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『月刊コンプエース』連載、「艦隊これくしょん -艦これ- 水雷戦隊クロニクル」の最終回
連載期間約3年にてとうとう最終回を迎えました。細かなメカ描写においては屈指の作品だっただけに残念です。
キス島に残っている守備隊を救出すべく出動した第六駆逐隊(暁・響・電・雷)・天津風・夕立たち。けれど戦艦ル級 eliteを旗艦とする敵艦隊と遭遇。無線を失い本部と連絡の取れないまま戦闘は続いていた──

ル級に向け魚雷を発射する暁。しかし駆逐艦ハ級に阻まれた。ハ級はそのまま夕立に襲い掛かり、何とか回避。回避したはいいけれど、それによりル級の接近を許してしまいます。いや、接近するためハ級をそのように命令したというのが正解か。

狂気の表情で砲塔を向けたのが上の画像。「…まずい これ避けられないっぽい」と直撃=轟沈を覚悟した夕立…ですが、そこに雷(いかずち)が割って入る! 装甲を巧みに使って砲弾の軌道を逸らすという神がかり的なことをやってのけます。無論 衝撃で大きく弾き飛ばされますが、そこは夕立がしっかりキャッチ。返し刀で魚雷を見舞って見事に命中! ピンチの後にチャンスありとは正にコレですね。
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魚雷が4発ほど命中したのに関わらず耐えたのはさすが戦艦。でも少なからずダメージを負っているわけで、天津風や響は追い打ちを掛けるべく戦闘を続行。結果、ル級は沈黙。他の艦船も去っていき撃退に成功します。
ル級の轟沈を確認すべく接近したのは電(いなづま)。血を吐き今にも光となって消えそうなル級の手を取り、有名なあのセリフが登場ですよ。
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できれば深海棲艦(あなた)も助けたいのです
その言葉を聞いて安心したかはわからないけれど、ル級の手は力が抜けて光と化していった… 勝利したとはいえ電の心は決して晴れてはいないでしょうね。

一難去って また一難。今度は戦艦はいないものの合計6隻もの敵艦隊と遭遇。これはキス島を包囲していた艦隊のようだ。そこへ砲撃が! 不意打ちを食らって慌てる暁たちですが、その攻撃は敵艦隊に当たっている。まさかキス島の守備隊からの攻撃だったのか!?
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それは大井と北上だった!
工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工 キス島に残ってたのはこの二人だったの!? わたしゃてっきり深海棲艦に関して重要な知識や情報を持ってる博士といった人物かと思ってましたよ。つーか、この二人だったら愛の力で困難を乗り越えられると思うわけで。

大井と北上の力を借りて敵艦隊を破り、一同は帰還して幕となるわけですが──味気ない終わり方としか思えません。とにかく何で大井と北上なんだよと。大演習をしてまで助ける価値があったのかとさえ思ってしまいますよ。秋に出るコミックスでは、二人は重要な情報を持っていたとかにして、読者が納得できるようにしてもらいたいです。
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『月刊コンプエース』連載、「艦隊これくしょん -艦これ- 水雷戦隊クロニクル」の第29話
天龍と涙の別れをした第六駆逐隊。けれど泣くのはこれで卒業だ。そうでないと天龍が安心できないから!! キス島撤退作戦に参加する暁・響・電・雷・天津風・夕立たちに、出撃前の最後の特訓が始まります。

上の画像は阿賀野・能代による動体視力の訓練。光ったところを素早く押すというやつです。報告書を観る限り電(いなづま)が一番危なっかしいと思ってたら、想像以上に早くてビックリという場面。しかも高難易度で! これというのもお世話になった天龍さんへ恩返しをしたい気持ちの表れでしょう。
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こちらは加賀から飛び立った艦載機からの攻撃に対処する訓練。空からの攻撃は慣れてないためか直撃を食らっちゃってます。また金剛姉妹による砲撃からの回避訓練など、様々な特訓をこなして一週間。いざキス島へ!

