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『ハルタ』連載、「不死(しなず)の猟犬」の1巻です。
二週間ほど前に出たものですが気に入ったので今さらながらのレビュー。
ハッキリ言えば「亜人」と真逆の設定。この世界の人間は寿命以外、死んでも元に戻ってしまうのが当たり前。
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この男のように頭は砕け、手足が千切れようとも死んだらすぐ元通りに生き返るのが普通なんです。だから包帯を巻くような傷や、熱で数日寝こむようなら、いっそ拳銃で自殺を図って(ないし殺してもらって)復活した方が早いという考えが常識だったりします。このとき体外に飛び散った血液すらも元通りになるのが不思議なのですが、これはこの世界を語る上で重要な要素になるみたいですよ。

この世界で悪人なのが死んでも生き返らない人間。彼らはベクターと呼ばれて人間扱いすらされておらず、24時間以内に処分されるのが決まってます。なぜにこう扱われるかというと死んでも復活できなく病気?をうつすと言われてるから。現にこのベクターを追う刑事・剣崎の妹は、1話にてこの病気により死んでしまいます。それ故にベクターに対する怒りは誰よりも強い…
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で、ベクターの味方となるのが"逃がし屋"と呼ばれる少女。黒いセーラー服を着てるけど実年齢は二十歳ぐらい?(笑) 警察に検挙される場所に現れては小銃をぶっ放して救助する。死んでも死なない人間に銃なんて意味ないじゃんと思うだろうけれど、死なない(自殺できない)程度に手足を撃って行動不可能にしてしまえばいいわけですよ。出血多量でいずれ死ぬにしてもその間に逃げればいいわけですから。

逃がし屋は両手に銃を持つ他、一番上の画像にあるように短冊状の布(金属?)を自由に操ってRPGを撃つことだってできちゃいます。飛び散る薬莢・飛び散る手足! 当漫画の醍醐味はガンアクション。ここんところガンアクションを前面に出した作品は少ないのでこの手が好きな人はイチオシですね。
不死の猟犬 1巻 (ビームコミックス)
八十八良
KADOKAWA/エンターブレイン
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