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表紙でも変身ポーズをとる庵野監督。島本先生のイメージする姿がよほど強いのでしょう
『週刊ヤングサンデー』にて3月に2話掲載された島本和彦先生の大学生時代をモデルにした「アオイホノオ」が不定期ながら連載化決定です。
1980年代初頭の大作家(おおさっか)芸術大学を舞台に、主人公・焔燃(ホノオモユル)は漫画家を目指すもまだハッキリとしたビジョンは視ていない。果たしてどうやってプロになっていくのか?
・・・という本来のストーリーなんでしょうけど、自分のことだけでなく当時の人物や時代背景も交えながら脱線気味に進んでいくゆる~い展開こそ私たちの興味を引くのだから是非この路線でやっていただきたい。
そんな時代背景の小ネタを上げると
・83ページ「なんで、ミキなんだよ!!」
ラン・スー・ミキの三人だったキャンディーズ(南海ではない)。この中で一番人気の薄いのがミキちゃんでした。ちなみに私はスーちゃん好きでした。
・89ページの部屋のポスターはザンボット3です
・104ページの焔が手にする雑誌の裏表紙は太川陽介主演の「少年猿飛佐助」。最終回で死んでしまうショッキングなラストでした。
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実習製作にてグループを作り5分程度の作品を提出することになった。ここに集まった者は自分が監督になりたいのであり、スタッフにはなりたくないと思っている連中ばかり。当然ながらグループ分けはうまく進まない中、ある人物が一クセ二クセありそうな奴ばかり声を掛けていく。そう、彼こそ後にガイナックス社長になる山賀博之であった。
この頃から優秀な人材を集めていくプロデューサー気質はあったみたいですね。焔は誘われなかったものの別の人物から勧誘される。それは
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後のボンズの社長・南雅彦だった。
この学校ってどれだけ人材が溢れてるんだよ!
当時の大作家(大阪)芸術大学って現在のアニメ界の一角を担う人物がかなり居たことが伺えるエピソードです。
一方、焔は自分の進むべき漫画のジャンルに光明を見い出していた。それはカッコイイ絵柄でのギャグ。まだ誰もやってないジャンルだと喜ぶのもつかの間
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サンデーに掲載された細野不二彦『恋のプリズナー』を眼にして「先にやられたっ」と落ち込むのだった。果たして焔はどうやって立ち直り、後に「必殺の転校生」を描き上げるのか? そんな展開はまだ当分先でしょうけどね。
 <過去記事>
「アオイホノオ」(前編) 島本和彦の大学時代は言いたい放題(3/8)
アオイホノオ(後編) 世の中そんなに甘くない(3/22)
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