zanpa081014
『週刊漫画サンデー』連載、漫画/山口正人「若頭・残波」の1巻です。8月末に発売されたのですがどこに行っても見当たらずやっと見つけたので紹介です。
山口正人氏といったら近年では「任侠沈没」が話題になりました。当ブログでもその面白さに惹かれて何度も記事にしましたっけ。そんなヤクザ漫画の新境地を開いた山口氏がまたしても贈る新感覚ヤクザ漫画、天職を求めて転職をする自分探しの仕事探しのギャグコメディ。それが「若頭・残波」!

白子一家の若頭・残波熊四郎(ざんぱ くましろう)は最近のヤクザ家業に嫌気が差してきた。訪問詐欺やオレオレ詐欺など安易に稼げるシノギが台等してきて、昔気質の任侠風情とはかけ離れてきているからだ。そんな残波が転職するのですがこれはパターン化しているので順に説明しましょう。
1.残波 組を抜ける
毎回組長に「お世話になりました」と言って辞めていく。組長としては看板を背負って立つ逸材の残波には辞めて欲しくないので若手の健太を説得に当たらせる。

2.残波 何かの職業に就く
zanpa081014-
その話によって訪問介護だったりアニマルセラピーだったりガーディアンエンジェル(町内の見回り)だったりサンドイッチマンだったりと多種多様。中にはフリーマーケットへの出品という職業とは言えないうなものまでありますが、いずれにおいても特殊な才能を発揮して認められる存在に。

3.残波 決め台詞を叫ぶ
zanpa081014-1
私の天職とは、これだったんだ!!
帯にも書いてあるようにこの言葉がこの漫画のキメ台詞。自分の才能を発揮できる仕事はコレだと自信を持って叫びます。しかしそう長続きしないのが残波の運命!

4.残波 失敗して組に戻る
zanpa081014-2
仕事に熱中するあまり手を出しすぎてしまって首になってしまい組に逆戻り。また健太が下ネタ方面で問題を起こして辞めさせられるパターンも。
組長は無事に戻ってきて「お帰り お帰り」と一安心。

毎回こんな連続です。ポイントは残波の器用さですね。最終的には失敗するにせよ、その職業に適合した手腕を発揮しているところが残波の並ならぬところです。
またヤクザでありながら老人介護をしたりサンドイッチマンをしたりと、ギャップのある職業に就くところがオーソドックスながら笑えます。実際にこんなヤクザが居たら面白いだろうな。

コミックスにはまだ未収録の最近のものではコミケ会場で絵を描くなんてこともあったのですよ。これは下記サイト様に紹介してあるのでご覧になってみてください。
週刊漫画サンデーの「若頭・残波」で同人誌即売会ネタ(情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明さん)
スポンサーサイト