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web漫画『クラブサンデー』連載、「銀塩少年」の1巻です。
久しぶりにど真ん中な青春漫画を読んだなぁというのが読後の第一感想。畑健二郎さんのアシスタントをしてた後藤隼平さん初のコミックスとなります。

カメラ好きな少年・マタタキはそこそこ上手い写真を撮れる腕前。この腕なら将来有望などと写真部仲間は話すものの、当の本人は全く興味を示さない。興味があるとすれば幼なじみのミライのこと…
そう、ミライのことが好きなんだけど告白する勇気がないという典型的な奥手なんです。家が隣りなので話す機会は充分あっても「好き」の一言が言えないもどかしさ…こんな経験誰でもあるよね。
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マタタキが得意とするのは「置きピン」という手法。これから起きるだろう場所にあらかじめピントを合わせておいてその瞬間にシャッターを切ることです。不意に写真を撮ったところミライが見知らぬ男(後にテニスクラブのコーチと判明)とキスしてる一枚を撮ってしまう。ミライは隣に居るというのに! しかももう一枚 衝撃的なものが写っていた。それは──自分自身が事故死した場面だった!!

原因はどうやらミライを好きなことが「置きピン」に影響を及ぼし、未来を撮れるようになってしまったらしい。俺は死んでミライはコーチと結ばれる…そう思ったら奮い立たずにはいられなくなったマタタキ。コーチに宣戦布告してミライを勝ち取ることを告げるのでした。
果たして恋の行方は? そしてマタタキは本当に死んでしまうのだろうか!?
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ただの平凡な恋物語だったら読む気はしませんが、そこにちょっぴりSFというかサスペンスタッチな要素が加わったことで飽きずに読むことができました。行動次第で未来が変化することを知ったマタタキは思い切って映画に誘うなど積極的に転じるものの、ミライにはまだ一歩届いてません。
写真に写っていた季節は冬。それまでにマタタキは正に生死を賭けた恋物語を勝ち取らねばならず、読者はこれを応援せずにはいられません!
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銀塩少年 1 (少年サンデーコミックス)
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