aoihonowo8
庵野秀明再登場。緻密なパラパラ漫画に焔は驚く
今週のヤングサンデーに島本和彦先生の大学時代をモデルに描いた「アオイホノオ(後編)」が掲載されました。今週はグラビアアイドル12人のDVDや青山剛昌氏が13年ぶりに描くというオリジナル読みきり作品が載って300円という価格は本当にお買い得だと思うんだ! ただ、青山剛昌氏の作品が載ると結構前ふりしておきながらたった6ページというのはガッカリせざるを得ませんでしたけどね。

さて「アオイホノオ(前編)」ではあだち充や高橋留美子などまだ人気が出る前の漫画家に対して言いたいこと言ってる焔燃(ほのおもゆる)でしたけど、後編では世間を甘く見ていたことを痛感させられる姿を描いてます。

80年代初頭、漫画界は絵が下手でも連載を取れる時代になっていた。それもオリジナル色の絵ではなくパロディ感覚の濃い作品が。こんな時代だったので焔のような漫画家志望の若者はすぐデビューできると勘違いしており、それがかえって行動を起こさない原因ともなっていた。

そんな折、学校でパラパラ漫画の課題が出た。焔は自分の作品に自信があり、これならいつでもプロになれると思っていた。ところが前回登場の庵野秀明氏のものを見て
aoihonowo6
えっ、なんだ、コレは!? 絵・・・絵が、動いているじゃないかーーっ!??
と愕然となる。この絵は実際に本誌でご確認ください。焔のものと全く違いますから。
もう20数年前の話、私が「DAICON3オープニングアニメ」のビデオを『DAICON3赤字救済委員会』から買った際(「アニメック」に載ってたやつね)、本編とは別に庵野氏が大学時代に作ったというアニメの習作がオマケとして収録してあったのですが、ミサイルが緻密に発射されるシーンなどあって関心したことがありました。それと同じ感覚を焔は味わったということですね。

「オレが、今までアニメだと思って描いてたのは、パラパラ漫画にすぎなかった・・・」
打ちひしがれる焔であったが「オレの才能の方がまだデカい」と自分自身を過大評価して現実を受け止めようとしない。そんな焔に今度はあだち充が立ちふさがる!
少年ビッグコミック(現・ヤングサンデー)にあだち充が「みゆき」を新連載にメイン待遇で登場。
aoihonowo7
おれだけのあだち充じゃなくなったーーっ!!?
『少年ビッグコミック』連載作品は全部高レベル、こう思っていたところに(見下していた)あだち充が登場で思い切りショックを受ける焔であった。うーん、この感じわかりますね。私もサンデー増刊で人気のあった「県立地球防衛軍」の安永航一郎が週刊サンデーに来た時は「あぁもうマイナーではなくなったんだな」と思いましたから。

しかし焔の不遇はまだ続く! サンデー新連載の「うる星やつら」を見て「俺の心の何かが、もっていかれる!?」とカルチャーショック。前回の高橋留美子の評価とはえらい違いです。
自分が世の中を甘くみているうちに世の中が進んでいってることに気付きはじめた焔燃。彼の中で何かが燃え始めていた──  つづく・・・のか?

えーと、この作品はある程度本当のことらしいのですが事実と違うのは前編にて話をしていた「ブライガー」の登場時期ですか。Wikipediaによると少年サンデーで「うる星」の連載が始まったのは1980年です。なのに81年放送のブライガーの話をしていました。この時期にはアニメの「うる星」も放送していますから「ブライガー」のエピソードだけ約1年ほど後の話ということになりますね。

ところで[チャリティ]高橋留美子氏『1ポンドの福音』直筆イラスト色紙が60万1千円という結果に。またしても落札者が新規なことからイタズラな可能性も否定できません。
それととっくに終わってたあだち充氏の色紙は40万円でした。とりあえず貼っておきます。
[チャリティ]あだち充氏、『アイドルA』直筆イラスト色紙
スポンサーサイト