tran090316
『まんがタイムきららフォワード』連載、「トランジスタティーセット ~電気街路図~」の1巻です。
12日に発売されたものですが置いてある書店が見つからず、ようやく週末に入手して読んでみました。面白い! 少なくとも私の主観じゃ今月発売されたコミックスの上位です。これなら同日発売だった「柊小学校恋愛くらぶ」や「ちゅーぶら!!」よりも先に紹介すべきだったと思うほどに気に入りましたね。

男だったら電気配線に憧れる、というか興味を持つ雰囲気わからない? 無尽に張り巡らされている電線、煉瓦造りやトタンの屋根の建物、ごちゃごちゃとしたパーツ店、そんなノスタルジック漂う秋葉原を舞台に美少女たちのギャグ&切ないストーリーを収録しているのがこの1巻。

主人公の女子高生・半田すずは亡き祖父の後を継ぎ、秋葉原の電子部品店「半田無線」の店主もしている。一人暮らしは何かと不便でも、そこは商店街会長の孫・須田さいりが慕ってくれているので何とかやっていけてる日々。
そこへやってきたのがすずの幼なじみ・木場みどり。幼い頃に別れたきり、みどりは海外に行っていたのだ。すずを慕って帰って来たものの彼女はなぜかメイドになっていた! しかもすずの店の前にメイド喫茶を開店させ、暇さえあればすずに付きまとう。
それを見て面白くないのはさいり。そんな三角関係?な人物を中心とした物語です。

ごちゃごちゃした小さな店が軒を連ねているのが昔からある秋葉原のイメージならば、最近のイメージたるのがメイドさん。みどりはその代表といえるキャラですけど、いかんせん調理が全くダメ。サイフォンでコーヒー一つさえ淹れられないのに何でメイド喫茶を開けるのかと…。
tran090316-
百合なイメージのあった5話より。下着姿は出てもそれ以上はありませんがね
そのみどりも何かしら訳があって戻って来たらしく、店にやって来た謎の金髪美女との会話が気になります。別に特殊能力とか出てこない日常作品でこの展開は何をもたらすのか? それはおいおい明らかになっていくでしょう。

巻末の二話連続エピソード「万世橋駅で逢いましょう」前後編は「こち亀」の下町旅情編を彷彿とさせました。戦争によって別れてしまった二人の話が部品店の近藤さんによって語られます。
tran090316-1
鉄道博物館のあったところには昔 万世橋駅があってそれは総レンガ造りの豪華な建物だったという。その時代で語られる男女二人の恋物語…あ~これはちょっと泣けますね。湿っぽく終わっているのではなくとんでもないハッピーエンドになっているのに救われます。

この舞台である"秋葉原無線商店街"は架空の商店街です。その雰囲気はノスタルジック漂う昔のイメージそのもの。私も10数年前まで電気製品の修理とかしておりハンダゴテやテスターなど使ってました。そういった思い出もあってこの作品は是非ともオススメします!

トランジスタティーセット ~電気街路図~ (1) (まんがタイムKRコミックス) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)トランジスタティーセット ~電気街路図~ (1) (まんがタイムKRコミックス) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
里 好

魔法少女いすずさんフルスロットル 1 (まんがタイムKRコミックス エールシリーズ) かなめも (2) (まんがタイムKRコミックス) ゆゆ式 (1) (まんがタイムKRコミックス) まじん☆プラナ (2) (まんがタイムKRコミックス) 落花流水 (4) (まんがタイムKRコミックス)

by G-Tools
スポンサーサイト