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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第20話
沖縄の写真を見て誰かと行ってたと疑ってる平松。例えそうであれ、結婚前のことなのだから行くのは自由だろう。それに寂しそうな顔だったのは幸福じゃなかったから。でも今は伸二さんが幸福をもたらしてくれた。それなのに疑うなんて…美奈子さんは泣き崩れる。

平松は「ブラック・エンジェルズ」2話のネームに没頭。夜になっても呼びに来ないことに腹を立てて自宅に戻ると誰もいない。まさか家出? 実家に戻ったのか? と思い電話しようとするも、さすがにバツが悪くてできません。結局その日に美奈子さんは帰ってきませんでした。
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翌日、さすがに心配で実家に電話するも来てないとのこと。叱られたのは当然ですがね。いったい何処に行ってしまったのかわからないまま二日目の夜を迎えます。この夜は元担当で副編集長の権藤が、格式ある店で すき焼きをご馳走してくれました。本当なら美奈子さんと一緒に来るハズでしたが「急用ができた」とウソをつきます。

権藤は「ブラック・エンジェルズ」1話を読んで ひょっとして化けるぞと好印象を持ったようだ。それをただのヒットにするか、二塁打か三塁打かホームランにするかは自分の努力・精進次第だと檄を飛ばす。
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そして「ホームランを打たねえ漫画家は 漫画家として認めねえ!!!」とまで言い放った。これが平松の琴線に触れる! どんなに努力したところでホームラン級の大ヒット作がそう簡単に描けるものか! それが美奈子さんの家出による感情で何倍にも増幅されて血が逆流。
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権藤とはデビュー前からの付き合いで、今まで様々な叱咤激励・罵詈雑言を浴びせられてきたけれど、とうとう我慢できずテーブル返しをやっちゃいました。店としては堪らんね! 恐らく数万は弁償しなきゃダメでしょうよ。この先のことを考えてないのは目に見えており、いったいどう決着つけるつもりなんだろうか。
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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第19話
美奈子さんは行ったことがないと言いながら、守礼門と写る写真を発見して猜疑心に陥る平松。結婚する前のことだから誰かと行ったのかもしれない。けれど今は俺の奥さんだと自分自身に言い聞かせる。そして寝ているのにも関わらず身体を求めようとして、怒った美奈子さんが上の絵です。私はいったい伸二さんの何? 身の回りの世話をする家政婦じゃないと まくし立てる。

更に好きで漫画を描いてるんじゃないの? どうしてあんなに怖い顔して苦しそうに描いてるの? 私はもっと楽しそうに仕事してると思ってたと言ったら、今度は平松がプッツンだ! 好きだけで生き残れるほど甘い世界じゃねえんだよオオオ!! と怒り出す。まぁ確かに甘い世界じゃないよね。気持ちはわかりますがキれるには沸点が低すぎると違います?
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怒った平松は沖縄の写真のことを持ち出し、言ってはいけないことを言ってしまう。そりゃビンタされて当然だわな! さすがにバツの悪い平松は夜中の街を自転車で走り出した。そこで事件に遭遇する。覚せい剤中毒の男が日本刀を振り回して怪我人を多数出したというものだ(実際に起きたかどうかは不明)。
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その際、飛び散った血が顔面に付着して恐怖するのですが、影が外道マンの姿に変貌。これが外道マンが誕生した瞬間ということか? 恐怖と憎悪、様々な心のマイナス面が外道マンの要素になってるという表現だと推測します。
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翌朝、帰宅した平松は何事も無かったように美奈子さんと会話。いや、本当にビンタされたことを覚えてないようで、私のことなどちっとも想ってないの!? と悲しみに暮れる美奈子さんです…

ところで日本刀を振り回した事件に対し「次のブラックのヒントになった」とあるのですが…
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↑これですね。2話では代議士の息子が夜な夜な辻斬りをしているという話しで、これがヒントの結果でしょう。
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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第18話
平松は「ブラック・エンジェルズ」1話のネームを描き上げ真髄に見てもらう。悪徳刑事の蛭川が前科のある男を貶め、その無念と怒りを雪籐が晴らすというストーリー。「ドーベルマン刑事」が体制側の勧善懲悪だったので、「ブラック・エンジェルズ」は反体制側からの勧善懲悪を狙ったもの。だから刑事を悪党にしたんだそうだ。

