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『ビッグコミックスピリッツ』連載、「バロンドリロンド」の1巻です。
帯に『この商品は試し読み歓迎作品です。ビニールパックをかけないでください。試し読み大歓迎!!』と書いてあるのが結構珍しいのではないでしょうか。それだけ自信があるという表れかもしれません。

有名画家にしてカリスマ馬主の娘である佐倉真子。騎手デビューして4年目の22歳。デビュー当時はアイドルジョッキーとして持てはやされCDまで出し人気があったものの、勝率が良くないことと父親の死によって人気は凋落。
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右がデビュー当時のアイドルとされていた時期の真子
今では騎乗さえままならない状態となっていた。そこで思い出したのが昔、父が持っていた三冠牡馬と四冠牝馬の子である超純血サラブレッド。この馬なら今でもコネで乗れる可能性があるため行動を起こす。

一方、その子である二歳牡馬・バロンドリロンド。純血馬として大事に育てられたためか
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プライドがやたらと高い上にナルシストの自己中な問題馬となっていた。
この絵でお解かりのように、この作品で最大の特徴といえるのが馬がしゃべることです。もっともマキバオーみたいに人間と会話するのではなく独り言のようなものですけど。
この"動物がしゃべる"表現を用いたのは人間から見た馬ではなく、馬から見た人間への考えを伝えるためだと思いますね。
話は逸れましたけどこのバロンドリロンド、白馬でディープブルーの瞳なことから確かに美しいもののお坊ちゃまな性格。入厩したもののストレスで胃潰瘍となって牧場に逆戻り。走るのが嫌いで競走馬にはなりたくないとさえ思ってます。
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真子はこの馬の現在のオーナーと調教師に折り合いをつけて何とか乗る確約にこぎつける。バロンも牧場の皆の後押しによって厩舎へ行く決意をします。
果たしてこの落ち目の女性ジョッキーとワガママお坊ちゃん馬のコンビは活躍できるのか? とりあえずデビュー戦に注目です。 つづく

競馬を扱った作品はけっこうありますけどマキバオーを除いてほとんどが人間から見た競走馬の作品。この作品では馬をしゃべらせることで馬自身の感情も表すようにしておりそれが一味違った雰囲気となってます。夢は三冠ですけど果たして・・・どうなることやら。
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