
『月刊ガンガンJOKER』連載、「花咲くいろは」の2巻です。
春アニメで放送が始まったこの番組も好評のうち2クール目に突入。このタイミングでコミックス第2巻が発売とあらば注目しないわけにはいきません。参考までに1巻レビューは下記に。
花咲くいろは 1巻 旅館で働くことになった女子高生の奮闘記
この2巻はみんちが主役と言えるほど、みんち中心な内容になってます。何かと怒りっぽいみんちと仲良くなりたいと、緒花はあの手この手を使って近付こうとしますが失敗ばかり。逆に怒らせてしまって「サンナクチ!」と言われてしまいます。ちなみにホビロンはアニメオリジナルの悪口でここではサンナクチ。どういう意味かというと
(サン)散々わめいて (ナ)慣れなれしくて (ク)口だけ一人前の (チ)チビな奴
の略だそうです。こんな悪口をあれこれ考えた上で言うのですから案外 緒花は好かれてるかも!?
怒りでツリ目になることが多いみんちですが、学校では男子から「民子姫」と呼ばれる人気者。だから告白されることも多いらしい。だけどいつもの調子で「私は好きじゃないから」とキッパリ言われるのは男としては傷つくなぁ… ここで理想の男性像を訊かれた際に思いもしない表情が描かれてます。

なにこの純情可憐な乙女な表情は!
こんな表情を時おり見せるからこそ人気が出るのもわかりますね。
みんちが想いを寄せるのは徹さんであることは周知の通り。その徹さんが大きな旅館の福屋から引き抜かれたという噂が立って動揺を隠し切れません。そこに緒花が割って入ります。

自分もこーちゃんという気持ちを伝えられない人が居る。だからみんちの気持ちがわかる、確かめに行こうと誘うこの場面が2巻最大の見せ場だと思うわけで。緒花はまぁなんだ、一度こうと決めたらとことんやる子だな。それが空振りに終わることもあるけど懸命に打ち込むその姿は嫌いじゃありません。
みんちが恋に仕事に悪口に、さまざまな表情を見せるこの2巻はみんちファンならもちろん買いでしょう。


花咲くいろは(2) TVアニメーション「花咲くいろは」 オフィシャルガイド いろはのいろは
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