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『月刊少年エース』連載、「なまちゅー。」の1巻です。
家庭の事情で一人暮らしをすることになった高校生・花見優一。ネット環境は万全なのでエロ画像見放題だなと友達からは羨ましがられます。そんな花見に接触してきたのは才色兼備の学園のアイドル・越後星華。大胆にも家に行きたいと言い出します。ひょっとしてコレは脈ありあのか!? 妄想が膨らむ花見ですが、実際の彼女の目的はパソコンでした。

実は彼女、かなりの目立ちたがり。学校でのファンはけっこう居るけど頭数は限られている。でもネットならその数は天井知らずであり、もっとファンを増やしたいということでイコイコ動画の生放送で生主アイドルになりたいと花見に協力を求めてきたのです。
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ところが星華は極度の あがり症だった! カメラの無い音声だけの生放送でありながら、一言も発することなく30分を終えてしまいピクピクと悶絶。当然ながら来場者数は数名のみで「無駄枠とんな」と散々なコメントも。それでいてコミュニティ数(ファン数)が増えてないと騒ぎまくるものだから手に負えません。
星華の目標とするコミュニティ数1万人までいったいどれだけかかるのやら? いや、そもそも1万人もの人が無音声番組を聴いてくれるのか大いに疑問です。

予備知識なしで読んでみてかなり楽しめた作品です。やってることがブログと似通っており、私もやり始めた当初は来場者数をけっこう気にしたものでしたー。今はほとんど気にしておらず「我が道を往く」な気持ちですけどね。

星華が生主アイドルになりたいと思い始めたのは「シズカ」という子の生放送を見たのがきっかけ。シズカはセクシー系な動画ありの放送をしており、星華は一方的にライバル視してます。
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ところが彼女の正体は、花見と同級生で メガネで三つ編の地味な大東静香だった! 地味なイメージを払拭したいがためにネットでは密かにイケイケな生主アイドルを演じていたのです。その静香と星華とが図らずも邂逅。名前が同じなので気付きそうなものだけど、能天気な星華がわかるハズもなし。逆に生主アイドルになるための秘訣を教えたりと、釈迦に説法を演じる始末。この二人の関係も物語を面白くしてくれてます。
星華がセクシー系で顔出し放送する日は来るのですかね!?
なまちゅー。 (1) (カドカワコミックス・エース)
井冬 良
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-09-22)
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