
『週刊少年ジャンプ』連載、「ぼくたちは勉強ができない」の問187
2017年2月から始まった当作品も とうとう最終回を迎えました。自分としても約3年10ヵ月の間、一度も欠かさずレビュー出来たと思うね。「ネギま!」では終盤で休みがちになったのに比べて。
で、5人のヒロイン別ルートをやった後の今回は どれにも当てはまらない「6/5」ルートの物語となりました。
どーでもいいけど上のトビラ絵、古橋さんがよくこの姿になれましたね! だって自分以外、胸の大きな人ばかりだから比べられるので わかっちゃうぢゃん。
図書室。いつものように うるか・緒方さん・古橋さんの三人は教育係の唯我に勉強のアドバイスを受けてました。

そこに出前を届けに来た先輩と(夕方に出前とは変だと思うのだが。つーか、メイド喫茶に出前を頼んだ教師は誰だ!)、先生も加わって全ヒロイン集合。そこで思い出すのは先週の文化祭の後夜祭での出来事デス。
「一発目の花火が上がった瞬間に触れ合っていた男女は必ず結ばれるというジンクス」を信じて関城さんは緒方さんを、「いばらの会」の猪鹿蝶は古橋さんを、水泳部の川瀬と海原は うるかを押して唯我に触れさせようと企てた。そこに先生と先輩が巻き込まれるも花火は不発。改めて一発目を打ち上げる時には…

妹の水希や関城さんや美春さんまでも、総勢15・16人ほどがアクシデントで唯我に触れることになってしまった! 押しつぶされた唯我が見たのは自分が生まれる以前の遠い過去。ジンクスを作ったのは学生時代の両親だったようだ! えー何それ! ならば父親は神の如く宇宙めいた能力を持っていたかもしれないな。

これからどうなるかなんて どうにだってできる
できると信じている限り
だって俺たちはどんな時だって
無限の未来の途中にいますから
神の如く力を持っていた父親の息子が言うのだからそうなんだろう。実際 各ヒロインは「IFの世界」だったヒロイン別ルートの記憶を持つようになったのだから。
ちなみに兄と結ばれる夢を見た(らしい)水希は、兄のシャツの匂いをクンカクンカ嗅ぐほどの変態さんになってしまったとさ。

てなわけで可能性は無限に広がっているという希望を持てる雰囲気でピリオド。応募者全員サービスで複製原画が貰えるそうだから応募してみますかね! 永い間ありがとうございました!
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『週刊少年ジャンプ』連載、「ぼくたちは勉強ができない」の問186
前回キスをして付き合うことになった二人。今回はその間のことを一切省いて結婚式当日となりましたー。あのさ、二人の仲が親密になっていくところが見たいのだから、そこを省いてどーすんだと言いたいね。上の画像は唯一といえるイチャイチャしてる場面。
こういうところが見たいんだよ!
カタブツだった先生が徐々に柔軟になっていく過程をね!
結婚式の時間を間違え、二人は慌てて式場へ。式のドレスを着て車を運転するとは よほど時間が無いんだな。その途中で引っ越し日を式の日に合わせたことについて先生はこう言います。

どうしても結婚式の日から 君と一緒に暮らしたかったから…
え? 同棲してなかったの? そりゃ親と同居してるならまだしも、一人暮らしなんだから すりゃ良かったと思うのは私だけ? つーか唯我よ、そこは男らしく結婚前から同棲したいことをハッキリ言うべきだったな!
式場では美春さんやら唯我の家族が祝ってくれてます。お兄ちゃんっ子の水希だけは悲しんでますがね。

中でもちゃんとした出演は今回が初となる先生の両親。娘の門出を涙して祝ってくれており、厳しかった過去を悔やんでいることから読者も納得だろう。

式は滞りなく行われました。これまでのヒロインで結婚式まで挙げたのは今回が初。逆に言えば人気投票一位の先生だからこそ式を描いたと考えられます。式場には唯我の友人の小林と大森が来てますが、緒方さんや古橋さんの姿はありません。もう過去のこととして行く気になれなかったか、他の女性との式なんて見たくないという気持ちがあったのかな?

その帰りに満面の笑みですよ!
あぁ出来ればもっと早く唯我と仲良くなって、こういう笑顔をもっとたくさん見たかったぜ!
というわけで先生編最終回。正直、あまり盛り上がらなかった感があります。これは「最終回まであと〇話」というようなアオリが無かったのが原因と思うわけで。そして来週が本当の最終回。三年間の連載のフィナーレを全ヒロインで飾るだろうから、こっちもレビューファイナルを万感込めてやろうと思います。
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『週刊少年ジャンプ』連載、「ぼくたちは勉強ができない」の問185
文化祭で「唯我君のことが好き」と自分の気持ちに気が付いた先生。けれど元生徒で歳が離れてるし同僚だし…と、一線を踏み越えていいものかとグダグダやってるうちに数か月過ぎて12月になっちゃいました。そこで取り出したのは遊園地のチケット。唯我と仲良くなれるよう、妹の美春さんや天田店長や日野さんから贈られたものです。
美春さんは問182にも登場したけど姉が唯我とお付き合いすることに積極的。それ以前のお話しでは考えられないことです。気持ちが変化したのは先生の年齢を考えてのことでしょうかね?

