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ちょいと前ですがヤングジャンプ5・6合併号にあった「ブラッドラインズ」(作・東條仁)より。
首を切断でもされない限り生きることのできる驚異的な「血族」という人類たちによるバイオレンスバトルコミックです。
細かな説明は省きますが血族のリーダー・獰利夷(ドーリー)と、その命を狙う"巳"こと矢吹の対決の三ページ。

矢吹の強襲に奇抜な武器を取り出す獰利夷(ドーリー)。
「ついに来たか・・・"巳"! この首がほしいか?」「だが・・・やらぬわ!!
スパーン!一瞬にして矢吹は獰利夷(ドーリー)の首を落とし瞬殺したのだった。

戦いはたったこれだけです。でもこの短かな場面にツッコミどころがありすぎるんですよ。先ずは武器。

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見た目にゴッツイものですがナルホド、離れた距離なら銃(ショットガン)・中距離なら銃身にあるトゲ付き鉄球(いわゆるガンダムハンマー)・近距離なら銃尻にある半月状の刃物という具合に武器を使い分けることができて便利かもしれません。机上の理論でしたらね。
でも実際に使うことを考えるなら
 ・銃を撃とうにもガンダムハンマーが重くて片手では使えない
 ・ガンダムハンマーを使うにも刃物が危なくて思い切り振り回せない
  それ以前に鎖が短かすぎる気が・・・
 ・刃物を使おうにもハンマーが邪魔で思うように扱えない

という具合に互いの短所を補うどころか、互いの長所を潰しあって実に使えない武器へと成り下がっているのではないだろうか?

でもまぁこれを使う本人の努力次第によっては充分使えるかもしれないので、100歩も1000歩も譲って大目に見るといたしましょう。
しかしどうしても許せないのが戦い方なんです。

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「ついに来たか・・・"巳"!」と言いながら銃をガシャンとコッキングしてます。これで撃つ準備は整いました。それなのに・・・

ハンマー振り回しながら突っ込んで行くってなんですか?

ここはどう考えたって銃だろうが! 銃と刀、距離があるならどっちが有利かだなんて小学生だってわかるわ。なのに一発も撃たないまま、自分の有利性を放棄してハンマー振り回しながら刀の間合いに突っ込んで行くってどーなのよ?

結果、首を刎ねられて瞬殺されてしまいました。
獰利夷(ドーリー)はリーダーとして前から設定だけはありました。今回が初登場というのにたった7ページ出演しただけで死んでしまうとは本当に情けない! 緊縛する場面があまりにあっけなさすぎてギャグに見えてしまいましたよ。

(注)旧ブログより再編集しました