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ジム改と同等の力を発揮する試作MSのゾゴック。"まさか"な熱い戦いがこの作品の特徴
『月刊ガンダムエース』連載、脚本/クラップス 作画/曽野由大「機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊」の2巻が発売されました。
「零戦黒雲一家」とか「兵隊やくざ」といった戦争映画には、毅然とした軍人のイメージとはかけ離れたならず者の兵隊が出てきます。この作品の主人公たちもそういった感じ。
口癖の悪い主人公、ユージ・アルカナはMSの操縦技術を買われて教導団(アグレッサー。仮想敵機になるなどして兵隊を訓練・指導する隊のこと)「ネメシス」にスカウトされるも、そこがまたユージの上を行く態度の悪いホーク大尉がリーダー。さながら愚連隊のようだがMSの操縦にかけては一流の彼らの活躍を描いてます。

1巻からの続きでジオン兵を一掃する作戦の出征式典に地下から強襲を受けたエルスワーズ基地。地下から来たのは両腕がドリルの試作MS・アッグ! ファーストガンダムに出演予定ながら見送られた機体ですけど、ガンプラブーム時の勢いでプラモデルが発売されたのは多くの人が知るところ。他にもアッグガイ・ジュアッグ・ゾゴックも真面目に出てきて熱い戦いが繰り広げられるのですからファーストガンダム世代は特にたまりません。
中でもユージの操るジム・ストライカーとアッグガイ(表紙はその二機が描かれてます)の戦いの燃えること! 目の前で民間人が殺され怒りが頂点に達したジム・ストライカーは銃も持たずアッグガイに突進。バルカンに被弾するもウェラブル・アーマー(通常装甲にもう一つ装甲を重ねたもの。一度被弾してもその箇所の装甲が壊れるだけで済む)に守られ間合いに入る。しかしそこでアッグガイも…という具合に相手の行動の裏の読みあいがあってジョジョのように楽しめました。
その一方でホーク大尉のゾゴック戦は「ネメシス四十八手」という意外な行動で決着が。こういったリアルファイトの一方でギャグのような行為があるのも特徴です。

基地を襲撃したジオンであるがそれは単に連邦を攻撃するのではなく深い理由があったからです。この理由を知ったとき、ちょっと感動するかも。また連邦の中に裏で糸を引いている裏切り者がいることが発覚。今後はこの人物探しが話に大きく関わってくるかもしれません。
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ラスト近くでは改造ザク三機が登場。うち一機が死んだはずのガルマを名乗るなど思ってもみない方向に話が進みます。本当にガルマが蘇ったのかは3巻へつづく。
 <過去記事>
「機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊」 新部隊に配属されたユージ中尉の奮闘記(07/12/31)
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