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『週刊漫画ゴラク』連載、「真!!男塾」の第21話
コミックス2巻が今月28日に発売と、上のトビラ絵に表紙が載ってますが前回のカラーのトビラ絵そのまんまじゃん! 1巻の表紙といい、もう描き下ろしで描く気が無いのかなぁ。

「これが三億円の正体です」と鳩野がトランクを開けて見せたのは、閃光を放つ禍々(まがまが)しい黒い石だった。これは凄まじい超電磁浪を放つ「サン・オーケン」という特殊な魔石とのこと。超電磁波を長く浴びるのは危険だとして、トランクを閉めてから鳩野は語り出す…

この昭和43年当時はベトナム戦争の真っ最中。米軍はこの石を使っての新兵器を完成させて戦争に投入するつもりだ。けれど完全に解析できる能力が米国には無い。そこで日本には電子レンジで名を馳せた電磁波研究の第一人者が居ることから、日本に届けられたという。その第一人者とは鳩野の父親。新兵器を造られたら犠牲になるのは弱い者たちばかり。それが許せないことから、運ばれる前に強奪を依頼したというわけだ。
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それ程のモノを奪われたら必ず取り返しに来るのは間違いない。でもこの石はどんなに爆破や衝撃を与えても破壊不可能。ならば深海に投じたとしても、超電磁波を発するが故に場所がわかってしまうだろう。そこで不可能を可能にする江田島の力を借りたくて接触したというわけ。この石をこの世から消滅して下さいと土下座する鳩野。この気持ちを汲んだ江田島は承諾し、万丈丸もまた平和のためなら右翼も左翼も関係ないと 行動を共にすることに──

そして鳩野の砦という安田講堂へ移動。学生たちが実際にここを占拠したのは三億円事件から一ヶ月ちょっと後のことだけれど、まぁ同じ時期ということでパス。江田島は刀を目いっぱい振り下ろすも折れてしまい、改めて固さを実感。魔石のエネルギーがこれ程とは…ならば! 石を前にして目を閉じて座り続けます。
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もう何度もやっているけれど「氣を練っている」わけですね。しかも今回は一昼夜以上とは、過去最高の練度です。そのためか口から鼻から耳からも血が溢れ出し、髪も白くなってきました。
そんな折、夜中に機動隊が突入してきましたよ!? でも何かおかしい。弁髪の者が居るし、ヌンチャクも使ってる者も居る。よく見ればその一人は、三億円(実際は魔石)を護衛していた中国拳法の陳 王烈だった。そう、石を取り返すべく機動隊に扮して突入してきたのだ。
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一方、「氣は熟せり!!」と江田島のエネルギーチャージは完了。けれど髪が全て抜けてしまいました。塾長のスキンヘッドは年齢によるものではなく、氣を練った果ての代償だったわけですね。そして刀や弾丸さえも跳ね返す、超硬度の頭を使っての頭突きを振り下ろす! この渾身の一撃はいったい!?
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『週刊漫画ゴラク』連載、「真!!男塾」の第20話
江田島がまんまとせしめた三億円をよこせと来たのは関東豪学蓮 総裁の波瀾万丈丸。無論 渡すはずもなく戦いに発展へ。豪学蓮は槍術が本流で、その極意は代々継承されているという新設定が発表されました。伊達の覇極流槍術は独学だったよね? 何か伊達を活かすために設定を寄せてる気がするなぁ。
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だから槍術の極意とされる蛇轍槍まで使っちゃう!
これ、伊達の極意がポピュラー化したように思われて逆効果じゃないの??
苦戦する江田島ですが このままやられるわけがありません。手にダンゴの串を握り続けていたのは「氣」を満たすためだったのだ。その高慢な槍をへし折ってやるとする江田島に、万丈丸は槍が折れたら腹をかっさばいてやると言い返す。
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そしたら現実か幻覚か、串が丸太のように巨大化したではないかーーっ! 
 そんな目くらましが俺に通用するかーっ!!
 ならば見事 受けて見せいっ!!

