大炎上

『週刊少年ジャンプ』連載、「めだかボックス」の第20箱
めだかボックス コミックス1巻の発売は10月2日、今週金曜だというのに順位がまたしても逆戻り。やっぱピンチな状態なのには変わりません。話をまとめてる？とも思われるのが上の場面で、怪我をさせてしまった善吉たちに生徒会役員のお役御免を言い渡してます。これからは一人でやっていくと残して雲仙との戦いに赴くのですが、ここは長年付き合いのある善吉こそが止めるべきだな。そこで説得していつものめだかに戻り大団円…あれ？結局終わってしまうシナリオになるんですけど。

この怒りは傷付けられた善吉らのため！　トビラ絵のアオリに「黒神めだかは　友達のためなら鬼にも悪魔にもなる」とあるように正に鬼のように乱神モードで雲仙を吹っ飛ばします。が、雲仙とて伊達に重い特殊素材の特服を着てるわけでありません。ダメージを負いながらも立ち上がります。
そこで取り出すのが最終兵器の鋼糸玉。"肉を斬らせて骨を絶つ"戦法でめだかを見事に文字通り"ひっかけ"ました。特服を縫製している同じ糸でがんじがらめにしてしまいます。

これぞ「白糸バラシ！」と言ったところで若い人は何だかわからないよね。「包丁人味兵」に出てきた技なんですけど、むしろバキのドリアンが使ったワイヤーと言った方が良かったでしょうか。細くて見えない糸なのに1本で5トンもの重量に耐えられるというバケモノな糸に捕らえられては、さしものめだかも身動きが取れません。

それをいいことにオッパイを揉んだりする雲仙！　爆発物不法所持・殺人未遂をしてる上に痴漢行為まで働くとは我慢ならん！　俺にも揉ませろ！1回500円で!!
でも揉まれたところでめだかは退かぬ！ 媚びぬ！ 省みぬ！　糸などもろともせずに前進を続けます。

見た目に痛てー!!な状況のめだか。ドリアンの糸に独歩の片腕は切断されたというのにめだかには大して効いてないのは、めだかの筋肉がアラミド繊維で出来ているってことかっ！
この事態に驚愕する雲仙。しかも糸を留めている校舎の方が耐えられなくなって悲鳴を上げているのにも関わらずまだ歩みは止まらない。今のめだかには校舎そのものの重量がかかっているというのに、だ。

もはや並のバトル化どころか超人VS超人のスーパーバトルと化したこの戦い。この際 バトル路線でいいよ、もう。そして善吉・もがなちゃんたちも力に目覚め、全員で雲仙を倒す方向でやっちゃってください。最後に一花 咲かすのならね。　つづく