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『ジャンプSQ.』連載、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」の第32幕
陽動役として劍客兵器の拠点の正面で戦っている明日郎。何人と打ちのめしても次から次へと兵士が湧いてくるのでキリがない。しかも上の画像のようなホモホモしい兄弟まで出てくる始末。へー、劍客兵器でもこんな変なヤツがいるんだ。頭にきた明日郎は剣心から「絶対に抜くな」と言われていた無限刃に手をかけるも、そこに剣心が到着。龍巻閃 凩(りゅうかんせん こがらし)の一撃でアッという間に倒してしまいました。

拠点の内部では雨読と阿爛が対峙中。アルミニウムを矢のように飛ばしてくる攻撃に手を焼いている阿爛は火薬を周辺にぶちまけた。金属が鋭く衝突すれば火花が飛び散る。だから攻撃は出来ないと考えての行動です。けれど雨読は構わず攻撃! 阿爛は右目の上に傷を負った。
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バーカ!! 金属は金属でもアルミニウムは鉄と違って火花が出ないんだよ
知識はあれども中途半端 覚悟を持ってしても中途半端

と罵ります。もはや打つ手なし! 万策尽きた観柳は「負けましたーツ!!」とあっさり土下座。そこに剣心がやって来て「五年前とまるで変ってござらんな」「通じぬ相手とわかれば恥も外聞もなく へつらい保身に走る」と侮蔑する。
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観柳の弟子になった?阿爛には「これが金の亡者の惨めな成れの果て」だと、引き続いて侮辱をやめません。
これに観柳の気持ちが爆発だ!
うるせええ!!!
こちとら生まれた時から貧乏人! 明治になっても貧乏人!
てめえら土で作った粥を喰ったコトあるか? 雑草だけの鍋を喰ったコトあるか?
何一つ点から与えられなかった"持たざる者"が人並み以上になるには金しかねえ!!!

金の亡者!? 結構結構! 金の亡者で大結構!!
と、胸の内を包み隠さず吐き出します。この「心の叫び」には私も少なからず頷けますね。たとえ泥水をすすってまでもやめない金儲けの姿勢には感動すら覚えますよ。
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その観柳を見ていて気が付いた阿爛。地面に手を着いてない! 土下座じゃなくて土下座のフリ!!
そう、「金は差し上げますから どうか命だけはお助けを」と言ったのは真っ赤な嘘。隙あらば逃げ出そうという意思が「土下座のフリ」をさせていたのだ。
意図を汲み取った阿爛は叫ぶ。「明日郎! 無限刃を抜け!!」 それによって火花が発生すれば火薬に引火して大爆発は間違いない。観柳さんならこの機を逃さず逃げるだろうと。
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ところが観柳にはその覚悟が無かった(笑)
いや、逃げる気はあっただろうよ。ただし安全策で。でもこの場合は大爆発を伴う危ない行為であり、そこまでしてまで逃げるつもりは無かったみたいですヨ。
見事ドカーンと大爆発の爆発オチで終わった今回。このノリなら次回は全員アフロヘアーになってたりして(ねーよ)。
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『ジャンプSQ.』連載、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」の第31幕
「世界で通用する喧嘩の締め方だ」と、しぇいくはんど(握手)を求める左之助に於野は「この男 正気か」と動揺。戦闘はまだ終わっていない。なのに主力の右腕を差し出すなんて…。しばし考えた後、於野は負けを認めた。それは左之助に可能性を見出したからだ。戦闘の最中に急成長するこの男なら「これ以上」を乗り越えられるに違いないとして。

「喧嘩を絞めよう」と右手を差し出したところ衝撃が走る。細々刃金によって左腕が貫かれたのだ。やったのは霜門寺!
お前等 なーに仲良くやってんだよ キモチワリィ

どうやら於野が負けるようならば口封じするため、戦いの行く末を見守っていたようだ。糸を巧みに操って左腕を破壊した後、右腕も使用不能にしてしまいます。
大量出血により死を確実なものにしてから霜門寺は退散。「闇討ちで勝者を葬る様なみっともない真似はしたくない」と左之助には手を出さないとは、変な方向で律儀だこと。
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死を覚悟した於野は息絶えるまで左之助に情報を教えるつもりらしい。もしかしたら味方になってくれたかもしれない逸材が失われるのは痛いけれど、ならば本人が望むことを叶えてやるのがスジってもんだぜ、左之助よ!

