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『月刊コミックフラッパー』連載、「ガールズ&パンツァー リボンの武者」の1巻です。
ガルパンの考証・スーパーバイザーを務めた鈴木貴昭氏と、キャラクター原案協力の野上武志氏によるスピンオフ漫画。今までアニメに登場したキャラの番外編的な漫画はあったものの、アニメ後の世界をオリジナルキャラを使って描いたのはこれがたぶん初でしょう。

この漫画の戦いとは戦車道の公式試合とは違って野試合。強襲戦車競技(タンカスロン)と言って、10トン以下の戦車ならば1台からでも参加できるのが特徴です。主人公は今どき珍しく侍の魂を受け継いだ鶴姫しずか。しずかは戦車道を「お遊戯」としており「本物の戦車戦」を求めていた。彼女はその"本物"を見つけることができるのか!?

1話は物語がけっこう進んでからのアンツィオ戦の一部を披露。1話だけに"つかみはOK"なシーンが欲しかったんでしょう。これは後回しにするとして、正統な話は2話から始まります。
松風鈴は帰宅部の平凡な高校生。特にやることも無かったけれど戦車道の試合を見て心が揺れた。全く無名の大洗女子学園が勝ち進んで優勝してしまったからだ。感化されて私も戦車道をやりたいと思ったけれど当校には戦車道部が無かった~。諦めるしか無いと思ったら、クラスメイトの しずかから声を掛けられた。「戦車はある」と──
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しずかの家は裕福で、先代に戦車趣味が居て手に入れていたらしい。それは九七式装甲車、通称・テケ車。これによりたった二人だけの活動が始まった。1台だけだし軽だし大会に出るのは無理だろう、ならばとしたのが強襲戦車競技(タンカスロン)なわけですよ。

初の演習に行ったら古い戦車だけにケチをつけられ ひと騒動。そこにサンダース高のアリサが絡んできたことで大事に発展。初試合がサンダース高になってしまい鈴は大わらわ。けれど しずかは動じない。なにせ武士魂を持ってますからね。
試合当日、しずかはテケ車を馬と見なして騎馬鎧を着て いざ出陣。どこまでも侍の魂を持ってるわけですが、戦いでもその方針は変わりません。
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1対3と数の上では勝てる見込みはありません。セオリーなら隠れてフラッグ車だけを狙うところなのに居場所をわざわざ教えるなど予測不能。アリサはフラッグ車を囮にする作戦を取りますが しずかにとってはそれこそ思うツボでした。なぜなら3輌とも仕留めるつもりだったのだから! 1輌ごと確実に仕留めて残るはアリサのフラッグ車のみ。果たしてその結果は!?
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そして1話に戻ってこのセリフ。タンカスロンの今期の王者・ボンブル高校に対して宣戦布告をしてしまいます。これがクライマックスの序章になるのでしょうが、ここまで来るのは当分先のことでしょう。

時代遅れと思われようが自分の信念を貫いていく しずか。そんな しずかに振り回されても付いて行く鈴の健気なこと。二人の活躍を見守っていきましょうかね。
ガールズ&パンツァー リボンの武者 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
野上 武志 鈴木 貴昭 ガールズ&パンツァー製作委員会
KADOKAWA/メディアファクトリー (2015-02-23)
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