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『月刊エレガンスイブ』掲載、「嫁姑の拳」の4巻です。
待ちに待ってた4巻目! 3巻の帯には「それなのに単行本がなぜ売れない!?」とありましたけど本当に売れてないらしく作者コメントには「単行本化が危ぶまれた「嫁姑の拳Ⅳ」が発売の運びとなり感無量です」とあります。そういや秋田書店は少年チャンピオン掲載の漫画でさえコミックスにならない場合があるので、ましてレディースコミックなら ならないのも不思議じゃないかも。

今回の帯は「ビギナーはあえてここから読め!!」と既刊は読まなくてもいい事を強調したアオリになりました。そもそも1話完結の内容ですからどこから読んでもいいとは思うのですけど、この4巻は今までと違って泣けるエピソードが二つばかりありました。それが大きな特徴とは言えますけどやはり見所は嫁と姑とのガチンココメディー! 二人きりのときは大型液晶テレビやテーブルが壊れるなど例によってお構いなしの暴れっぷりを見せてくれます。

最初のエピソードは振り込め詐欺。最初は嫁が引っ掛かりそうになって次いで姑も。言葉巧みに誘い出されながらも振り込め詐欺グループだと知るやアッという間に全滅させてしまいます。
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お馴染みの見開きギャグ。女性には殴らないと言いながら殴ってしまうのはお約束みたいなものですね。今回は他にも集団催眠詐欺で高価な椅子を買ってしまう話もあって何とも騙されやすい家族だこと。

一方、泣けるというのは嫁がまさかの記憶喪失になってしまうお話。それ以来、姑には優しくなって腕力も振るわない普通の主婦に。これはこれでいいのだけど姑は張り合いが無くなってどこか淋しげ…。そこに交通事故で助けを呼ぶ声に応じなかった嫁にドロップキックを食らわしてから(笑)姑が胸のうちを晒すのですよ!
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ガサツで乱暴で下品で意地汚いダメ嫁だったけど
人が困っている時はなりふり構わず助ける 熱い心を持った人間だったよ

いつも喧嘩してしまうけど認めるところは認めていた、普段なら絶対に口には出さない姑の気持ちを表した名シーンだと思います。
嫁と姑のガチンココメディーも熟成期なのか泣けたり笑ったりの充実感。まだ未読の人はこの世界に触れてみて!
 <過去記事>
嫁姑の拳 武道の達人である嫁と姑がガチバトルするアクションコメディー(09/4/17)
「嫁姑の拳II」 嫁と姑のアクションコメディーが再び登場(9/11/4)
嫁姑の拳 3巻 拳で語り合う嫁と姑のガチンココメディーも3巻目に(10/6/3)