そしたら出撃三時間後に早くも会敵。そう易々と進ませてもらえません。
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急な嵐の中、戦艦ル級(しかもelite)を旗艦とする深海棲艦の攻撃を受けて少しながら損害が出始める。嵐ゆえに魚雷を撃っても真っすぐ進行しないので当たらない。このまま逃げ続けるべきなのか旗艦・暁は判断に苦慮していた。
実際のキスカ島救出作戦は終始 霧の中を進んだことにより会敵しないまま成功しました。漫画がそれをやると何の面白みもないので こうなったんだろうな。
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判断に困っている暁に「攻勢にでるのです」と進言したのは電。これに賛成する天津風たち。進退きわまった現状を打破するには攻撃するしかありません。何より何もしないままやられるのはダメだと天龍さんから教えられたから!
こう言われては返す言葉はYESしかありません。旗艦・戦艦ル級に目掛けて砲雷撃戦に打って出る艦娘たち!
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         フフフ 怖いか
これは天龍の口癖じゃないかー! 怖くないと言えばウソになる。でも涙を捨てた私たちならば困難を克服できるハズ。そうでなけりゃ天龍さんに笑われる! キス島を前にしたこの戦い、最終回となる次号で見届けよう。
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『月刊コンプエース』連載、「艦隊これくしょん -艦これ- 水雷戦隊クロニクル」の第28話
大演習は呉鎮守府の第六駆逐隊が特別艦隊を撃破して幕を閉じました。翌朝 大淀から聞かされたのは、今回の演習はキス島撤退作戦に参加するメンバー選抜にあったということ。そして第六駆逐隊と夕立・天津風の計6人(隻)が選ばれたという。危険な任務ではあるものの、選ばれたのは大変な名誉であり自慢してもいい。ならば真っ先に伝えたいのは特訓してくれた天龍なのだけど…もうここには居ないと知らされる──

大淀いわく、天龍と龍田は大演習の初日に佐世保鎮守府への転属を命じられて同日の夜9時に発ったそうだ。つまり4日も前のこと。ショックと苛立ちで部屋を飛び出した暁です。なぜ言わなかったのかは余計な心配をかけて演習への集中心を削ぎたくなかったようです。
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普段はレディのたしなみを気にしているけど、今回ばかりは気にせず思い切り泣き叫ぶ暁。このポジションといったら電(いなづま)だろうけれど、二人分ぐらい泣いてるかもしれないね。むしろここは泣いていい場面ですよ。
部屋では大淀の話が続いていた。そもそも天龍と龍田がここ、呉鎮守府に来たのは「勇猛なる駆逐隊を育てよ」との軍令部の指令があったからだそうだ。二人は期待に応えて第六駆逐隊を大演習に送り込む。軍は命令を完遂したとみなし、新たなる駆逐艦の育成のために今度は佐世保へと転属させたそうです。
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それから一週間後。電は泣かずに気丈に振る舞っていた。他の六駆の子はまだ気落ちしているそうだけれど、だからこそ自分がしっかりせねばと気を張っているのだろう。
そこへ思いがけず懐かしい声を聞かされます。
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    天龍 キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
暁はここぞとばかり抱き着いて泣き出します。響も雷も電も気持ちは同じことだろう。でもなぜここに? どうやら遠征の帰りに無断で立ち寄ったみたい。一緒に居るのは現在 佐世保で鍛えている駆逐艦だそうで、見たところ野分・照月・高波・朝霜だと思います(違ったらゴメン)。
今さらながら大演習で勝ったことを褒める天龍。とはいえそれはシンプルに「よくやった」だけ。でもこれで充分でした。再会も早々に終えて帰っていく天龍たち。
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顔を拝見できたことで募っていた思いの丈(たけ)が破裂したのだろう、今度ばかりは我慢することなく泣き出す電。天龍の前で泣き出さなかったのは成長の証とすべきでしょう。感動できる今回のお話しでした。
そして次号はクライマックスーー!? えぇぇーキス島やらないの? それとも第一部完という格好? すごく気になるわーー!
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『月刊コンプエース』連載、「艦隊これくしょん -艦これ- 水雷戦隊クロニクル」の第27話
一日目は佐世保艦隊(時雨・白露・五月雨・涼風)、二日目は第十六駆逐隊(初風・雪風・天津風・時津風)、三日目は第十八駆逐隊(霰・霞・陽炎・不知火)、そして四日目の第六駆逐隊(暁・響・電・雷)。
金剛型戦艦4隻(金剛・比叡・榛名・霧島)と夕立・綾波ら六隻によって編成された特別艦隊との大演習は、特別艦隊の勝利は間違いないとされてました。事実、三日目までは勝利してましたし。けれど最後の四日目になって第六駆逐隊が勝利という番狂わせで幕を閉じました。薄氷の差とはいえ旗艦・霧島を倒したのであり、皆は集まって喜び合います。
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その後は親睦会も兼ねてなのか、演習に参加した駆逐艦たちのお風呂タイムへ(入渠とも言う)。風呂でありながらバスタオルを着用しているのは撮影用のためなのであしからずってか? 上の四人はほとんど出番無く3ページで終わってしまった佐世保艦隊の皆さんです(ただし白露は別コマに出演。左から二人目は電です)。
下の画像は第十八駆逐隊の皆さん。仲良く背中を洗ってらっしゃいますね。霞はちょっと口うるさいけど。