ネームそのものは直すところなし。けれど真髄は雪籐のキャラを気にしていた。実在の人物そっくりにして名前も同じというのはやはり問題があるからだ。そんなタイミングでコーヒーを雪籐のキャラ表にかけてしまい、あわてて拭き取った。
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これが上手い具合に髪が染まったように見え、真髄もこれなら行けると後を推す。これによりお馴染みの雪籐の顔が出来上がったんだそうだ。偶然が好結果を生むのは他にもあります。バイアグラはそもそも狭心症の治療薬を開発してるうちに発明したものだし、何度も貼って剥せる付箋紙の糊は強力な接着剤を開発してる中で生み出されたものです。

その後、ジャンプの編集会議で「ブラック・エンジェルズ」の新連載が決定し、四ヶ月ぶりにアシスタントを招集。いよいよペン入れが始まります。
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でもそれは以前の空気と違っていた。平松がこの作品に賭ける意気込みは強く、近寄りがたいオーラを発していたからだ。よって重い空気が漂ってアシスタント一同は緊張の連続だったようです。
あぁ、私も以前 会計事務所に行った際、4・5人ぐらいしかいない事務所がほぼ無音で仕事を続けており、その近寄りがたさに圧倒されたことがあったなぁ。

そんな雰囲気からか平松が八つ墓村の出身じゃないかとアシスタントの間で噂が流れる。はい、1977年10月に松竹系で映画化されて大ヒットした映画です。金田一耕助役が渥美清でしたが、何といってもCMにて「祟りじゃ 八つ墓村の祟りじゃー」というフレーズが大人気となりましたっけ。
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アシスタントの猿渡哲也がその話をしてたら平松が登場。ハサミを机に突き立てオドシを入れたとか。それを語る猿渡本人。これ事実なの!? 今やったら確実に問題アリとされかねないよ。
原稿は三日で4色2枚・2色29枚を描き上げて完成。そうか、この当時はまだ2色カラーのあった時代か。ってゆーか、描くの早くない? あの雰囲気じゃ早くなって当然かもね。
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その夜、平松は美奈子さんが沖縄に行った写真を見てしまい愕然。「ドーベルマン刑事」の取材で行った際に見た"美奈子さんに似た後ろ姿"は本人だったのか? 平松に猜疑心が生まれる…
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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第17話
新婚旅行でハワイに来た平松と美奈子さん。でも権藤が言った「お前の居場所はそこじゃない!!」のセリフに感化させられて真夜中に新作のネームを描き始める。それこそ代表作となる「ブラック・エンジェルズ」です。一心不乱に描くことに没頭していたからか、それとも外道マンの片鱗が現れたのか、怖い目で描いていたことに美奈子さんは恐怖するのでありました。

帰国後、ネームを続けます。登場する悪徳刑事を描いていて、頭の中がソイツで一杯のまま昼食に。これがマズかった!
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部屋に入れば仲違いしたままの真髄が美奈子さんの勧めでカレーを食べているじゃないですか。ただでさえ頭の中が悪党になっているのに、真髄が居たのだからますます不機嫌に。いきなり「美奈子さん」ではなく「美奈子!!」と呼び捨て。更に真髄を追い返すばかりか、カレーの皿まで投げつけた! 明らかに異常で美奈子さんは戸惑うしかありません。

