hoero080720
『月刊サンデーGX』連載、作/島本和彦「新吼えろペン」が最終回を迎えました。どんな終わり方をするのかけっこう楽しみだったんですけど…正直こんな終わり方でいいの?って思わずにいられませんでした。

かつてアシスタントだった者が人のアイデアを盗んでヒットさせた。これに疑問を感じた炎尾燃は他人の作品をもっと堂々とパクった漫画を描いてみせる。こんな自分の姿を見せて彼らがどう思うか、反面教師であえて汚名を着るつもりだったのだが──大ヒットにより金持ち生活に慣れ、パクリ漫画から抜け出せなくなってしまった。

僅かに残っていた「オリジナルを描きたい」という気持ちも編集長の「(パクっても)それがマンガ界なのだから」との言葉に揉み消され、このパクリ路線のまま描き続けていくことを決める。
今 おれがやるべきことは──とにかく、マンガを描くこと!! ただそれだけかもしれん。
こう思う炎尾だった。

救いようが無いと言うか編集長にうまく丸め込まれたと言うか、もやもやした気持ちが残ってなりません。
この編集長は「パクリだろうがヒットすればいい。先生のほうがオリジナルだと信じて一生を終えるのです。でもいいんです、それがマンガ界なのだから」と、パクリを肯定。
これに炎尾も「100人のファンを横取りするのは、ただのパクリ野郎だが…1000万人のファンを見方につければ英雄だ!!」と否定しなくなってしまいます。

この漫画は炎尾の熱い魂の叫びに共感し感動したのですけどこれでは感動どころか嫌悪感さえ感じます。どうしてこんな最終回になってしまったのか、最近の漫画家と編集者との問題に一石を投じるつもりだったのかもしれませんけど、とにかくすっきりしない終わり方でした。
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