各々がお風呂でリラックスしている中、今回の作戦を立てた響に話を訊こうと霞と天津風が近寄って来た。照明弾を逆手に取った雷撃、二種類の魚雷を使った偏差撃ちなど、よく失敗しなかったものだと感心。ぶっつけ本番でやるなどありえないと、駆逐艦隊で最高練度を誇る霞からは信じられないといった様子が窺えます。
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これに響は、最後だったので皆の演習を参考に出来たとさりげなくフォロー。だから立てられた作戦だった、霧島さんの優しさにも助けられたし、1000分の1の勝利を偶然引き当てられたものだと答えるのでした。前回、霧島に砲塔をつきつけられて降伏を迫られたことがありました。そうはせずに問答無用で撃っていたら響は確実に負けていたことから、偶然に勝てたというのは偽らざる気持ちでしょうね。
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翌朝、緊急呼集をされた第六駆逐隊。行ってみれば夕立と天津風も居るよ? 大淀から聞かされたのはキス島撤退作戦の任務でした。あぁやっぱり、というか誰もが思っていた通りに今回の大演習の目的はそのメンバー決めだったのね。火力に優れた夕立と、回避に一日の長をみせた天津風も含めた計6隻が第一次艦隊に。第十八駆逐隊は第二次艦隊として備えるんだそうだ。
そういや昨夜から天龍の姿が見えないのだけどどうしたのかな?
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それは青天の霹靂でした。天龍と龍田はもうここにいないと聞かされて声を失う4人(隻)。突然すぎる別れに何を思う…
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『月刊コンプエース』連載、「艦隊これくしょん -艦これ- 水雷戦隊クロニクル」の第26話
模擬戦もいよいよクライマックスへ! 雷は夕立と相撃ちで大破。電は暁を庇って離脱。残るは響と暁のみという状況において、いま足の止まった響に霧島の砲塔が向けられる。
 これで終わりです 撤退信号を撃ちなさい
ほぼゼロ距離砲撃なので外すわけがない。それにこの距離なら模擬弾といえどタダでは済まないだろう。この間に遠くで大きな爆発が起きた。場所からして金剛・比叡らが暁を仕留めたに違いない。残りはあなた一人、さぁ終わりにしましょうと。
けれど響の目の輝きは失われていなかった。まだ希望は残されているかのように。その響の判断は間違っていませんでした。なぜなら…
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   あの爆発は暁ではなく金剛のものでした!
その海域の闇から現れたのは──大破したと思われていた電。破壊したハズの魚雷発射管が一基だけなぜか健在しており、それで金剛を撃ったのです。でも魚雷発射管がなぜ?? からくりはこうです。
そもそも電は大破してませんでした。艤装の全てを破壊したので「戦闘能力ゼロ」と判断。大破と同じ扱いをされて放置されたのです。この間に電は大破した雷のところに行って健在な魚雷発射管をもらい受け、金剛 目掛けて魚雷を発車したというわけ。第六駆逐隊は全てが同型艦なので艤装の交換が容易だったことも幸いしたようです。