異常事態はまだ続く。担当について「権藤にしろ! 魔死利戸にしろ! 味方だなんて思ったことは一度もない」と言うわ、真髄には「なめられてたまるかよ」と叫ぶわ、もう言いたい放題。そりゃ頭の中が悪党になってるからこう言ってしまったかもしれませんが、漫画家が雑誌を発行するわけではありません。担当が居てこそ出せるのであって、そこまで頭が回らなくなってるのでしょう。
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あげくは「平松くん」と言ったことに「くんはねえだろうがアアア」と吠えたことに美奈子さんは泣いてしまいます。そりゃそうだ、本性を見てしまった感じなんでしょう。
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この事態になってようやく我に返った平松は平謝り。2話で権藤から「悪を描くときには悪に成りきる 加納を描くときには加納に成りきる 感情移入して描かなきゃキャラに魂が入らない」と言われたから今までそうしてきました。でもこれは原稿を描いてる時に限ってのこと。普段の生活に持ち込んだんじゃあ迷惑この上ないですね。もし今後もこのようなことが続いたのなら、破局はやむを得ないでしょう。
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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第16話
時間を巻き戻してジャンプの会議室。平松の新担当となった真髄に対して、三代目編集長となった仁死村と副編集長になった権藤は語る。トコトン追い詰めろ、地獄へ墜とすぐらいに。なぜなら平松は怒らせれば怒らせるほど力を発揮するタイプだからだ。けれど関係が険悪になったらどうします? と、真髄は もっともな返事をしますが、仁死村は突き放す。
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編集と漫画家は仲良しこよしじゃない! 漫画をヒットさせてこそナンボの関係であって、憎しみ合うってのも当然アリなんだそうだ。事実、仁死村(実際の名前は西村繁男)は数多くの漫画家と衝突してます。本宮ひろ志の「さわやか万太郎」ではどう見たって今回で終わりなのに、ムリヤリ継続させてしまいます。またジャンプ専属だった小林よしのりと対立した結果、専属を打ち切ったこともありました。でも発行部数を飛躍的に上昇させた功績が大きいのも確かであり、こういうタイプの編集長も必要だということ。個人的な感想ですが、少年チャンピオンの名物編集長だった壁村耐三と並んで西村繁男は尊敬すべき編集長だと思ってます。

また魔死利戸(鳥嶋和彦)は「友情! 努力! 勝利! の内側は結構ドロドロしている」とも。それは編集部の縦割り社会もあるのでしょう。ここのところは下記を参考にしてください。
「少年ジャンプ」伝説の編集長が変えた男社会
『少年ジャンプ』伝説編集長が語る「漫画雑誌は一度壊して作り直せ」

ということで時間は戻ります。チン攻撃をしてしまったことを謝る真髄ですが平松はカンカンだ!
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「ニートに翔んで」の主人公の名前を変えたのは実在の一般人の名前と外見が同じじゃマズイから。編集長判断で変更したと説明し、報告が遅れたことも謝ったものの平松の怒りは収まらない。これにより平松と真髄との関係は修復困難となってしまいました。
これに呼応するようにリッキー台風は低迷して巻末掲載が多くなり、81年31号をもって終了してしまいます。

その後、平松は担当を変えるよう編集長に掛け合うも門前払い。専属契約してるので他誌に移ることもできず、次回作に取り掛かる気持ちになれなかったそうだ。
唯一の心のより所は美奈子さん。連載してないこの期にと、遂に結婚式を挙げることに。この式の場で初代担当の権藤が思いの丈(たけ)をぶちまけた!
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お前の居場所はそこじゃねえ!!
さっさと漫画ア描きやがれ!!
幸せに浸ってフヌケになってんじゃねえぞ!! コラアアア~~!!

これには場内騒然とします。当然だけど(笑) 特に美奈子さんの父親は「嫁にやったのは間違いかも知れない」とまで言い出すのだから先行き不安なのは否めません。

新婚旅行は初めてのハワイ。美奈子さんと幸せな時間に浸り、嫌なことは忘れたつもりだった。けれどこころの片隅にはやはり漫画のことが気になっていた…
その夜、ベッド運動をした真夜中になって隣りに居るハズの平松がいなくなってることに気が付いた美奈子さん。ライトが点いている隣の部屋をのぞいてみれば…
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一心不乱に、取り憑かれたように新作のネームを描いていた。そのタイトルは「ブラック・エンジェルズ」! いよいよ代表作が発表されようとしていた──
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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第15話
担当の魔死利戸が突然交代することになり、新担当の真髄 栄加元(まずい ええかげん)を連れて来た。魔死利戸は最後に「「リッキー台風」は平松の本質じゃない」「早めに新作を考えた方がいい」と強烈なダメ出しを残して去っていき、平松は気分が悪い。でも真髄はプロレス好きなようで「リッキー台風」はまだまだ可能性がある」と諦めてないようだ。
真髄は『マズイ珍』というリングネームで学生プロレスをやっていたそうで、その名の通りにチン攻撃が得意とのこと。
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その経験上、ローリング・バックドロップもやったのでリッキーの必殺技にどう? ジュニア・ワールドリーグ戦とかやっちゃいましょう! などと新ネタを提案。プロレス談議が尽きなかったそうだ。
前回も書きましたがこの人の本名は松井栄元氏。後に「キン肉マン」の二代目担当(初代は言うまでも無くアデランスの中野さん)となり、そこでは「〇〇万パワー」という超人強度を提案して一般化することになりました。だからなかなかのアイデアマンには違いありません。ただし「平松伸二先生 トーク&サイン会」で直接聞いた限りでは「最低な担当」とのこと。これは後に判明することに…

