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『週刊ヤングジャンプ』月一連載、作/PEACH-PIT「ローゼンメイデン」の第10回
来る~きっと来る~♪(ホラー映画「リング」テーマ曲風に)と思いながら遂にやって来た第7ドール・雪華綺晶(きらきしょう)! このトビラ絵を見てガッカリした人が居るんじゃないでしょうか。私がそうでした。なぜかと言えば服を着てるから! どうしてマッパじゃないんだよ!? ジュンが服を作らなきゃ今の真紅だってマッパなハズ。何かのエネルギーが働いたとかで「まいた世界」の服がそのまま来たという設定なんでしょうけど正直ガッカリだわ。
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真紅と水銀燈に挨拶をする雪華綺晶。特に水銀燈には皮肉めいた挨拶を。話の見えない真紅が問いただすと初めて二人の過去が語られる──
かつて雪華綺晶と水銀燈は手を組むつもりだった。雪華綺晶はローザミスティカよりも契約者(マスター)が欲しい、水銀燈はマスターよりもローザミスティカが欲しいという互いの望みが一致するからだ。(ちなみに雪華綺晶は実態を持たないアストラル(霊体)のドール。マスターの意識を奪うことで活動できることからマスターが欲しいのです)
でも水銀燈はめぐと契約してしまったことでこの協力体制は破棄されました。

なぜそうしたのか訊く雪華綺晶に水銀燈は冷たく言い放つ。
貴女は気高き 薔薇乙女なんかじゃない…
お父様に形骸(からだ)すら与えられなかったくせに

ガラクタ(ジャンク)にすらなれない哀れな幻影…!

お前が言うかー! っと思ったね。銀様にとってジャンクは禁句なハズ。それを自ら言い放つとはそれほどまでに雪華綺晶を嫌ってるという意思表示でしょう。

その一言で攻撃態勢になる雪華綺晶。水銀燈との初弾は雪華綺晶に軍配。それを見てアストラルではなく実態があることを知る真紅。
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この件で最後にとんでもない事実が発覚。今の雪華綺晶のボディは薔薇乙女の誰かなんだそうです。それはいったい誰?
旧ローゼンでしたら雛苺でしょうけどこのシリーズで雛苺は真紅を助けるために残ったという設定だったハズ。となると蒼星石ですかね? まさか翠星石だったら死亡宣告なだけに悲しむ人が盛り沢山。なんかここにきて首から下を乗っ取られたジョナサン・ジョースターな気分です。
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