まだ勝負は終わってない、まだ希望(暁)が残っているとして響は ほぼゼロ距離から魚雷を発射!
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まさか相撃ち覚悟!? 避け切れるわけもなく霧島は被弾を覚悟する…も爆発しないよ? まさか不発弾? 決死の一撃が不発とは運のないこと、と溜飲を下げます。が、これは響の計算通り。そもそも魚雷は一定距離が空かないと安全装置が働いて爆発しないようにできてます。これは「レッドオクトーバーを追え」「沈黙の艦隊」等でもやってましたね。響の目的は霧島をこの場所にとどめておくことでした。なぜなら暁の魚雷が近づいてくるからです。
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そして爆発! 霧島を直撃・大破に追い込んだのは間違いないようです。
第六駆逐隊は2隻、特別艦隊は3隻健在ではあるものの、巻末の作者コメントで「来月はみんなでお風呂回」とあることからこれで決着したと思われますよ。
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『月刊コンプエース』連載、「艦隊これくしょん -艦これ- 水雷戦隊クロニクル」の第25話
第六駆逐隊と特別艦隊との演習は一進一退の状況に。響は霧島と1対1の戦いを挑んでおり、雷(いかずち)は挟撃をさせまいと夕立&綾波の前に立ち塞がる。そして旗艦・暁と電(いなづま)は金剛・比叡・榛名と戦っていた。

3隻からなる猛烈な砲撃を避け続けている暁と電。見えにくい雷撃以降も何度か雷撃を行い、残数も残り僅か。爆音で耳は痛いし、緊張と恐怖で身体中が悲鳴を上げている。けれど それでも前へ! 出撃前に天龍の告げた言葉が呪文のように暁の精神を支えているからだ。
 立ち止まるな 立ち止まれば 狙い撃たれる
 お前達は強い 走り続けろ 必ず勝てる

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けれど暁に直撃弾が当たってしまう──寸前に電が身代わりとなってくれました。旗艦たる暁の大破は、まだ戦っている響や雷の精神を折りかねないという配慮からでしょう。残りは旗艦のみと砲撃を再開する金剛たち。が、電は大破してなかったようです。「…まだ勝負は終わってない」と立ち上がります。大破してしまったと勘違いしている金剛たちにとって、電の存在は切り札となるかもしれませんよ。
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こちらは夕立と至近距離で戦っている雷(いかずち)。綾波が援護の砲撃をしたくとも、こうも接近していてはとても撃てる状況ではありません。連装砲を損傷してる夕立は決め手に欠けており このままではやられてしまうということで、無理を承知で砲撃を依頼。綾波はなんとか避けてと願いつつ砲撃します。

迫る砲弾。距離を取らなければと行ったのが!
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      まさかの蹴りでした!
へーこういうアクロバットなことも出来るのですね。「共倒れするつもりは無いっぽい」と言った後に雷の居た場所へ砲弾が着弾。勢いよく水柱が上がります。やったの!? 姿勢を崩しつつ その場所を見れば3つの雷跡が接近して来るではないか! 間違いなく避けられない直撃コースです。雷は着弾される寸前に撃ったのですね。そして爆発! こちらは相打ちという格好になった…のかな。 つづく
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『月刊コミックアライブ』連載、「艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で」の第18話
不定期連載がすっかり定着した当漫画。5カ月ぶりの掲載です。「学園黙示録」同様に原作者が書かない(書けない?)と思われ、文句の一つや二つ言いたくなりますよ。ホント。

伊勢を旗艦とする強行輸送作戦が発動。同行するのは日向・大淀・霞・朝霜・初霜です。その前に鎮守府沖ですれ違ったのは鹿島・村雨・白雪。記念式典に参加した親善艦隊だそうで、彼女たちを見て伊勢は思う。
  平和の海はいいなって
鹿島はそもそも練習巡洋艦。平和ならばその役目は必要ないわけで、むしろ親善大使として活躍すべきでしょうね。

強行作戦である以上は会敵する可能性は高い。索敵するに越したことはないので大淀からは紫雲が発進。艦隊も輪形陣を取って警戒します。伊勢がそうだったと思い出して見せたのはカ号観測機。
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借り物だけど なんか馴染む感じがするということでカ号も索敵に向かわせる。ちなみにカ号はオートジャイロであってヘリコプターではありません。その違いは個々で調べてもらうとしてホバリングは出来ない構造です。
そしたらいきなりヒット! 敵潜の艦隊を発見して1隻の撃破に成功します。
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予定の航路は待ち伏せしてる危険があるということで、敵潜の行動が制約される沿岸沿いを行くことにしました。果たしてその成果はいかほどに?

伊勢がオートジャイロを使ってることから、現代の自衛艦・いせの役割とリンクしますね。もうネタばれ同然で来月号の終わり方が見えてしまった気がします。