また1981年(昭和56年)の愛読者賞にて平松は学園仕置人みたいなことをやりたいと相談。
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そこで高校の先輩だったユキトウさんをモデルにして描きたいと話したら真髄は難色を示す。実在の人の名を使って顔も似せるのは問題があるからだ。けれど平松は反対意見を聞き入れようとはしませんでした。

一方、新アシスタントとなった猿渡哲也。机で寝ている最中に平松は彼の原稿を見て驚きを禁じ得ない。画力が更にアップしていたからだ。この時期、テニスボーイ・キャプテン翼・Dr.スランプ・キン肉マンとジャンプには新しい才能が登場するも、平松とカブる要素はない。けれど猿渡は同じにおいがする。
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そこで内なる悪魔がささやいた。才能が開花する前に潰してしまえ! と。そこでハサミを右手に突き刺そうとしたところで思いとどまります。って、これはさすがに想像でしょう。実際やってたら漫画家 辞めなきゃならない事案ですからね。ま、猿渡の才能はそこまで平松を追い詰めるものがあったってことで。

で、「リッキー台風」には真髄が提案した要素を加えて派手に推し進めるも、人気は期待したほどには上昇しませんでした。またユキトウが登場する愛読者賞の読み切り「ニートに翔んで」はブラックエンジェルズの雛形になった作品になりました。でも本になったのを見てビックリ! 名前が勝手に"立原"になってるじゃないですか!
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これに怒って殴りかかるも、チン攻撃に腰砕け。これが真髄の本性なのか? だからこそ「最低な担当」と言われる所以なのか!?
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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第14話
100ページの読み切り作「ミスター★レディー」に、ミル・マルコビッチを模したミロ・マンコビッチという下ネタキャラを描いた平松。後に全日の試合を観に行った際、マルコビッチ本人が怒って首を絞められる破目に…
これ、本当はミル・マスカラスなんだけどあえて別名にしてます(そりゃそうだ)。ただし怒ったのは本当らしい(タイガー戸口 談)。もっとも首を絞めるまでには至らなかったようですがね。

そのことを美奈子さんの父親に話したら大笑い。最初に会ったときと違い、平松と同じくプロレス好きなことが共感を得たようだ。話し合ううちに平松を信用したようで「娘を頼む」と晴れて結婚の許可が下りました! よかったね。
その帰り道、高校の一学年上の先輩だったユキトウを見かける。全国4位の秀才ながらメガネをかけた青白い顔は印象的だったので覚えていたらしい。はて、どういう漢字なんだろう? ユキトウ 雪トウ 雪藤…
平松に突如、天啓ともいえるイメージが降りてきました。
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普段はおとなしい性格でありながら、いざとなったらメガネを外して鋭い視線を送るキャラ・雪藤ヨウジ。まだ「ブラック・エンジェルズ」のタイトルはおろか影・形さえ浮かんでない時期に、このキャラのイメージが浮かんだという。それがやがて大活躍するのだから、インスピレーションとは本当に気まぐれなものだ。

「リッキー台風」はアクションを派手にしても人気は中位のまま。やがて高橋陽一が「キャプテン翼」連載のためにアシスタントを辞め、入れ替わるように来たのが猿渡哲也でした。
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手にしているスケッチプックには手の動きだけのデッサンがあった。その確かなデッサン力を見て、底知れない才能がうかがえた。そして将来 必ず怖いライバルになると思ったようだ。
遂に出ましたか! いや、1月14日にあった「平松伸二先生 トーク&サイン会」では出すことを聞いていたので 私としては「満を持して登場」って気持ちなんです。

そして三人目の新担当が来ました。
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チャラチャラしていい加減な性格という真髄 栄加元(まずい ええかげん)。後に「ブラック・エンジェルズ」の担当になり、ある意味最高で最低の編集者だったという。
はい、この人は本当は松井栄元という人。「キン肉マン」や後に「聖闘士星矢」の担当もしました。この人についてもサイン会で話されていて、平松先生にとっては最低だったようです。