一方、劍客兵器の拠点で本多 雨読の攻撃を受けている阿爛と観柳。ペンで弾いた本のページが、刃物みたいに突き刺さってくるので下手に動けません。隙を見て観柳は拳銃を撃つも、何枚かのページが盾となって雨読にまで届かず。
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これは只の紙じゃないなと調べてみたら、アルミニウムで出来てました。この時代にもうあったんですね。鉄に比べて脆いことから、南米に棲む鉄の43倍もの強度を持つ蜘蛛の糸を使って編み込んだものとのこと。於野の左腕を貫いた細々刃金も実はこのアルミだったそうです。

僕も観柳も戦闘要員じゃないので戦ったところで勝機は見えない。とはいえ攻撃を破る必要もない。剣心が来るまで持ち堪えていればいいのだ! 阿爛は機転を利かせて物資テントに潜入。
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ガンパウダーとは発射薬(はっしゃやく)とも呼ばれ、弾丸を発射する際に使う火薬のこと。薬きょう式の銃には必要ないけれど、この時代の多くの小銃にはまだ不可欠なものです。これを使って籠城して剣心が来るのを待つのかな? 爆発させても音で気付いてもらえることからやってもいいぞ。

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)
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『ジャンプSQ.』連載、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」の第30幕
「相楽左之助 お前は明治政府を善しとは思っていないだろう 我々と手を組める余地はあるはず」と、劍客兵器に勧誘する於野。確かに左之助は明治政府を快く思っていない。赤報隊との約束を反故したばかりか、偽官軍として処断されて隊長の相楽総三は さらし首になったからだ。

けれど思い出したくもないことを言われてか左之助はムカついた。対世界戦争という正義を掲げて 悪行暴挙を実検戦闘と言い換えて誤魔化す手口は、明治政府と同じだとして最後の一撃に全てを賭ける! こうなった以上 止む無しと、於野も最後の赫力裂斧掌(せきりきれっぷしょう)を繰り出した。
左腕はくれてやる 存分に破壊しろ 代わりに右手の裂斧掌で命を断つ!!
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てっきり二重の極みが来ると思っていた於野は、それを見て判断が遅れた。左之助の拳が二重の極みとは違うからだ。それは旋拳! 正直、どういったものか知らないけれど於野の拳を捻って破壊。二重の極みで上腕を砕き、於野の右手が届く前に百裂拳と頭突きでKOだ。
勝負は決した。けれど於野はまだ諦めてはいない。
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この場になってもまだ勧誘します。部隊将に言われた「世界は残忍で非情だ」との言葉が心に突き刺さり、日本の行く末を心から危惧しているのだろう。それはそれで褒めていいと思うぞ。
でも左之助は動じない。自分の目で世界の動向を体験しているからだ。
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英国 倫敦の絶望的な貧困層
米国 西部の追い詰められる原住民
南半球の植民地の人々

見て来たからな
於野は世界について聞いてはいるけれど行ってはいない。その点、左之助は行ってきた。リアルなことは知らないのに知ったかぶりするんじゃねえとでも言いたいんじゃないかな。

左之助は手を差し伸べる。やり方を変えるなら話し合いの余地は作るとのことだけど、於野はこの意味を知らないようだ。
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それは握手。互いに歩み寄る機会を作ろうというわけ。喧嘩屋として売って来た左之助だけど、世界を回ったことで ただ喧嘩するだけではダメなことを学んだようですね。
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『ジャンプSQ.』連載、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」の第28幕
劍客兵器の拠点を発見した明日郎・阿爛・観柳の三人。剣心からは手を出すなと言われてるし、出したところで人数的に不利なのは目に見えている。このまま剣心が来るのを待つのが得策だというのに、観柳は見過ごすわけにはいかなかった。自分が育てた雅桐紋のブランドを勝手に使われているのが許せないのだ。
しかもこのまま事態が収束してしまえば雅桐紋は連中の紋印になってしまい、自分も連中の一味とされてしまうのは明白! ひっ捕まえて一筆 書かせてやると意気込みます。その協力の対価として「小樽での報酬の1/3ずつ支払う」と言ったら、二人の眼の色が変わったのは言うまでもありませんでした。

