magajin100530-
1968年41号の少年マガジンを入手しました。その中にあった「ショック動物園 珍獣 奇獣 魔獣」という記事を紹介したいと思うのですが、その前にこの当時の社会情勢を知っておいて欲しいのです。
この当時にカラーテレビは既にあったものの普及はまだまだ。白黒テレビがまだ多く健在だった時代で、テレビ番組自体もカラー番組と白黒番組がごっちゃになってたんです。(カラー番組は右上に「カラー」と表示されました)

それに1ドル360円だった時代で海外旅行など高嶺の花。海外の情報もあまりわかりませんでした。だから当時の子供たちにとって少年誌のグラビアで見るアフリカの原住民とか動物とかの特集は驚くべきものだったことを理解していただきたい。今ならネットで簡単に情報は入手できるでしょうが、当時にするなら少年誌のグラビアこそ貴重な情報源だったことを。

さて「ショック動物園 珍獣 奇獣 魔獣」という巻中記事がありまして、そこには実際に居る動物や"そんなバカな"と思う動物?まで紹介されてます。例えば「カリブ海の島にすむスカンクがめは、毒ガスが武器。首の発射口からガスを出し、えものをとる」とか、「アメリカのテキサス州に、口が二つ、鼻の穴が四つ、目が三つ、角が三本もはえている怪獣のようなうしがあらわれた」など、ホントかよと疑いたくなるものまであるのはそういった時代だからでしょう。

その中にパンダが紹介されているのです。パンダ。今 パンダを知らない人なんてまず居ないでしょう。白と黒の毛をした中国の動物です。1972年の日中国交正常化を記念にカンカンとランランの二頭が中国から贈られ、当時の上野動物園では大変な行列ができたことをニュース映像で見た人も少なくないと思います。

それより4年も前に少年マガジン誌上で紹介されたパンダの絵があるので是非とも見ていただきたい。
  さぁパンダの登場です!
magajin100530
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え~~ ど こ が パ ン ダ な の ?
少なくともレッサーパンダとジャイアントパンダとをごっちゃにしてます。「あらいぐまの一種」との説明からこの挿絵を描いた人が想像して描いたんでしょう。つーか、想像して描くなよと。
今でこそ笑っちゃいますけど実際のところ、パンダが来るまでパンダなんて動物は全く未知な動物だったんですよ。これは私自身がそうでした。なにせ当時まだ中国とは国交がなく情報があまり入ってこない中で構成した人が「あらいぐまの一種」なんて書いたものだから、こういった絵になったのもある意味 仕方ないとも言えますがね。
42年前までパンダは日本では全く知られてなかったことを知っておいてください。
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