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『週刊漫画ゴラク』連載、「激マン!」《デビルマンの章》の第29話
アニメのデビルマンや北斗の拳・エースをねらえ!などが特集されるという『ガレリオ脳研』の放送は4月になってからのようです。期待しすぎるのも何ですが最近こういった番組が無いだけに見てみたいなと
 天才をつくる! ガレリオ脳研(テレビ朝日)

街中のいたるところで人間が突如 怪物化して死んでいく事態に人々は恐怖しパニック状態。いったい何が起きているのか!? それはデーモンが人間と無差別合体を始めたからです。
デーモンが苦手なのは人間の理性。だから普通 人間と合体する場合はクスリやら酒やらで理性を失った場合のみに限られます。(明がデーモンと合体できたのは恐怖心が理性を打ち消したから) もし理性を持った人間にそのまま合体してしまうと このような拒絶反応を起こして死んでいくのが常。もちろん上手く合体できるのも中には居るだろうけど、確立は圧倒的に低い。

こんな特攻みたいなマネをしてどうするんだと明は言いますが飛鳥は冷静に判断。これこそ人間の弱点である"恐怖"を植えつけるには最適だと。自分もこのような姿になってしまうかもしれないという恐怖心こそ人間には有効だと!
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でもこれでは一人一殺。デーモンより圧倒的に人間の数は多いのだから無意味なんじゃないかとしますけど、最後の方でこの意見は霧散します。それは水爆ミサイル。ロシア領内で知的生物の侵略を受けたとの理由から水爆ミサイルを発射、ツリングラードは完全に消滅したそうです。
もしデーモンの合体が上手くいき、それが政府高官だったならば軍隊を好き勝手に動かせるだろう。だったらデーモンは人間より数が少なかろうと大量破壊兵器で元は充分取れるというわけ。
いよいよ世界規模になったデーモンの侵攻に明は策があるのだろうか!?

と、ここまでが原作の描き直し部分。以後は舞台裏。今回は脚本の辻真先さんとのエピソードです。
アニメのデビルマンのほとんどを書いたのが辻さんでした。その数たるや全39話のうちの35話。他の人が書いたのはたった4話しかありません。さすがにネタを出し尽くしたのか、最後の方になってアイデアがピンチということで激の意見を聞く機会を設けたそうです。
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打ち合わせ場所で何やら書いている辻さん。急いでいるのか別の作品の脚本を書きながら打ち合わせることになりました。しかもこれが珍しくないとのことですから多忙な日々だったんでしょうね。この時期の他作品の脚本というと…「ど根性ガエル」とか?

「たとえば富士山を噴火させてその溶岩を操るデーモンとか…」
「なるほど いいですね それでいきましょう」

はい、これが36話のマグドラーが出てくるエピソードになりました。たったこれだけで? 
いや、どうなんでしょ。実際はもっと細かなことまで話し合ったかもしれませんけど少しのアイデアだけで1話分まるごとの脚本を書いてしまうのですからスゴイなと。
同様に少しのアイデアだけで37話のウッドドウ、38話のドリムーンもOKとなりました。
もしデビルマンを観る機会がありましたら36~38話は激のアイデアが基本になってると注意して観てください。
激マン! 3巻 (ニチブンコミックス)
永井 豪 ダイナミック・プロ
日本文芸社 (2011-03-19)
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