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『月刊ガンガンJOKER』連載、「TARI TARI」の1巻です。
アニメとして放送してるものをいち早くコミカライズ。って私はアニメをまだ1話しか観てないものですからほとんど初見な雰囲気で読みました。構成(たぶんコマ割りなどのネーム)は「失楽園」の尚村透氏、作画は「カミヨメ」の鍵空とみやき氏という製作方法を取っており、これは原作の雰囲気を損ねない配慮なんでしょうかね。

歌が好きだけど発表会での失敗で歌わせてもらえなくなった宮本 来夏(みやもと こなつ)
母親の死をきっかけに歌が嫌いになった坂井 和奏(さかい わかな)
来夏の親友。馬が好きで将来は騎手になりたいと思っている沖田 紗羽(おきた さわ)
この三人を中心に物語りは語られます。その舞台は鎌倉の江ノ島。なんか最近のアニメ・漫画・ドラマって江ノ電に乗った沿線の話がやけに多い気がするなぁ。

声楽部の来夏は去年の発表会で失敗してしまい、譜面めくりに甘んじていた。声楽部の部長である教頭に掛け合うも話は通じず反発して退部。「歌うこと」が大好きで諦めきれない来夏は再度歌うため合唱部を設立すべく奔走するのでした──
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そこで出会ったのが声楽科から転科してきた和奏。何故か歌が嫌いになったようで当初は拒むも、来夏の歌いたい気持ちと、紗羽の説得もあって徐々に心を開いていく。
来夏が人前もはばからず歌が好きなことを大声で和奏に説くシーン(一番上の画像の右)が印象的です。いつもはクールな和奏がこの場面では終始 来夏に押されっぱなしでしたし。それを更に裏付けるのが和奏の説得で、淡々と語りかける口調に和奏のわだかまりも幾分か和らいだようです。
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それにしても教頭が時おり見せる悪女な雰囲気が憎らしいぞ! 教え子の気持ちなど何とも思ってないところなどは、いじめをケンカだと思って何の手も差し伸べなかった某学校の校長みたいに思えます。でもこの教頭、制作側には人気らしくてカバー裏には上の画像左のように水着姿があったりします。また構成の尚村透氏も奥付で学生時代の教頭を描くなど、こぞって好かれているのは意外でした。

何とか部活動開始かと思いきや、ラストが不気味なんですよ。
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なにこの心霊現象!?
和奏の母親・まひる と同級生で同じ声楽部だった教頭は、和奏の傍らに死んだハズの まひるを見て怯える。また和奏自身も 母親の視線を感じて恐怖します。これが歌が嫌いになった和奏の原因なのか? いったい母親の死に何があった!? そんな引きで終っているので気になってたまりません。まさかこの漫画はホラーだったんですか!?
TARI TARI(1) (ガンガンコミックスJOKER)
EVERGREEN 鍵空 とみやき
スクウェア・エニックス (2012-07-21)
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