巨大化した串と槍の切っ先が激突! 結果、砕け散ったのは槍の方。万丈丸の負けとなりました。潔く負けを認めた万丈丸は腹をかっさばこうとしたところで江田島は問う。顔の六忘面痕(ろくぼうめんこん)はどうしたのかと。
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そしたら己が犯した悪行を戒める為、自ら刻んだのだそうだ。その心意気や良しとした江田島は切腹はチャラにしてくれると告げた。自らここまでやる男をむざむざ殺すわけにはいかないと思ったのでしょう。
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三億円強奪を持ち掛けた鳩野は気を改めて江田島と万丈丸に話し掛ける。これが三億円の正体ですと見せた三つのトランク。お札でないとするといったい何がはいっているというのだ!?
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『週刊漫画ゴラク』連載、「真!!男塾」の第19話
昭和43年12月10日。雨の降る府中刑務所前で起きた歴史的事件といったら三億円事件。その犯人は江田島だった!? 事件そのままに三億円を乗せた自動車を、白バイ警官に扮した江田島は「爆弾が仕掛けられている」として停車させた。そして見つからないように発煙筒を焚き、「ダイナマイトが爆発するから車から離れろ」と叫ぶ。

何もかも実際の事件そのままだ。けれど予想外の事態が発生。車の中には職員以外に用心棒が乗っていたのだ!
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それはかつて蔣介石の警備主任をしていたという陳 王烈。江田島をニセモノと見破り、その神髄をみせてやろうと繰り出したのは「白刃独摩」。両手に刃物を持って独楽に乗り、勢いよく回転する! 死角の無い攻撃に江田島は防戦一方、このままではジリ貧なのは確実だ。

けれど江田島には秘策があった。凄まじい回転をしてるとはいえ一ヵ所だけ回転してない場所がある。そこを狙えば…バイクに乗るや刑務所の壁に前輪を乗せた。まさか垂直の壁を登るつもりか?
氣合いだーーっ!!
コイツはガソリンじゃねえ 氣で動くんだーーっ!!


今なら「精神論かよ」と嘲笑されるだろうが、江田島にとっては本気も本気。不可能を可能にするのが江田島の本骨頂なのだから! そのまま壁を登ったバイクは上空から、唯一回転していない中心点目掛けて突っ込んだ!
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この計画は成功して陳 王烈は一撃でダウンさ。ま、バイクと体重の全重量がかかったのだからダウンしない方がおかしいよね。
恐れた職員が逃げた後に鳩野は車に乗り込み、まんまと車ごと三億円奪取に成功するのでした。
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現金を別の車に乗せるべく停車させた鳩野。そこに江田島が「本当の目的は一体…!?」と訊く。さすがにおかしな動きを知ってたのね。そしたら「これが三億円の正体です」とトランクを…。これはまさか現金でない別のものが乗っているみたいですよ!?
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そこに現れた豪学蓮総裁の波瀾万丈丸。三億円を横取りするつもりらしい。このまま横取りされてしまうのか? されたとしても別のものならまぁいいか。
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『週刊漫画ゴラク』連載、「真!!男塾」の第18話
学生運動を排除したい右翼の関東豪学蓮は、男塾を傘下に収めたいとするも江田島は拒絶。ならばと拳銃を撃ってきたが、江田島は歯で受け止めた! そもそも江田島の頭を拳銃や日本刀で斬りつけても傷一つつかないのだから、歯で受け止めるぐらい造作もないんだろうな。交渉人の鷹山を頭突き一発でダウンさせて追い返してやりました。
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それよりも男塾はいま、火急の危機にありました。それはお金。いつの間にか資金が底をついており、そこに少年院生全員を塾生にしたことから食べるものにも困る状態。いったいどうすりゃいいんだ?

そんなタイミングで今度来たのは、政府を倒そうとする左翼の学生運動のリーダー・鳩野寿。何やら相談があるようだ。
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それは三億円強奪! 大手家電会社の社長の不正蓄財で、銀行に溜め込んであったものを回収して海外に高飛びをしようとしている。これは悪人の汚れた金であり、奪ったところで犯罪とは言わない。取り分は折半するとして迫ります。
江田島はもちろん今度も断ろうとするも、暗屯子が許しません。その金があれば男塾は安泰。これは盗みでなく天誅であり、天が与えし正義への報酬だとして引こうとしません。

そして昭和43年12月10日。計画の実行日が来ました。
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鳩野の用意した警官の服装と白バイに乗り、現金輸送車を止めにかかる。そう、かの三億円事件です。江田島が犯人だったとは! 鳩野の表情からしてこれは罠。ハメることで左翼に飲み込ませるつもりのようだ。それに気付かず本当に実行してしまうのだろうか!?

