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『月刊コミックブレイド』連載、「業界偉人伝 ジンカン~人の間はおもしろく生きる~木谷高明物語」の第4話
ブロッコリーとブシロードを設立し、新日本プロレスのオーナーとなった木谷高明の過去を語るのがこの漫画。成功させるために広告をバンバン出すことをいとわないのが木谷氏の方針です。ネットではあまり話題になりませんでしたけど今月1月4日に東京ドームで催された新日本プロレスの「レッスルキングダム7」の広告はかつてない規模で行われました。その額たるや3億円!
 レッスルキングダム7の宣伝費は3億円!(nWoな人々)
都内にビジュアルトラックを走行させ、関東圏の駅には巨大ステーションボードを設置。関東・首都圏の各線全線車両に1枚 車内ポスターをぶら下げて、山手線1編成11車両まるごとレスラーの写真を貼って"痛電車"にするなどしたようですね(関東在住じゃないので知りませんが)。

こういった大規模な広告を打ったのは木谷氏だからこそ。ユークスがオーナーだった以前では考えもしなかったでしょう。その木谷氏が98年に半信半疑ながら世に出した「デ・ジ・キャラット」が成功したのは以前までの話。今回はその後に大きく成功した2つのものの紹介です。先ず一つ目は…アクエリアンエイジ
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当時トレカ事業は既に大きな利益を上げていたものの頭打ち状態。次に来るのはマジック・ザ・ギャザリングのようなトレーディングカードゲームだと思い、そこで出したのが「アクエリアンエイジ」でした。
ブロッコリーはこれまでトレカを売ってきたノウハウがあるし、コミックキャッスル等で培った有名絵師との人脈もある。萌えなイラストに特化したトレカなら売れるのは間違いないでしょう。事実売れたのですけど売れたのはそれだけが原因じゃありません。ゲームをやるには仲間との場を提供できるインフラ整備することが必要だと、大会の年間スケジュールも同時に発表したのです。これにより単に集めるだけ・単に遊ぶだけではなく、大会に出場するという目標を持って長く続けられるようにしたのが何よりの成功だったのです。

ただ、ここで木谷氏は一つのミスをした模様。大会の会場でゲームを勧められて断った、それだけなんですが これが後に後悔する事に…。いったい何があったのでしょう? たぶん次号に登場です。
そしてもう一つは ギャラクシーエンジェル
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へー、サクラ大戦とスターウォーズとを取り入れたのがGAだったのですか。アニマックスで最初に放送されたのから観てましたよ。アニメとゲームとで設定が違う(ミルフィーユが蘭花を呼び捨てにするとか)などありましたが、私は今でも好きな作品です。当時あったファイル入れはいまだに使ってますよ。
ちなみに総監修の水野良氏と木谷氏は角川の新年会のトイレでたまたま隣りだったのが知り合ったきっかけとか。人間って何がきっかけになるのかわかりませんねー。

こうして でじこ以外にも2つがヒットし、ブロッコリーは2001年9月に念願のJASDAQ上場を果たします。成功者の証ともいえる上場を果たしたことで木谷氏もさぞ満足でしょう。
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否! そうではありませんでした。成功したのは自分の実力と勘違いした、偽りの成功者だったと。ここから坂道を転がり続ける展開なんでしょうが、それは次号にて。 つづく
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