こうして明日郎は正面から堂々とカチコミをして陽動役を務め、観柳と阿爛は裏手からの侵入に成功。小銃を手にしたところで幹部らしき人物に一筆書けと要求します。ところがこの人、劍客兵器の「號持ち」でした。
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ペンで本のページを破いたら、そのページは意志を持ったかのように舞って観柳の左手に突き刺さった! まさかの紙使い、読子さんなのか!?
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ヤツは記號本多 雨読(ほんだ うどく)。戦型は書・裏・剣だそうだ。破れたページは無数に舞い上がり、手裏剣のように二人に襲い掛かる!

無法地帯と化した小樽では剣心が孤軍奮闘。ほとんど一人で暴徒たちを片付けました。疲れた身体を休める間もなく、今度は明日郎たちのところに向かって立ち去っていく。
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その際のモブがこれ。またいつぞやの時のようにペン入れしてませんでした。なんでこうなるかなぁ?
最後は左之助と於野の戦いの続き。応急措置をして「二重の極み」をあと一発打てるようにした左之助。傷だらけになっても眼光を失わないその姿勢を見て於野は感じるものがあったようだ。
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お前を認めて部隊将に推挙すると、まさかの勧誘に出ました。お前は喧嘩屋などというちっぽけな器に収まる男ではないと、本気も本気のようです。何よりお前は明治政府を良しと思ってはいないだろう、我々と手を組める余地はあるハズだと正攻法で詰め寄った。こう言われて左之助が思い描いたのは 濡れ衣でさらし首となった相楽総三。あの悲劇を繰り返さないためにも手を結ぶべきか否か、左之助の胸中はは揺れる…
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『ジャンプSQ.』連載、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」の第28幕
左之助と斧號(フゴウ)の於野冨鷹との戦いの真っ最中! 於野は劍客兵器が作った『猛者人別帳』から「二重の極み」の項目を思い出す。二重の極みに対抗し得るのは二重の極みのみ。その手段を持たぬ我が狙うのは死角となる手の甲! と、攻撃目標を手の甲に変更。が、それを見切った左之助も瞬時に腕を捻って正拳から昇拳へと切り替えた。

二重の極みは破断戦斧の横っ腹にヒットして砕くものの拳に裂傷を負う。血が噴き出したとはいえ武器を失った好機を見逃すわけにいきません。そのまま どてっ腹にトドメの二重の極みを打ち込もうとしたら…
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於野の目が真っ赤になったと思ったら左手の指の四指の長さが斧のように平行になり、そのまま袈裟斬りに振り下ろす!
二重の極み 破れたり!!
肩から腹にかけての裂傷で血が噴き出した左之助はそのまま倒れてしまいます…
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…今のは何だ…? 床は血で染まりながらも左之助は問う。死に際の冥土の土産として於野は正直に答えてくれました。あの技は裂斧掌(レップショウ)。四指が等しい長さにめり込むまで砂鉄を十万回穿って得たものだそうだ。簡単に言えば「手刀」だけど指が平行なことから「斧で割った」という格好になりますね。

でもそれを引き出したのは目が真っ赤になった行為。話せば長くなるので割愛しますが「赫力(セキリョク)」とのこと。
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劍客兵器はこの赫力を幼少のころから常に意識して修練し、自らの意志で赫力を操ることが可能。この力を自身の戦い方に組み込んで一瞬必殺の一撃に昇華させるんだと。

死に際にしては再三と情報を聞き出してる左之助。いや、実は旭が影から裏声を使って質問を出していたのです。これによってしばらく寝たままでいた左之助は体力を取り戻していました。
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不発と思われていた二重の極みは、於野の手首のサポーター?を破壊してました。お互い手の内を晒したので五分。次の一撃で決着と意気込むのはいいけれど、どう考えても怪我をしてる分だけ不利だと思うのですが…
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『ジャンプSQ.』連載、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」の第27幕
小樽の街が雅桐銃によって無法状態になってると知らされた剣心は、左之助を残して帰還。江州久(えすきゅう 『ジャンプSQ.』だからね)組に聞いて来たと、集英組の組長を問い詰める。問い詰めるといっても本人たちにとってはカチコミも同然。早速 雅桐銃で応戦するも、剣心は逆刃刀の柄の先端「柄頭(つかがしら)」の部分で弾丸を受け止めて弾き返す! スゲー!こんなこと出来たんだ。