物語の正確な年月日が判明。昭和43年かよ! 建設中だった東京タワーの完成が昭和33年なので、いつの間にか10年も過ぎていたことになるけど? つーか、「魁!!男塾」が始まったのは昭和60年。当初は「男塾300年の歴史」とか言っておいて、実際には創設17年しか経ってないことになるとはね!
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『週刊漫画ゴラク』連載、「真!!男塾」の第17話
脱出したとも知らず、岸田首相は江田島&少年院生が死んだと思って大喜び。加護山夫妻も学校が戻って来ると喜んでますよ。一件落着と思ったら外が騒がしい。学生たちが権力に対抗しての反体制運動をしているのだ。いわゆる学生運動なんですが、西暦が1968年ってのはおかしいよ! 10年前の1958年の間違いでしょ? でなけりゃ東京タワーが建造中なわけがなく、岸田首相の元ネタである岸首相の就任時期も変ってきますので。

ちなみに私は安田講堂事件を当時のニュースでおぼろげに見た記憶があります。ゲッターロボのハヤトも石川賢の原作では、大臣暗殺を狙う過激な学生運動活動家の一人なんだよねー。
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一方、少年院生たちは江田島の招きで男塾に来ており、全員が塾生だと伝えられる。けれど生きてることが知られたらまた監獄行きは確実だ。それを「その時はその時だ」と笑って流すのはイマイチ信用できないぞ。絶対に。

そこにやって来たのが関東豪学蓮。「魁」での設定では関東一都六県に98の支配校を持つ、構成員1000名の不良の集まりだったものが、ここでは十万人の団体に。100倍もパワーアップしてるよ! いや、それほどまでに当時の学生は血の気が多かったとしておきますかね。

豪学蓮は右翼らしく学生運動をする輩を排除したい。よって男塾は我が傘下に入れとのことだ。
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それを真っ向に拒否する江田島。ひたすら男を磨くのみであり、右も左も無いとピシャリ! でもこの程度であっさり引き下がる豪学蓮でありません。銃で恐喝してきました。けれど江田島の意志は固く、豪学蓮は引き金を引いた…
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そしたら歯で受け止めやがんの! 数々の奇蹟をおこしてきたけれど、これもその一つになるね。
豪学連を追い払ったのも束の間、今度は学生運動の首謀者である鳩野が何やら企んでる様子。
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毛沢東とは「天下無双 江田島平八伝」にて盟友になった関係。その江田島をいったいどうしようというのだろう??
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『週刊漫画ゴラク』連載、「真!!男塾」の第16話
光秀は将棋の棋力を応用した剣術で江田島を追い詰めた。が、斬られる寸前で暗屯子が尻で受け止める! これぞ超妙手「真剣白尻取り」だそうだけど、余程のケツ圧じゃないとできねーよ。あ、そういやストパンで出来そうな人が居るな。尻でネウロイを潰したあの人なら…(笑)

深手を負っていた暗屯子は再び眠りにつき、江田島と光秀の戦いは仕切り直しで再開。再び「金打ち」「歩突き」「桂馬打ち」などと駒を引用した攻撃で江田島をカドに追い詰め逃げられない状態へ。これぞ「雪隠詰め」として最後の攻撃を仕掛ける!
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が、江田島はこの状態になることを望んでいた。最後は「歩突き」することを読んでおり、後退する際にあらかじめ「歩」を描いていたのだ。
「二歩」は棋士として最大の恥!!
貴様の集中力もこれでブチ切れた!!