ともかく遊園地に誘った先生。唯我はあまり見ない先生の私服に「素敵だ」と。そういや普段着はたいていジャージだったからなぁ。てか、先生のゴミ屋敷を掃除する際に少しは見る機会があったと思うけれど、それはノゾキ見になるわけだから決して口にはできません。
大人の女性として毅然と余裕をもったエスコートをしようというのが理想の姿。けれどジェットコースターに乗って足がガクブルに。お化け屋敷ではGが出たことで卒倒するなど、現実ではまるでダメダメだ! 大人の余裕など皆無だと、理想と現実の違いに落ち込みます。やはり私に恋愛は無理なのかしらと思っていたら…唯我が他の女性と話してるではないか。ここでチケットをもらった時の言葉を思い出す。
素直になっとかないと…コロッとそこらの女に持ってかれちゃうよ

気持ちが昂り「駄目」と袖をつかみます。気持ちが正直に出たゆえの行動ですね。実際のところ、カップルから写真を撮って欲しいと頼まれたからであって先生の勘違い。とはいえ先生の気持ちがダイレクトに表現されたことが嬉しいよ!
この後、観覧車に乗ってまたしても言葉の勘違いをしてしまうけれど、それは読者が待ち望む言葉でした!

言ったー!! その言葉を聞きたかったんですよ! これに感激し唯我は涙するけど読者も同じ気持ちだぜ。ようやく素直になれたんだなぁと思わずにいられません。

ならばキスしながらの引きが相応しいのも納得だ。ここまで来るのに長かったなぁ。で、あと1・2回で終わるハズなんだけど誌面からその気配が伝わってこないのはなぜ? 先生編以後も連載続くの??

『週刊少年ジャンプ』連載、「ぼくたちは勉強ができない」の問184
「青春の学園生活を味わってもらいます」と、唯我の言われるがまま生徒たちの手伝いをする桐須先生。教師になって文化祭は毎年見てきたのに…と思うことはあっても嫌な思いはあまりない。それは学生当時に味わえなかった「生徒としての目線で文化祭を追体験してる」からだろう。
夕暮れになり先生が疲弊した頃、唯我は思いもしない人たちを連れて来ました。

それは学生時代の同級生たち。どうしても当時のクラスメイトを集めたいと、唯我が頭を下げて回ったそうだ。元同級生たちは先生と話す機会がなくて、あまり話せなかったことを残念に思っていたみたいですね。
タイムカプセルを埋めたというので掘り起こしてみるも、先生は何も入れなかった(機会が無かった)ことから寂しく思う(ってか、こんな お菓子が入っていたような金属箱じゃ普通なら腐食してるぞ!?)
ところが先生のノートが入ってた。いや、正しくは皆が先生宛てに書いた寄せ書きです。そこには唯我の父親である輝明先生のメッセージもありました。

それは何かと一人で悩んでしまうことへの助言。
いくら間違えてもいいんだよ
お前の周りにはちゃんといるんだよ
一緒に悩んで間違えて 並んで歩いてくれるような奴が
と応援してくれてました。でもそれが自分の息子だなんて思ってもなかったでしょうがね!
そこで学生時代に唯我と会っていたことを再び思い出す。自分一人なことに涙を流すのを見て当時の唯我は「お姉さんと一生一緒にいてあげるよ」と話しました。なんてマセたガキだと思うけれど、先生にはそれこそ「一緒に悩んで間違えて 並んで歩いてくれるような奴」だと改めて知らされるのでした。

ならば自分の気持ちに正直になるしかあるまい! 言葉には出さないものの唯我に指を絡めることで、自分の気持ちを伝えます。しかも『後夜祭で1発目の花火が上がった瞬間に触れ合っていた男女が結ばれるジンクス』で触れていたのだから、これはもう結婚一直線しかあるまい! つーか、残りは3話ぐらいしかないんだから、イチャイチャする話があってもおかしくねーよ!
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『週刊少年ジャンプ』連載、「ぼくたちは勉強ができない」の問183
人に深く踏み入れることができないという桐須先生。それはやはりフィギュアスケートが影響してました。練習のため修学旅行に行けなかったし文化祭も参加できなかった学生時代。けれど今年の文化祭には初めて参加できるチャンスを得た…のですが人の輪に入って行けません。これというのもフィギュアをやるのに「まわりは全て敵」と教えられたことから、個人に深く踏み入ることができない性格というか感情になっていたからでした。
…と唯我に説明する先生。だから人を愛することも愛されることもわからないので貴方の気持ちに答えられないと、改めてお断りします。

