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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第24話
外道マンが出現中に帰ってきた美奈子さん。でも美奈子さんには見えもしないし声も聞けない。外道マンとは平松のダークサイドの分身であり、あくまで平松の妄想なのだから。
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けれどそれは思っても口には出せない言葉を出してしまうということ。平松は死んだ恋人の代用品だとか、財産目的で結婚したんじゃないのかなど、平松を苦しめる。何が起きているのかわからない美奈子さんは心配することしか出来ません。その後も外道マンの罵詈雑言は続いて平松の精神はズタズタ。こうなったら頼れるのは美奈子さんしか居ません!
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愛してると抱きしめてそのまま情事へ。まぁ美奈子さんが本当に俺を愛してくれているのかを確かめる、最も手っ取り早い方法ですから。と、時は現代へ。夫婦の営みをしている原稿を読んだ担当の金は何気に話を振ります。あと5回で連載終了することを。
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はい、前号が出た際に平松先生がツイッターで あと5回で連載終了することを発表してました。遂に来るべきものが来てしまいましたね。読者としては編集者のこと、アシスタントのこと、ストーリーの裏側などを知りたいのであって、美奈子さんがどーだこーだなんてあまり興味ありません。何しろ美奈子さん自身がフィクションの存在ですから、そこに力を入れられても…ね。
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1月に名古屋であった「平松伸二先生 トーク&サイン会」に行った際、今まで打ち切られて一番残念だったのは「どす恋ジゴロ」と語られてました。でも多くの人に協力してもらい、恥ずかしいプライベートな面もさらけ出した当作が、今まで一番悔しいとのこと。当作は初め『漫画ゴラク』に企画を持ち込んだところ、原稿料で折り合いがつかず 物別れに。その後『グラントジャンプ』で採用されて今に至ります。もし原稿料が安くてもいいというなら『漫画ゴラク』に戻るのもアリですよ!?
ともかくあと3回でどこまで描けるものなのか注目します。
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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第23話
権藤と殴り合いの喧嘩・外道マンの出現・美奈子さんが流産していたなど、驚くべきことが立て続けに起きたことで急性腰痛症、すなわち"ぎっくり腰"になってしまった平松。私はなったことが無いので知らなかったけれど、重いものを持ち上げなくともストレスなどの精神面が原因で なることがあるのですね。

美奈子さんは病院を調べたりタクシーを手配したりと、介護に献身的に勤めてくれました。家出していたことで負い目を感じているのでしょうね。また担当の真髄にはなぜ喧嘩を止めてくれなかったのかと、ちょっと怒りもあるみたい。
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そしてこれからは私が伸二さんを守ると宣言。これには平松も真髄も驚いた。この急激な心境の変化は何なのだ? 家出していたことを知らない真髄は「結婚して女房の座におさまったオンナは強い」と評価。まぁ担当としては漫画さえきっちり描いてくれればいいんでしょうけど。

数日後、動けるようになった平松はいつも通りに下の階でネームを描こうとするも、ここでやってと美奈子さん。部屋を見ればメチャクチャにした平松の部屋が元通りになっているではないか。もちろん美奈子さんが一人で片付けたものだ。「ネーム中のどんな苦しむ姿も受け入れるから」と、やはり悟りを開いたかのように平松に対して献身的になってます。

ところがその平松は依然として流産していたことで頭がいっぱい。なぜ秘密にしてオレと結婚したのかと、少なからず怒りも混じってます。そして再び外道マンが登場。今度は前回と違って女性バージョンになってます。外道マンいわく、平松は美奈子さんを外道と思ってるから女性バージョンになってるそうだ。
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外道マンは平松の心を次々と痛めつける。プロポーズした際に「男の人にそんな事 言われたの初めてだから」と言ったけれど、実際には大学時代にちゃんと婚約者が居たし妊娠もした。嘘ばかりじゃねえかと平松の感情をえぐり取る。更に初夜のことも言われて平松の心はズタズタだ。
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そこに帰ってきた美奈子さん。誰と話してるの? と部屋に入ろうとして「オレの部屋に入るなアアアアアーーッ!!」と言ってしまい、いったいどうなってしまうのだ!?

さて、このラストシーンにて「次回、まさかの…!?」とアオリがありますが…これはたぶん打ち切り終了のことです。平松先生はツイッターにハッキリと書いてませんがそれっぽいことを書いてるのですよ。

