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80年代に一世風靡した格闘漫画といったら「北斗の拳」です。秘孔を突くことによって相手を死に至らしめるという今までに無かったアイデアと、断末魔の特異な叫び方が話題となり今もって人気の高い作品です。

この作品の登場によって各誌にて様々な格闘漫画も発表されました。
今回紹介する「ベアマーダー流介」もその一つです。週刊少年サンデーに1988年15号~1989年7号に掲載、全5巻。
全米の影に君臨する殺し屋組織・ビッグハント。これに対抗する日本人・北野流介。2メートルを越す巨漢の割には小さな顔。当初は裸にフンドシ、さらしを巻いて下駄履きという奇異なスタイルでした。武器は使用せず全てにおいて格闘のみで相手を倒しており、通称・素手の殺し屋"ベアマーダー"と呼ばれている。

孤児の流介は養護施設で育てられるがビッグハントによって爆破、全てを失う。これに復讐すべく最強の男を生み出す養成所・SMC(スマック)に入隊。非常に厳しい訓練を8年間受け戦士となるも、実はこのSMCこそビッグハントの養成機関だったことを知り愕然。同じく真実を知ったケビンと脱走し、共にビッグハントと戦うことを誓う。
戦い中でこのビッグハントのボス・北野一義は自分の父であることを知ると共に、母や兄も一義の策略で失っていく。そして一義の悪事を世に知らしめんとしたデービスも死んでしまったことで流介の怒りが爆発!

今まで素手で戦うことを心に決めていた流介はアニマルフォーメーションの封印を解くことにした。アニマルフォーメーション──それは特定の関節を刺激し、暗示を与えることで相手を心身ともに動物レベルに後退させる恐るべく節功術である。
「北斗の拳」は秘孔を突いて身体の内側から破壊する設定でしたが、コレは秘孔を突いて身体の組織そのものを変化させてしまうものです。では実際に見ていただこう。
まずはSフォーメーション
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Sとはスネークの"S"。このようにアルファベットを打ち込むことで相手を動物に変化させてしまうのだ! ただ、打ち切りっぽい終わり方なことから最後の方になってムリヤリ出した設定っぽいのは内緒だぞ。
そして今度はMフォーメーション!
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Mはマウスの"M"。アルファベットの頭文字だけでどうしてその動物の暗示をかけることが出来るのか、全くもって不明。ともかく最終回に向け流介は突っ走ります。
そして父である一義にもついにこの時が! Oフォーメーションが炸裂だ!!
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Oはオクトパスの"O"。父親はこのまま海に落ちてサメの餌食となり一件落着なラストです。
こういう当初は普通の格闘系から奇異な作品へと破天荒な終局を迎えた「ベアマーダー流介」。たまにはこんなのもいいよね?
ところで一義は相手の筋肉の音を聞くことで弾丸さえ避けられるというのだが、これって何の洋画だったか覚えている人いますか? 刑事が東洋の達人によってこれを習得して復讐するというようなストーリーだったことは覚えてます。
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