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『月刊少年マガジン』連載、「中村メイ子をかき鳴らせ!!!」です。
2巻が発売されたばかりで帯に「あの娘は1968年製のビザールギターなんです」とあったものですから1巻もまとめて買っちゃいました。だって最近「けいおん!」の影響でレフトハンドギターが売れてるだのギター自体に脚光が浴びてるじゃないですか。そのギターが女の子になったという設定が妙にタイムリーな気がしたもので。

家業が骨董店を営んでる中村清春は高校生。家の手伝いで道具を片付けていたところ、発見したのは古いエレキギター。音が正常に出るのか試そうと適当にギターを弾いていたら突然ギターが光り始め、気が付いたら美少女になっていた!
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あんな愛のない弾き方しやがって!! あたしのバージンを返せ!!!」とは彼女の談。生まれたのはグループサウンズ(GS)ブーム真っ只中の1968年。店頭に飾られて他の娘たちはどんどん先に売られていく中で自分一人が売れ残り、そのまま買い手がつかないまま骨董流れになったという。

この世に生を受け初めて演奏してもらったというのにあんなのでは気が済まないと、バージンを失った責任を取らされる清春。
あたしに40年分の賞賛を浴びせなさい 清春 あなたの手で
これにより清春はギターを演奏するハメとなる。最初は全く演奏できなかったものの、徐々にギターの魅力に取り付かれて上達していくというお話です。
ちなみにギターは「Teisco」というメーカーの「May Queen」という実在したモデルです。「Teisco May Queen」で検索すれば数多く出てきますから参照をば。メイ子とは「May Queen」に由来して清春がそう名付けました。

で、メイ子は居候な形で清春らと生活を共にすることになります。この手の話となったら「うる星」だの「天地無用」だの数多く前例がありますが決して恋仲になってないことが目新しさを感じました。それでいて清春の同級生である響子が近づくと気に入らない態度を取るのだから一体どっちなんだよと。

メイ子は普段は人間の姿をしていてもやはりギター。特に素晴らしいテクニックを使われたら感じてしまうようです。
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バンドを組んでる響子のテクには「気持ちいい…」とハァハァしてしまったり、迫力ある大型アンプで演奏された時には「あたしったらこんなおおきな声あげて…」と、明らかに性的に脳内変換される演出が面白かったりします。
2巻では中古の同型機が出てきてそれがクラブのママみたいな容姿なんですよ。
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何人の男があたしの上を通り過ぎて行ったかしら」と、過去の購入者を語る場面は間違いなくアッチなイメージを持たせてます。新たな購入者になりそうなプロミュージシャンが登場するも結局は断念。「オバサンに恥をかかせないでちょうだい」とメイ子に当たります。
しかし後日このミュージシャンのPVをみたらあのギターが映ってるじゃないですか。「おばちゃん よかったね!!!」と涙するメイ子に少なからず同情を覚えました。

最後にメイ子が寝る時はどうしてると思いますか? ケースになんて入りません。
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ギターネックを吊り下げる要領でぶら下がっているわけですが、ほとんど首吊りだね、こりゃ。
中村メイ子をかき鳴らせ!!! 2 (2) (KCデラックス)中村メイ子をかき鳴らせ!!! 2 (2) (KCデラックス)
平川 雄一

中村メイ子をかき鳴らせ!!! 1 (1) (KCデラックス)

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