ここには「もうすぐ無職のぷー太郎になるので…」とあるように、いよいよその時が来たかという感じ。皆さんも見届けてください。
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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第22話
元担当の権藤と殴り合いの喧嘩をし、家に帰っても美奈子さんは家出したまま依然として帰らず。心が荒んだ平松は仕事場の本棚やら椅子やらを滅茶苦茶にしたら、悪魔のような怪物?が現れた。これが初登場となった外道マン。平松のダークサイドの分身です。
どういうことかというと、平松は今までドーベルマン刑事やリッキー台風でも悪党・外道を描いてきた。そして今度はブラック・エンジェルズでも。
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漫画に外道が登場する度に、そいつらの怒りや恨みが積もり重なって平松を外道漫画家にしたという。またこれは平松が悪を描くときは悪に成り切ることから、心の歪みが生んだ分身とも言えるでしょう。
だから平松にしか見えず、殺そうとしたって殺せやしない。何せ自分の分身なのだから。
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外道マンは怒りが頂点に達した時に現れる。今回は初登場だからボヤけた姿だけど、次回現れる時には完璧なオレの姿を想像しとけと宿題を残して消えていった…
外は大雨。信じられない出来事が起きたことに茫然とする平松。そして更に驚くことが。
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美奈子さんが帰還しました! 髪をバッサリと短くし、帰る場所はここしかないと決心して戻ったという。そして衝撃の事実が発覚。大学時代に好きな人が出来て卒業したら結婚しようと誓い合った。でも在学中に妊娠が発覚して大学を中退。彼は交通事故で亡くなり、そのショックで流産。重なる不幸を忘れるためにも一人で沖縄旅行をしたとのこと。
あぁ、だから口を濁してハッキリとは言えず、それがかえって平松の心証を悪くしていたのね。
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喧嘩に外道マンに流産。三重苦により平松の腰は悲鳴を上げて、ギックリ腰で倒れたそうだ。ブラック・エンジェルズの2話がまだネームの段階だというのにいったいどうなる!?
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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第21話
元担当にして副編集長の権藤が食事会を開いてくれたはいいけれど、「ホームランを打たねえ漫画家は 漫画家として認めねえ」と言ったことに激怒した平松。奥さんである美奈子さんが家出した感情も相成って、食卓をひっくり返してブッ殺すと完全にプッツンだ!
高校生時代から担当してくれた恩はあるものの、お前に認められるために漫画を描いてるんじゃないと今まで溜まっていたウップンも込めて殴りつける。
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こうなったら権藤だって黙っちゃいない。俺が認めねえって言ったら認めないと応酬し、二人は掴み合っての殴り合いに。真髄は当初は止めようと思ったけれど、このまま殴り合わせた方が面白そうだと傍観を決め込みます。
この場面、相手の首に手をかけて逃げられない状態での殴り合いは漫画でも紹介されてる高山善廣vsドン・フライ戦そのもの。平松先生は高山選手と交友があるからこそ、この漫画を借りて応援を呼び掛けたのでしょう。


互いに充分に殴り合って両者ダウンした後、権藤は「ずい分 成長したじゃねえか」と手を差し伸べる。普通ならばここで手を差し出すのでしょうが、平松は応じなかった。
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男の友情が芽生えるストーリーなんてまっぴらご免だ! オレの心の中にそんなキレイ事の世界は無いと、背を向けて出て行ってしまう。以後、権藤とは10数年断絶したとのこと。
さて、この話 どこまでが事実なんでしょう? 「ホームランを打たねえ漫画家は…」と言ったエピソードが事実なのは他誌で確認が取れてます。やはり言い争ったけれど、殴り合いまでには至らなかったというところでしょうか。断絶が続いたのは本当でしょうね。

帰宅後、まだ帰って来ない美奈子さんに苛立って本棚を倒したり椅子を放り投げたりと部屋の中は滅茶苦茶だ。
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そこに現れた外道マン。平松の心の闇を具現化した存在です。初対面にいったい何を話すのやら?
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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第20話
沖縄の写真を見て誰かと行ってたと疑ってる平松。例えそうであれ、結婚前のことなのだから行くのは自由だろう。それに寂しそうな顔だったのは幸福じゃなかったから。でも今は伸二さんが幸福をもたらしてくれた。それなのに疑うなんて…美奈子さんは泣き崩れる。

平松は「ブラック・エンジェルズ」2話のネームに没頭。夜になっても呼びに来ないことに腹を立てて自宅に戻ると誰もいない。まさか家出? 実家に戻ったのか? と思い電話しようとするも、さすがにバツが悪くてできません。結局その日に美奈子さんは帰ってきませんでした。
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翌日、さすがに心配で実家に電話するも来てないとのこと。叱られたのは当然ですがね。いったい何処に行ってしまったのかわからないまま二日目の夜を迎えます。この夜は元担当で副編集長の権藤が、格式ある店で すき焼きをご馳走してくれました。本当なら美奈子さんと一緒に来るハズでしたが「急用ができた」とウソをつきます。

