ネット上で前人気の高いDMCを早速観てきました。行ったのは昼1時半からの上映のものでしたけど場内ほぼ満席、男女比率も差が無く幅広い観客層でした。正直、オタク層がけっこう居るのでは? と思ってたのですがカップルや女性同士の客もおり、ここんとこは主演の松山ケンイチ人気が牽引しているのでしょう。

で、感想ですけど原作漫画にあった数々のエピソードをピックアップして一つにまとめた脚本になっていて、かなり楽しめました。原作読んでいる人なら「ここはアノ時の話しか」と解ってニヤリと出来ますし、読んでなくとも無理なく理解できます。これなら前人気が高かったのも頷けますね。
何より絵に描いたように起承転結がはっきりしてます。まぁここんとこはネタばれになってしまうかもしれませんが
バンドの成功→挫折→立ち直る→最後に大暴れ
といった昔からの流れが完成されているので安心できるのですよ。これというのも松山ケンイチが根岸とクラウザーさんの二役を見事に演じ切っている上手さがあってこそだと思います。

見せ場を二つ上げるならば一つはDMC信者たち。特に代表格である白シャツに黒ネクタイのお馴染みの信者は助演男優賞ものです! ハッキリ言ってジャギやカミュよりも出番が多く目立ってました。特に原作にもあったヒーローショウでの場面、正義のリーダー・レッドでありながらクラウザーさんに味方してしまうところは声を出して笑ってしまいました。

またもう一つは立ち直って東京のライブ会場へ向かう盛り上がり方。電車内で既にクラウザーさんと化した根岸のボルテージは上がりっぱなし。東京駅→銀座→勝鬨橋と走るクラウザーさんを応援するが如く徐々に増えていくDMC信者を見て感動してしまいました。「俺たちが付いているぞ!」という気持ちがヒシヒシと感じられて涙さえしてしまいます。

総括して原作を読んでなくとも充分楽しめる作りになってます。観に行って損はしないと思いますよ。
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