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嬉しいことに先に記事にした「任侠沈没 最先端の突っ込み漫画は宇宙にまで進出」が大変好評をいただいております。遅ればせながら「任侠沈没」1巻を紹介します。

ヤクザ漫画「修羅がゆく」の大ヒットで名を馳せた山口正人が挑む新境地。かつてヤクザ漫画とタイムスリップをマッチさせた「代紋 TAKE-2」という作品がありましたが、この作品はヤクザ漫画と大地震をマッチさせました。
災害によって荒廃した日本。警察や自衛隊などアテにならない社会において信じられるものは己のみ。3話にこんな言葉があります。
 任侠とは護る力 失えばそれはまさしく・・・ 任侠沈没
そもそも「任侠」という言葉を調べると"弱い者を助け強い者をくじき、義のためならば命も惜しまないといった気性に富むこと"(YAHOO!辞書より)という意味だそうです。主人公・大紋寺龍伍は敵(かたき)である組長を探す途中さまざまな難敵と立ち向かい、己の信じる任侠道を貫いていきます。我々はそんな龍伍に憧れるんですね。

と、いかにも評論らしく始めてみましたがぶっちゃけ私は龍伍のボケに突っ込みたいだけだったりします(断言!)。ギャグ漫画でなくストーリー漫画でありながらこんなに突っ込めて笑えるヤクザ漫画なんて無いって!いやホント。ここからは1巻の突っ込みどころだけを紹介していきます。

先ずは帯にあるように「邪魔する奴は隕石だろうとぶった斬る!!」というセリフ。組長を殺る決意を表したもので実際にぶった斬っちゃってますが
それ隕石じゃなく火山岩ですよ? 咄嗟のことだから間違えたのかな?
3話ではシャブ入りの炊き出しを市民に配った地元暴力団若頭に刀を突き刺しこう言います。
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死んで目え覚ませ! ・・・えーと、死んだら目は永遠に覚めませんが? まぁ言いたいことは解りますけどね。
4話。賭場に来た龍伍たち。なけなしの食料を賭けて負け続ける龍伍に子分のヨネシチが一言すると「言ったろう・・・邪魔する奴はブッタ斬る!」と凄みを効かせて文句を言わせない。それでも負ける龍伍にヨネはこう助言します。
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なるほど! じゃねーよ。博打するならこれぐらい常識じゃない? 当てずっぽうに賭けて負け続け、子分の食料をフイにした責任を取れって。
7話。復興支援に来た自衛隊ながら復興を諦め市民を苦しめる曹長に対し龍伍が怒ります。
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自らを衛るのが自衛隊か! 任侠道の風上にも置けん! 自衛隊は任侠道の筋の人だったのか? 冒頭に書いたように任侠の意味あいからすれば合ってますけど、一般的に任侠道といったら暴力団関係者のことを指すと思いますけどね。

他にも博打で賭けるものが無くなり自分の腕を斬って賭け品にするとか、食料欲しさにバナナワニ園のワニを直にかぶりつくとか(バナナを食べればいいのに)予想外の突っ込みも多数あります。待望の単行本2巻は8月9日発売ですから是非ともお忘れなく!
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