negi090401
ラカンの強烈なパンチを食らい倒されてしまったナギ(ネギ)。カウントが進む中 思い出すのは亜子の励ましであり、トサカの応援?の言葉だった。むしろトサカの言葉の方が効果があったらしくそれによって立ち上がったのは意外。いや、こういう場合は得てして身内(亜子)よりも第三の人物からの助言の方が効くというものですかね。

でも大量吐血でそれどころでない。それを見たラカンは「満足だ よくやった やめにしよーや」と思い切り"上からの目線"で棄権を促します。
「100%のお前と戦いたかった、俺様の目的は果たせた」 「俺様に本気を出させたんだ そんな奴はこの世に5人もいねぇ」 「おひらき おひらき お前はホントよくやったよ」
最初からテストのつもりで戦っていたのであって真剣勝負はしてなかった。出場したのは自己満足のため? 僕はあんたのために戦ってたんじゃない! この気持ちが高ぶりこの言葉で立ち上がります!
 ふ ざ け な い で く だ さ い
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自分と同じく重傷を負っている小太郎と合流し最後の勝負に挑む二人。それはナギが呪文詠唱を唱える43秒の間、小太郎が二人を食い止めるというもの。ちなみにこの間の会話でラカンとカゲタロウは最初からグルだったらしいことが語られます。つまりナギの腕が切断されたカゲタロウとの最初の戦い(22巻198時間目)からしてラカンとつるんでいたとのこと。なぜそんなことをしたのか? たぶんその時点での本気具合を知りたかったのではないでしょうか。

捨て駒として割り切って戦う小太郎。カゲタロウには完全獣化しての真ハマノツルギで対応。「千の槍」も「七重障壁」も魔法無効化の剣の前では役に立たない。とりあえずカゲタロウの足止めには成功します。
問題はラカン。最初から出し惜しみ無しの全力で挑む小太郎。自分の目的は勝つことじゃない、何としても43秒持ちこたえるのだ。劣勢に立たされる中、小太郎は退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ! とサウザー張りに持ちこたえます。 小太郎カコイイ!
よし 後はてめえで何とかしろや ネギ!! 主役はてめぇやろ!!
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かくして渡されたバトンを手にしたナギは詠唱完了。最後の切り札「双腕掌握」を発動させます。この局面になって出してくるには相当なモノなんでしょうけどリスクも高そう。それが一体どれぐらいのものなのかは次回を楽しみに待とう!
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