いやいやいや、集中力が切れるかどうかは相手次第であって お前が決めるもんじゃないだろ? ここぞとばかり反撃に出るけど相手が依然として冷静だったら江田島は死んでておかしくないんだがな。

でもその通りになってしまうのがこの漫画。例えるなら避けられると思いながらも避けちゃ悪い気がして避けずに受けてしまう十六文キックのように。ワンパンでズタボロになった光秀。少年院生に囲まれて もはや逃げる術はない。光秀は覚悟を決めるが…
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そこを救うのが江田島平八の心意気! 少年院生全員を男塾塾生にするとして、無益な殺生をしないよう言い聞かせます。
歩はいつか金と成り 飛車は龍となる 
あぁこれは少年院生だろうとやがて出世することもあるだろうことを意味してるのだろうね。

こうして一件落着と思いきや、最後の ひと波乱が待っていた。シビレを切らした警察が少年院生もろとも施設を爆破しようというのだ! そもそもこの少年院は戦時中は軍の秘密基地だったらしく、非常時に備えて自爆装置が取り付けてあったんだと。…どうして東京湾のド真ん中にわざわざ基地を作る必要があったんだろう? 何をするにしても不便と思うのだけれど。

それはそうとこのままでは全員死亡は確実。でも光秀が罪滅ぼしとして脱出ルートを教えてくれました。江田島の言葉が心に響いたんでしょう。
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間一髪 脱出した江田島たち。脱出法って潜水艦があったんだ。天下無双号を設計・操縦してた江田島なら操縦は何てことありません。全員死亡と思われながら脱出したからには何処にだって行けます。次回から新展開だそうですよー。

男塾シリーズ&スピンオフ作品(ゴラクエッグ)
ゴラクエッグに移籍することになった「男塾外伝 伊達臣人」はここで読めます。いつの間にか始まっていた「僕!!男塾」がそれなり面白いです。作者が男塾ワールドに入り込んでしまって何かと理不尽な目に遭うところは笑えるね。
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『週刊漫画ゴラク』連載、「真!!男塾」の第15話
犬の攻撃を十年洗わなかったフンドシで退け、いよいよ極等少年院院長・乱凶院光秀と対峙する江田島。光秀は父親と因縁があると言っていたので てっきり「天下無双 江田島平八伝」に登場した近衛文麿と思いきや、つい数話前に登場した岸田総理だとよ。そんなのわかるかよっ! ちなみに妾腹の子だそうだ。だから子といえ苗字が違うのね。
その光秀「戦前より続く貴様と父親との因縁」と言ってるけど嘘つけ! それは岸田が一人で勝手に江田島の器の大きさを恐れていただけであり、二人が直接会ったのは11話が初めてだ。それを前々から二人が いがみ合ってたみたいに、話を勝手に大きくするんじゃねーっての!

でも光秀の強さは本物らしい。それは幼少の頃から将棋ばかり指していたのがルーツだそうだ。
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天才的な将棋の腕前に岸田はプロ棋士と対局させた。ってどう見ても"ひふみん"じゃん! つーか、時事ネタ大好きな宮下せんせーだけに「このハゲー! 違うだろ 違うだろ 違うだろぉー!」の人を描くかと思ってたら、将棋の方に行っちゃったのね。

光秀は「四十七手目で勝つ」と宣言。盤上の未来が全て見えるらしく、本当にその通りに四十七手目で勝ってしまったそうだ。そしてこの将棋の棋力を拳法に応用したのが現在の力だそうです。
    うーん、わからん!
それでどうして強くなれるんだろう。だったら羽生名人に刀を持たせれば最強剣士になれるわけ? と、言い続けてもラチがあかないのでそういうことにしておこう。

江田島とは十七手目で勝つとする光秀は、五手目・六手目・七手目…と数を重ねて十六手目にさしかかる。そしたら傷を受けて休んでた暗屯子と並んでしまった。
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どうやらこの位置に誘い込むことが目的だったようだ。逃げたら暗屯子が、逃げなかったら自分が斬られる究極の選択を迫られる。ならばと真剣白刃取りを試みるも、これは予想済み。刀身に油が塗ってあり、滑って意味を成しません。振り下ろされた刀は江田島の脳天を真っ二つーーか!?
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いえ、暗屯子が尻で受け止めた! 超妙手「真剣白尻取り」だとよ。さすがに尻が描いてあるところは載せたくないのでこれでご勘弁ください。