の首かと思ったらちょっと違いました。

全ての元凶は特異体質である右腕。ならば命は奪わなくとも、右腕さえ差し出せば命だけは助けてやろうと言ってきた。あぁこの人は敵だけれど情けはあるんだなと思ったね。
でもはいそうですかと差し出すわけにもいきません! そこでバトルに突入なんだけど、唯一の護り人となった五和に容赦ない攻撃をするんですよ!

痛そう~
5mはある金属棍棒を容易く振り回し、直撃してる五和が死なないのが不思議なほどだ(あるいは手加減してる?)。
ケタが…違い過ぎる
こいつは本当に人間なのか
当麻がこう思うのも無理ないだろ。そして今度は当麻の番だと棍棒が振り下ろされ──
五和の意識が戻ったとき、当麻は既に倒れてました。しかも頭部からの出血がひどい有り様。急いで手当しようと回復魔術を使っても、幻想殺し(イマジンブレイカー)の能力で治療できません。
もう良いかとアックアが迫る!

こんなに酷い五和なんて見たくねーよ!
私しかいないんだ! 必死に当麻の盾となります。その気持ちに応えるように「回復魔術のおかげでちょっと元気が出た」と当麻が立ち上がります。元気が出ただなんてもちろん嘘でしょう。幻想殺しは健在ですから。でもたった一人でアックアに立ち向かう姿を見たら、こうするしかなかったんだね。

その果てに当麻は巨大棍棒の餌食となってしまいます。このまま殺すことも右腕を斬り落とすことも出来たのに「一日待つ」と、あくまで自主的に腕を差し出す猶予を与えるとはナイスガイとしか思えないんだけど!
ともかく成す術なく敗れた二人。生き残るには言われるがままにしなければいけないのだろうか!?

『月刊少年ガンガン』連載、「とある魔術の禁書目録」の152話
アスファルト タイヤを切りつけながら第二二学区の暗闇を走り抜ける五和のサイドカー。チープなスリルに身を任せても後方のアックアの襲撃に怯えざるを得ないけれど。
当麻たちはインデックスが風呂を壊してしまったために二二学区にあるスーパー銭湯に向かってる最中なんです。当麻は「安全運転で頼みますよ」と五和の腰に手を掛けたら、恥ずかしさで余計にスピード出しちゃうのは仕方ないかー。
目的地の「スパリゾート安泰泉」に着いたら平日なのに客が多くてビックリ。学園都市ガイドにも載ってる人気スポットだそうだ。ならば知ってるヤツと会う可能性もあるわけで、インデックス&五和と一緒に居るのがバレたら何を言われるかわかったもんじゃない。当麻はそそくさと男風呂に直行です。だから気が付きませんでした、美琴がここに来ていることを!
その美琴、キャンペーンで来店スタンプ10個貯めれば「湯上りゲコ太ストラップ」がもらえるとあって来てました。黒子と一緒ならばスタンプ倍だから早く10個貯められるものの、あの黒子だぞ!? 美琴の裸を見ようものなら欲情してハァハァ騒ぎかねない、いや絶対するに決まってると連れて来てません。

いざ浴室に入ってみたらインデックスが居るじゃないですか! 「なんでこんな所にいるのよっ!?」と大声を上げたら「しーっ お風呂では静かに!」「お湯にタオルは入れない!」と たしなめられてしまいます。そりゃそうだね、これは美琴が悪いわ。
でも美琴は五和に対しても声を上げた。先ほど当麻がサッカーボールを頭部に食らって抱きつかれていた女性だったからだ(前話参照のこと)。

五和の胸囲に驚異し、「チッ」と舌打ちしちゃいました。さすがのレベル5も圧倒的格差の前には太刀打ちできなかったようだ。
それはそうと この子たちはあいつの記憶喪失には気付いてるのだろうかと美琴は思案。そもそも私はまるっきり部外者であって、あの子たちみたいに親しい間ではない。けれど気になる相手だから…と、答えの出ない堂々巡りに思いつめていたら湯の中に沈んでしまう。気を張り詰めすぎた結果、のぼせてしまったようだ。
その後、誰かが担架で運ばれていく姿を見た当麻は「湯あたりでぶっ倒れたかな」と遠い目で見つめるのでありましたー。
風呂から出た五和は当麻と合流。インデックスは試食コーナーを回ってるから二人きりで束の間のデート?を楽しみます。後方のアックアはなかなか来ない。学園のセキュリティーにはまだ反応がないようだけど、そもそも反応するのかも怪しいところだ。

「女教皇様もいてくだされば百人力」と神裂の話題になったところで、前々から訊こうと思っていたことを当麻はぶちまけた。
神裂の服装って変じゃね?
天草式は街に溶け込むのが得意なのに、あの格好では逆に見てくれって言ってるようなものだと当麻は語る。確かにそうだよね。更にグラマラスな美女だから あなただけ見つめてる、出会った日から今でもずっとですよ。けれど五和いわく、あれは術式を組むにあたって左右非対称のバランスが有効だからだそうだ。だったら女性の魔術師たちはどんどん露出を強調する方向になって欲しいと願うばかりだ。
この様子を遠方から監視している天草式教皇代理の建宮。ただ覗いてるのではなく、こちらもまたアックアの襲撃に備えてくれてます。そもそも当麻一人のために学園都市・イギリス清教・ローマ正教の三方が策略を巡らせてることが妙。

当麻には大組織を動かすだけの価値があるのかと、改めて上条当麻は何者なのかと建宮は考える。ふと気が付けば周囲に誰も居なくなっていた。人払いの術式? ついに来たか!? そう、後方のアックアがついに来たのだ!
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