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『コンプエース』連載、「コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー」の25話
物語はいよいよ大詰め。シャルルとマリアンヌが求めていた優しい世界、それはアニメと同様に人々を個とせず一つの集合意識へとすること変換することだった。古くはイデオン、ちょっと前ならエヴァがそうだったように人々が争うことのない世界を作るには"全てをぶっ壊す"的な考えにどうしても到達するということでしょうか。

これをするにはエデンバイタルと現世とをつなぐ天獄門(ヘブンズゲート)を開けなければならず、この扉の鍵こそルルーシュとナナリーだけが持っているギアス"ザ・ゼロ"ということらしい。
ザ・ゼロ──最後になって遂にナナリーの隠された力が判明しました。それは森羅万象を無にする力だそうです。なるほど! だからこそ16話でネモとの契約が突然解除してしまったのですね。

当初は嫌がっていたナナリーでしたが天獄門が開けばルルーシュに会えるし、皆が幸せだった頃に帰れるとのマリアンヌの説得で心動かされていく。
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 人がひとつになれば…皆の悲しみや苦しみも…すべてなくなる…?
 私は…なんて 遠回りをしていたのかしら…
 私が求めていたものが すべてこんな手の届くところにあったのに

そしてザ・ゼロの発動! 揺れる大地 震える空 ただならぬ兆候にユフィやスザクは不吉を感じる。明確な理由を感じ取ったのはゼロただ一人のみ。「ナナリー… これが お前の選択なのか…!」今となっては打つ手は無い。魔女の力を得ているとはいえ なるようにしかならないのだから。

天獄門の前に居るナナリー。この扉を開けようとした正にその時に現れたのはアリス! その訴えがナナリーを思い留ませる。集合意識は過去しかなく未来は無い、でもナナリーのギアスは未来を視ていた。心の奥底では明日を求めていたのだ。未来を否定する世界は決して優しい世界ではないと最後の最後でシャルルたちの考えを否定する。
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それと同時に目を開き立ち上がるナナリー。これは過去を捨て未来に生きるための意思表示の表れです。アニメでも最後で目が見えるようになりましたが、立ち上がったのはその意識がより強かったのだろうと察します。
崩れる天獄門にシャルルとマリアンヌの考えは瓦解する。最初は憤怒をぶつけるシャルルだったがマリアンヌの言葉で身を引いた。それは「私達の子供が出した答え」だから。アニメではひと悶着あったこの場面ですけどこの漫画ではあっさり手を引き消えていきます。物足りない感じがないわけではありませんが「良い父親」を演じたことではこれで良かったのだと思いますね。
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父・母・ネモが消え全てが終わった。海を見つめるナナリーとアリス──
次回、とうとう最終回です。旧ブログ時代の2006年から始まりずっとレビューし続けてきた当方にとってはやはり寂しさはありますね。どんな結末を迎えるのか見届けさせてもらいますよ。
コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー (4) (角川コミックス・エース 175-4)コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー (4) (角川コミックス・エース 175-4)
大河内 一楼

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