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1話で登場した催眠術師・九遠寺一樹が、デスノのLのポジションで再登場
『少年サンデー』連載、「「LOST+BRAIN ロストブレイン」の第3話
この作品、1話ではデスノの雰囲気にクリソツだったことから『サンデーでデスノの続編』などと揶揄されたことは誰もが知るところ。ところが2話ではアクメツのみたいなテロを引き起こし、知能戦を期待していた者にとってはガッカリな展開でした。
ところが今回の3話では再びデスノのような知能戦の雰囲気に戻ったので一安心です。

官房長官を道連れに爆死していった大沢。テレビでは臨時ニュースが流れ学校でも一大事に発展していた。
催眠術の世界の常識として「命の危険に関わる行為」の実行は不可能とされている。だが漣は後催眠と幻視催眠を巧みに組み合わせて大沢が知らないまま爆弾を起爆させるようにしていたという。

学校にやってきた警察。その中に漣が催眠術の可能性を知るきっかけとなった世界的な催眠術師・九遠寺一樹も居た。九遠寺は催眠術を使い影ながら警察に協力しており、数多くの事件で功績を挙げてきた人物。警察庁長官から直々に全ての警察資料の閲覧を許されているとともに、捜査の指揮権まで与えられており今回の全指揮を執る事になったという。

ただでさえデスノに似ていると言われるのに、Lそっくりな立場の役どころが出てきたらますます言われるじゃないですか

全校生徒を体育館に集め九遠寺の説明が始まる。大沢は自ら自爆を決意したのではない、心を巧みに事件へと誘発した『第三の人間』=事件の真犯人が存在すると。
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「大沢君は殺人…そして自殺まで強要された可能性がある!! そんな事 私は絶対に許さない!!」
「私は必ず見つけ出す。 人の心を弄ぶ、卑劣な「第三の人間」を!!」
これを聞きいらだつ漣。お前はオレの創る世界にはいてはいけない人間だと。
「消してやるよ。いずれオレの計画の中で、大沢のようにな!!」
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こう思ったものの事態は急を要するものになる。生徒を催眠分析にかけるというのだ。生徒の記憶を九遠寺の催眠でいじられたら実験動物として「催眠体」を作っていたことがバレ、やがて自分に辿り着くのは間違いない。
「これは… 一刻も早く消さなくては… 九遠寺一樹を!!!」  つづく

「オレ以外の人間はすべてクズ」と言っていた漣が九遠寺の登場であせる姿は全くもって愉快ですよね(゜∀゜) そもそも連は独学で催眠術を覚えて1年程度。それが何年も催眠の研究を続けて世界的に有名になってる九遠寺とまともに渡り合えると思っているのか? 自分の考えと違うから殺してしまおうだなんてDQNにもほどがあるぞ!