が、唯我はそんなこと気にしません。むしろ好きな人のことが知れて嬉しい様子。あぁわかるなぁ、好きな人のことなら何でも知りたいよねー。
数週間後、唯我は先生になって初めての文化祭を迎えます。今年はどうしてもやっておきたいことがあるとか。

それは「お助け部」という生徒をフォローする係。それに付き合わされてメイド服やらチャイナ服を着て大忙しの先生。唯我いわく、ただ見て回るのではなく生徒と同じ目線になることで、生徒の困ってることや問題点がわかるんじゃないかという発想です。
まぁそれが正しいかはともかく生徒たちに感謝されたのは間違いないわけで、そのお礼として出店の食べ物をたくさん貰っちゃいました。文化祭にいい思い出がない先生は戸惑いながらもお腹いっぱいいただきます。
実は唯我の狙いはここにあったのです。

学生当時に味わえなかった青春の学園生活。失われた時間を取り戻すべく、先生は楽しんでいいんだよ!

『週刊少年ジャンプ』連載、「ぼくたちは勉強ができない」の問182
唯我が先生に突然告っちゃいました! それを「君の気持に応えることはできない」とゴメンナサイする先生。翌日になって落ち込んでいるのは先生の方。彼を傷つけてしまったと悔やんでます(悔やんでる理由が「これで部屋掃除しに来てくれなくなる」からと思ってないよね?)。
そしたら妹の美春さんが唯我を連れてお出かけするじゃないですか! 告白した昨日の今日でこれか、心配して損したとする先生。でも気になるとして変装して後をつけるとは、やっぱ全く嫌いというわけでもないんだね。

当初はデートと決まったわけじゃないと思っていたところ、ショッピングやら食事やらスケートするやらでデートと認定。嫉妬のオーラが沸き上がる! もう帰ろうかと思っていたら唯我が先生を好きになるきっかけを語り始めました。
それは11歳の時。父に連れられて文化祭に行ったらはぐれてしまい、一緒に探してくれたお姉さんがいた。その人こそ学生時代の桐須真冬さんだったのです。学園祭の花火でその記憶が蘇って以来、先生のことが好きになっていた。思い出にある「いつか君が素敵な大人になったらね」という言葉を信じて進んだのが教員の道。しかも先生と同じ世界史を選択しました。

こうすることで先生に認めてもらえる立派な大人になりたかった。ただ好きな人を ただ好きでいるために…
はぁ~先生が好きだから同じ教師になるとは一途なわけね。気持ちが入ってるなぁ。ところで11歳の時に先生が高校生ということは、年齢差は5~7歳か。つまり今の唯我が大学四年卒で すぐ来たのなら23歳。よって先生は28~30歳となります。
その後、先生がつけて来たのがバレてしまいます。つーか、美春さんは つけさせるためにわざと部屋の前で騒いで知らせていたわけだね。しかもバレたら そそくさと退散。二人きりにさせるなんてシスコン色が強かった昔からすれば考えられないことです。

二人きりになって改めて先生のことを好きと告白。これは返答が欲しいというわけでなく、今まで口に出せなかった気持ちなので「好き」と言えることが嬉しいからだそうだ。そんなこと言われちゃ赤くなるしかないじゃーん!

『週刊少年ジャンプ』連載、「ぼくたちは勉強ができない」の問181
修学旅行の引率で福岡に来ている唯我たち。てことは新任なのに二年生を担当してたわけね、今さらだけど。桐須先生はこんなところでも生徒に対して小一時間ほど熱弁を振るうとは たまったもんじゃないわな。また唯我には「常に毅然としたふるまいを」と言いながら上の画像のようにはしゃぐのだから「どっちがだよ」と言いたい。

消灯時間になったホテル。先生は見回りしてた一方で、藤田先生と滝沢先生はお酒を飲んでました。酒くさいと外に出たのはいいけれど、それだけで酔ってしまうとはなんて酒に弱い体質だこと。まぁ私も小学生当時、粕漬けを食べただけで酔ったことがあるけどね。

で、案の定 男性教諭の部屋で唯我に介抱されるわけね。他の先生が先に来ていたらバレていただけに綱渡りしてるなぁ。でもそこに男性教諭たちが入って来たものだから布団の中に隠すしかないぢゃん!

隠してから我に返った先生。寝静まるのを待って外に出ようとするけれど、恋バナとか枕投げとか始まっちゃってそれどころじゃありません。いよいよバレるという局面で助かったのは偶然の産物でした。

そして突然の告白! これには驚きました。普通、告るまで流れってものがあるじゃないですか。そんなの一切無くての告白だから、さぞ先生も驚いたことだろう。これにどう返答するんだろうね。さすがに現段階では「ごめんなさい」になるのかな!?
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