負傷した組長は観念して銃の出所を話すも期待外れ。数日前に素性の知れない黒頭巾から渡されただけで、それ以上のことは知らないそうだ。万事休す!? そこに現れたのは観柳でした。
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自分で作った「雅桐」のブランド名?を勝手に使うどころか、奪い取ろうとする行為に激怒している模様。ここんところは商人としての魂が許さないんでしょうね。ではどうするか。一番弟子と勝手に決めている阿爛に「自慢の頭脳と理論で劍客兵器の居所を推察してみせろ」と丸投げしちゃいます。もちろん阿爛は応じる必然性はないものの、そう言われりゃ応じたくなるってもんですよ。
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一方、残った左之助は劍客兵器の斧號(フゴウ)の於野冨鷹と戦ってました。左之助は両手で拳を繰り出すも、全て片手で受け止めたり いなしたりして全く引けを取りません。それどころか斧のような破断戦斧を振り回して左之助を壁まで吹っ飛ばす!
もちろんこの程度でくたばるわけがなく、二重の極みで臨戦態勢へ。
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ならばと於野も戦斧の構え"破"の姿勢に移行して両者激突。その行方は…次回に期待!

場面は阿爛に戻って頭脳をフル回転。銃からは大して手掛かりは無し。けれど入っていた箱にヒントが隠されてました。それはエゾマツの実。北海道にしか生えていない松の実が梱包材の一部としてあったということは本土で調達したのではなく、北海道内で梱包したに違いない! 大量の物資の運搬となると河川であり、小樽なら勝納川。観柳が初めて劍客兵器と会ったのも川沿いなことから、拠点は勝納川の近辺では? との考えに至りました。
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観柳はこれをグッジョブサインで喜びます。阿爛もまんざらでもないみたいなことから、こりゃホントに弟子になっちゃうかもね!?
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『ジャンプSQ.』連載、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」の第26幕
雅桐刀を流通させていたのは まさかの武田観柳だった! 劍客兵器が絡んでいたと分かり、剣心たちはこのまま一味が現れるのを待つことにする。が、敵もさる者。糸電話のような「聴術・千里絲脈」を使って待ち伏せはお見通し。これ以上の情報を漏洩させないためにも観柳に刺客を差し向けた──

一方、明日郎と旭は小樽の街で買い出しに。そこではいつぞやのヤクザたちがまた争っていたのですが、銃声が鳴り響いて唐突に決着。今度は雅桐刀ではなく雅桐銃が出回ってるらしく人々は大騒ぎ。安価で銃が手に入るのだから我も我もと買い求め、店を襲撃して商品を掠奪する者まで現れる始末。結果、小樽の街は無法地帯になりつつあった…

アジトでは観柳が阿爛を弟子に勧誘していた。君には商才がある、私とよく似ているなどと熱心に誘うも、阿爛は聞く耳を持ちません。犯罪者の言う事など信用ならないというところか。けれど次の言葉が胸に突き刺さる。
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お金は色々なものが買えるけれど肌の色や髪の色は買えないと聞かされて、これまでの過去がフィードバック。異人とのハーフである阿爛は髪の色が違うことから、何度も辛い目に遭ってきたのだ。観柳はそれを見抜いて金さえあれば人並みに、それ以上にも成れる。金こそがこの世で最も平等で公平、私と一緒に金を稼いでみませんか?と、言葉巧みに誘い込んだことから阿爛の心は大きく揺れる。

そこでもって明日郎が帰還し、いま小樽の街が大変なことになってると報告。
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剣心は雅桐銃はお前の仕業だろうと観柳に詰め寄るも、当人は全く知らない様子。それもそのハズ、劍客兵器が雅桐のブランドを勝手に使って銘柄を奪うつもりだからだ。そこに現れた刺客! 斧のような奇妙な形の刀を持ってることから新井赤空の殺人奇剣だろうか。
剣心は急いで街に戻ることにし、刺客に対するのは左之助。
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刺客は斧號(フゴウ)の於野冨鷹。左之助と同じく武術の使い手みたいです。二重の極みを知ってることから苦戦は必至か1?