権藤は「ブラック・エンジェルズ」1話を読んで ひょっとして化けるぞと好印象を持ったようだ。それをただのヒットにするか、二塁打か三塁打かホームランにするかは自分の努力・精進次第だと檄を飛ばす。
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そして「ホームランを打たねえ漫画家は 漫画家として認めねえ!!!」とまで言い放った。これが平松の琴線に触れる! どんなに努力したところでホームラン級の大ヒット作がそう簡単に描けるものか! それが美奈子さんの家出による感情で何倍にも増幅されて血が逆流。
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権藤とはデビュー前からの付き合いで、今まで様々な叱咤激励・罵詈雑言を浴びせられてきたけれど、とうとう我慢できずテーブル返しをやっちゃいました。店としては堪らんね! 恐らく数万は弁償しなきゃダメでしょうよ。この先のことを考えてないのは目に見えており、いったいどう決着つけるつもりなんだろうか。
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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第19話
美奈子さんは行ったことがないと言いながら、守礼門と写る写真を発見して猜疑心に陥る平松。結婚する前のことだから誰かと行ったのかもしれない。けれど今は俺の奥さんだと自分自身に言い聞かせる。そして寝ているのにも関わらず身体を求めようとして、怒った美奈子さんが上の絵です。私はいったい伸二さんの何? 身の回りの世話をする家政婦じゃないと まくし立てる。

更に好きで漫画を描いてるんじゃないの? どうしてあんなに怖い顔して苦しそうに描いてるの? 私はもっと楽しそうに仕事してると思ってたと言ったら、今度は平松がプッツンだ! 好きだけで生き残れるほど甘い世界じゃねえんだよオオオ!! と怒り出す。まぁ確かに甘い世界じゃないよね。気持ちはわかりますがキれるには沸点が低すぎると違います?
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怒った平松は沖縄の写真のことを持ち出し、言ってはいけないことを言ってしまう。そりゃビンタされて当然だわな! さすがにバツの悪い平松は夜中の街を自転車で走り出した。そこで事件に遭遇する。覚せい剤中毒の男が日本刀を振り回して怪我人を多数出したというものだ(実際に起きたかどうかは不明)。
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その際、飛び散った血が顔面に付着して恐怖するのですが、影が外道マンの姿に変貌。これが外道マンが誕生した瞬間ということか? 恐怖と憎悪、様々な心のマイナス面が外道マンの要素になってるという表現だと推測します。
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翌朝、帰宅した平松は何事も無かったように美奈子さんと会話。いや、本当にビンタされたことを覚えてないようで、私のことなどちっとも想ってないの!? と悲しみに暮れる美奈子さんです…

ところで日本刀を振り回した事件に対し「次のブラックのヒントになった」とあるのですが…
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↑これですね。2話では代議士の息子が夜な夜な辻斬りをしているという話しで、これがヒントの結果でしょう。
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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第18話
平松は「ブラック・エンジェルズ」1話のネームを描き上げ真髄に見てもらう。悪徳刑事の蛭川が前科のある男を貶め、その無念と怒りを雪籐が晴らすというストーリー。「ドーベルマン刑事」が体制側の勧善懲悪だったので、「ブラック・エンジェルズ」は反体制側からの勧善懲悪を狙ったもの。だから刑事を悪党にしたんだそうだ。

ネームそのものは直すところなし。けれど真髄は雪籐のキャラを気にしていた。実在の人物そっくりにして名前も同じというのはやはり問題があるからだ。そんなタイミングでコーヒーを雪籐のキャラ表にかけてしまい、あわてて拭き取った。
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これが上手い具合に髪が染まったように見え、真髄もこれなら行けると後を推す。これによりお馴染みの雪籐の顔が出来上がったんだそうだ。偶然が好結果を生むのは他にもあります。バイアグラはそもそも狭心症の治療薬を開発してるうちに発明したものだし、何度も貼って剥せる付箋紙の糊は強力な接着剤を開発してる中で生み出されたものです。

その後、ジャンプの編集会議で「ブラック・エンジェルズ」の新連載が決定し、四ヶ月ぶりにアシスタントを招集。いよいよペン入れが始まります。
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でもそれは以前の空気と違っていた。平松がこの作品に賭ける意気込みは強く、近寄りがたいオーラを発していたからだ。よって重い空気が漂ってアシスタント一同は緊張の連続だったようです。
あぁ、私も以前 会計事務所に行った際、4・5人ぐらいしかいない事務所がほぼ無音で仕事を続けており、その近寄りがたさに圧倒されたことがあったなぁ。

そんな雰囲気からか平松が八つ墓村の出身じゃないかとアシスタントの間で噂が流れる。はい、1977年10月に松竹系で映画化されて大ヒットした映画です。金田一耕助役が渥美清でしたが、何といってもCMにて「祟りじゃ 八つ墓村の祟りじゃー」というフレーズが大人気となりましたっけ。
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アシスタントの猿渡哲也がその話をしてたら平松が登場。ハサミを机に突き立てオドシを入れたとか。それを語る猿渡本人。これ事実なの!? 今やったら確実に問題アリとされかねないよ。
原稿は三日で4色2枚・2色29枚を描き上げて完成。そうか、この当時はまだ2色カラーのあった時代か。ってゆーか、描くの早くない? あの雰囲気じゃ早くなって当然かもね。
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その夜、平松は美奈子さんが沖縄に行った写真を見てしまい愕然。「ドーベルマン刑事」の取材で行った際に見た"美奈子さんに似た後ろ姿"は本人だったのか? 平松に猜疑心が生まれる…
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