gunma140309.jpg
web漫画『くらげバンチ』連載、「お前はまだグンマを知らない」の1巻です。
全国どこでもその土地限定の風習や慣わしがあるものです。私の住む愛知県では「スガキヤ」のラーメンがソウルフードになってるとか、東京・大阪では外国人アーティストが公演をしても名古屋は飛ばされる「ナゴヤ飛ばし」にコンプレックスを抱いてるとかあるんですよ。
この漫画はグンマ育ちの作者がグンマのソレを自虐的に面白く描いたもの。これを読めばあなたもグンマの実態を知ることが出来るでしょう!?

チバからグンマに引っ越すことになった神月。不安だけれど小学生時代にグンマに引っ越した轟が転校先に居るから大丈夫だと挨拶メールを送ってみたら…
gunma140309-1.jpg
「グンマに来て… 生きて帰った者はいない」「来るな」とつれない返事。不安に思ってネット上で訊いてみたら「悪いことは言わない。すぐ引き返せ」「地球上に残された最後の秘境「とりあえず一番いい装備で行け」など まるで日本じゃないみたいなこと言われます。
そういやグンマに向かうこの電車、やけにヤンキー率 高くね? 異常を感じた神月は降りようとするもトビラが開かない! なぜだ!? 俺をどこに連れて行く気だ~と叫ぶのでした。なんでもJR高崎線って籠原駅以降はドアが開かないそうですね。横のボタンを押さない限りは。

このようにグンマに行かなきゃわからない、グンマ県人だから知っている"あるある"のオンパレード。学校でもいきなり洗礼を浴びてしまいます。授業前 先生に「起立」したので「礼」をするとクラス中から総スカン。
gunma140309-2.jpg
一般的な号令は「起立・礼・着席」だけど、グンマでは「起立・注目・礼」なんだそうだ。そりゃわからんわ! この漫画からひしひしと伝わるのはグンマ県人のグンマ愛。日本列島のほぼ中心、日本のヘソであることを誇りに思っているようです。それ故に他県民を排除しようとする動きがこの漫画ではあって、それを確かめるのが「焼きまんじゅう」とか「上毛かるた」といったもの。上毛かるたはグンマ県民なら全員が暗唱できるんですってね!? また焼きまんじゅうはグンマ県民以外が食べると死んでしまうらしいですよ!?
gunma140309-3.jpg
また運動会にて普通なら赤と白に分かれるところを、グンマは赤城・榛名・妙義といった分け方をするんだそうだ。これ不思議だわ~。他にも桜の花見は自衛隊の訓練展示と一緒に見ることができるらしく(新町駐屯地など)これは素直に羨ましいぞ。
1話が8ページか10ページなのでスムーズにテンポよく読むことができるのもイイね。グンマ県民なら必読すべきでしょう。ただし気分を害するかもしれませんがね!
お前はまだグンマを知らない 1 (BUNCH COMICS)
井田 ヒロト
新潮社 (2014-03-08)
スポンサーサイト