van071210
83年に第一作の文庫本が刊行された「吸血鬼ハンターD」。以後現在に至るまで19作発表されている息の長い人気作となってます。
今では海外でも高い人気を博しておりむしろ海外の方が日本より人気が高いかも。実際、アニメ映画『VAMPIRE HUNTER D』はアメリカで先行上映された約2年後、2001年に日本で公開された経歴でしたから。

さて、この本はシリーズ第一作を単行本描き下ろししたもの。しかもグローバルにアメリカ・ドイツ・イタリア・フィンランド・スペイン・ハンガリーなど世界各国で同時刊行されました。描き手の鷹木骰子(たかき さいこ)さんはデザイナー×イラストレーターでありながら菊地秀行氏の強い推薦でこの作品で漫画家デビューだそうです。
デビュー作がいきなり世界中で刊行とはかなりのラッキーですね。ご本人のHPに海外版の情報とかありますのでお読みになるのもいいかと。
 ふぁるこんつりー(鷹木骰子HP)
第一作といったら85年に葦プロがOVAとして発売したことがあったのですけどご覧になった人はどれぐらいだろうか… まぁOVA初期の時代なので出来は正直あまり良くありませんでした。覚えているのはドリスのちょいヌードぐらいだったりして。

西暦12090年 長きに渡り人間の上に君臨してきた貴族(吸血鬼)は種としての衰退を迎えていたが、それでもなお人間を脅かす存在だった。
貴族に対抗できるのは秀でた知力・体力ならびに鉄壁の精神力を持った吸血鬼(バンパイア)ハンターのみ─

機械の馬に乗り背中には巨大な剣を、頭には旅人帽(トラベラーズハット)を目深に被った流れ者がランシルバの村を通ろうとしていた。それを若い女性・ドリスが妨げる。華麗に鞭を使うもその男には何も通用しない。吸血鬼ハンターと見抜いたドリスは一転、彼を雇おうとする。私を守ってと──ドリスは貴族に噛まれ今夜にでも連れ去られる危険があった。
流れ者は語る。自分の名は""。貴族と人間との混血児・ダンピールだと…

以後、貴族・リィ伯爵と一回目の対決、怪魔団および麗銀星との戦いなど戦いは続きます。この作品といったら何と言っても挿絵を描かれている天野喜孝氏を意識しないわけにはいきません。その点、鷹木さんの絵は天野氏の雰囲気を少なからず持っているので昔からのファンならすんなり読めるかもしれません。
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また現代的にこんなツンデレ?のドリスも描かれているなど時代に合った描き方もされてます。来年夏には二作目「風立ちて"D"」の発行が決定しているなど今後の動きに注目ですよ。
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