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『月刊エレガンスイブ』掲載、「嫁姑の拳」の3巻です。
嫁はマーシャルアーツの達人、姑は合気道の師範。普通 嫁と姑の争いといったら陰湿めいたものでしょうけど、この二人に限っては拳と拳で語り合うガチンコ対決! でもいざとなったら協力しあって困難に立ち向かったりするガチンコホームコメディーも今回で3巻目になりました。

秋田書店の主婦向け雑誌に連載していながらこの様に一般に受けた作品が今まであっただろうか? 秋田書店自体もプッシュしておりトップページで宣伝してるぐらいですから力の入れようがわかるというもの。
でも売れ行きは良くないようで帯には「単行本がなぜ売れない!?」とありその要因として
・担当がぼんやりしているから
・掲載誌が上品な女性誌『エレガンスイブ』だから
・マンガの内容がアホアホだから
とありました。でも一番の要因は「置いてる店舗が少ない」ってことでしょうよ。ただでさえ秋田書店のコミック置き場は控え目なのに"主婦向け漫画"では置かれなくて当然とも言えます。ならばここはバトル要素を濃い目にして少年チャンピオンなりチャンピオンREDに載せてもらうってのはどうです?

この3巻は全5話収録で家族旅行で強盗と遭遇したり、子供の運動会で対決したり、テレビ番組の収録で一騒動あったりと波乱に富んだエピソードの数々。先ずは家族旅行の話から。いきなり二人が喧嘩し始めます。なぜなら弁当がコンビニで買ったものなので。
「弁当といったら手作りだろうが」「今ではコンビニ弁当でもバランスのとれたメニューかが豊富にある」
「自分の手で作らんかぁ!」「無理!」(え?www)
と、ああ言えばこう言う応酬はもはやお馴染みです。カーナビが壊れて山奥で遭難。偶然に旅館を見つけてそこで泊まることになるのですが、そこの従業員は銀行強盗犯だった! しかも幽霊まで現れての大騒動に。
幽霊は姑だけにしか見えておらず、見えない嫁はやりたい放題なところが「志村後ろー」の逆パターンでけっこうツボ。正体がバレた強盗は腕力を振るうもこの二人に敵うハズがありません。
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拳銃を撃っても避けるわ弾き返すわで強盗など赤子同然!
つーか、人間じゃないだろ この二人は!!

テレビ番組の話はフレンドパークみたいなチャレンジ番組に出ることになった二人。司会者の恨みを買って意地悪されるも、持ち前の腕力で力任せに生き残っていきます。最後は通常はゴムボールのところを鉄球を投げられる嫁。普通なら重症間違いなしでしょうけどこの嫁がこの程度で怪我するわけがないじゃないですか! 司会者の惨めな結末にスカッとするエピソードです。

また娘に妖精と偽って文通し始めるエピソードはある意味 ブキミ。最初は上手く行ってたものの、娘が友達に「本物の妖精が来てくれる」と約束したものだからさぁ大変。このままでは娘はウソつき呼ばわりされてしまうと、取った行動がコレだ!
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いい大人なのに妖精のコスプレをして娘の前に現れようとしていた! ちょーー!! そんなん見たら子供の夢が壊れるって!! 人間必至になったらとんでもないことやるんだと思ってしまいますよ。

とんでもない嫁と姑とのドタバタホームコメディーは一度読んだら忘れられない魅力があるので何か機会がありましたら手にしてみてください。
 <過去記事>
嫁姑の拳 武道の達人である嫁と姑がガチバトルするアクションコメディー
「嫁姑の拳II」 嫁と姑のアクションコメディーが再び登場

嫁姑の拳 3 (秋田レディースコミックスデラックス) 嫁姑の拳 2 (秋田レディースコミックスデラックス) 嫁姑の拳 (秋田レディースコミックスデラックス)
嫁姑の拳 3         嫁姑の拳 2        嫁姑の拳
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