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『月刊ガンダムエース』連載、「機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画」の2巻が発売されました。
ジオンの要人を次々と暗殺し、しいてはギレンの暗殺まで目論む謎の組織がある。それを追うのはジオン公国国家公安部捜査官 レオポルド・フィーゼラー(通称 レオ)。上司の許可を得た上で機密ファイルを探っていたら身柄を拘束されてしまう。上司は組織の一員だったのだ。

こんなところで終わったのが1巻でした。今回も読みましたけどこりゃ万人に受ける漫画じゃないですね。アクション漫画のようなスピード感は全く無く、ゆっくりと事が進んで会話の中に隠れたメッセージがあるといった感じ。デスノみたいにセリフの多い漫画や小説が好きな人などに向いてると思います。この2巻だけ読んでも絶対に解らないと思うので必ず1巻を先に読んでからにしてください。
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こんなおじさんたちの会話が長々と続いたりするのである程度の読解力が必要かも
同僚の協力により脱走に成功するレオ。同僚も事件の真相を知りたいからだ。もっとも脱走犯に仕立て上げたのは同僚の方で、自分は一切関係ないとのシラを切る態度には呆れますがね。
情報屋の協力から行方不明の捜査官とギレンの第一秘書 セシリア・アイリーンとが繋がりがあることが判明する。もしかしてギレン暗殺を目論む黒幕こそ──なんだろうか?…

ジオンといったら軍国主義で統制が取れてるイメージがあったのですが実際は一枚岩じゃなかったってことですね。もっともギレンとキシリアの仲が悪いことからして一枚岩とは言えませんが。
上の画像はオペラを観劇しながらの会話ですけど「こんなところでこんな会話をするのか」といった演出も結構上手いと思います。レオが情報屋と連絡取る場面なんてプラモショップですよ。ザクだのガウだのマゼラトップだの、こういったプラモが並ぶ中で店員と隠語を使って連絡をつける場面なんて思わずニヤケちゃいます。
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ニヤケるといったらこんな場面も。左は「ガンダム0080」のことを指しておりファンにはたまりません。また右の絵はファーストガンダムであったキシリアとシャアの会話場面。マスクを取って素顔をさらしたシャアを見てダイクン派の士官の態度が一変したりします。
こういった過去の作品も絡めてくるのがまた面白い演出かと。
玄人好みな展開を見せる「ギレン暗殺計画」は流し読みはせずにじっくり読んでこそ味わえる作品です。
 <過去記事>
ギレン暗殺計画 ジオンの闇に触れる暗殺計画を追う捜査官の活躍(3/2)

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