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『ヤングアニマル』連載、「人魚姫の水族館」の1巻です。
水族館を舞台にイルカの新米トレーナーが成長していく物語。監修に新江ノ島水族館・サンシャイン水族館・山の水族館などをプロデュースした中村元 氏 (水族館プロデューサー)が務めているので基本的なノウハウは間違いありません。また愛知県蒲郡市の竹島水族館も協力してるとか。ここって昔ながらの水族館だけど展示方法に工夫したことで、ここ近年の入場者数が右肩上がりってことで地元の番組によく取り上げられてるところです。

海島海は学生時代に見たイルカショーに感動し、将来はイルカのトレーナーになると決めた。6年後、水族館館長のヒロシ叔父さんのコネによって入社したはいいものの、翌年とんでもない事態に巻き込まれる。
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なぜか突然、ヒロシ館長が失踪してしまったのだ。ついでにイルカのテオまで行方不明に! イルカは他にシーマとグリコの二頭がいるものの、イルカたちは館長の言うことしか聞かない。なのに私がイルカショーをやることになるなんて…
人手不足を補うため館長の息子(らしい)の潮という少年を押し当てられたものの、あまりの世間知らずぶりにかえって邪魔でしかありません。でもこの少年、何か変だ。まさか…

海の予想は的中。この少年こそ行方不明になったイルカのテオなのだ。更にシーマは人魚へと変身。これはいったい?
理由はこうです。ヒロシ館長はイルカショーをやりたいとテオ・シーマ・グリコの三頭をスカウト。その際、言う事を7年聞いてくれたら人間にしてあげるという約束をしました。今年がその7年目で、館長は自らの身体を犠牲にして人間にしたというわけ。ところが無事に人間に成れたのはテオのみ。シーマは人魚に成れるものの人間には成れません。グリコは興味がなかったようでそのまんま。

その後、館長はヒトデに転生していたとわかり事態を把握。
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シーマは人間になれる原因を見つけるまで、テオは世間知らずを克服できるまで海に協力してイルカショーを成功させるべく働くことになりました。
翌日、イルカショーが始まります。シーマは会話ができるし協力しなければ人間になれないとわかっているので問題ないけれど、グリコは生粋のイルカ。思ったように動いてくれず観客を水浸しにしてしまう大失態を犯してショーは中止となってしまう・・・

調教が上手く出来ないからには見せられないとショーは当分の間お休みとなりました。海はグリコに何度も教えるも成果は一向に上がりません。いったい何が悪いのか? 試行錯誤した上で海は重大なことに気が付きます。イルカだって生きているからには感情があることを…
ショーの中止に関して議員たちが視察に来ることになり、そこで改めてショーを見せることになった海。限られた日程の中で完璧な演技を見せることはできるのか?

昔、『ジャンプ』で「ぼくの動物園日記」という動物園に勤める飼育員の漫画がありました。それを思い出しましたね。言葉が通じない動物を相手に四苦八苦するのは水族館も同じこと。相手の気持ちになって考えるのが大切なんですね。
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