
『ヤングエース』連載、「剣姫、咲く」の1巻です。
島根県西部にあるという剣道の強豪校・鶴城高等学校が舞台。ですから島根の人は応援してあげよう。
剣道部に入部してきた戸狩姫咲はいきなり主将に試合を申し込むも却下。今日は見学だと言いつけられるも、我慢しきれなくなった戸狩は練習中の部員たちの竹刀をマジックペン1本だけで叩き落す。

そして改めて試合を申し込んだ。この行為に怒った主将は受けるも、圧倒的な実力差で負けてしまう。そこでわかった戸狩の正体。"剣聖"と呼ばれる剣道家の一人娘で、中学一年にて全中大会を制した猛者だったのだ。剣道の天才であり「剣道を愛してる」とさえ言うのだけれど、問題なのはその性格。ひたむき過ぎて 剣道愛のない人は弱い人→剣道やる資格なし→剣道着を売ってしまえと、部員たちの道具を片付け始める。挙句は「剣道部を私に頂戴」とまで言うのだから部員から猛反発を浴びることに。

そこで名乗りを上げたのは同じく新入部員の草薙諸葉。「ボクがキミの剣道を斬り伏せる!!」と勝負をすることに。ただし諸葉は強くありません。中高一貫の剣道の強豪校に居たのだけれど、実力差を感じて高校は鶴城に来ました。主将とは幼馴染みだったことから感情的に戸狩を許せず名乗りを上げてしまったんですね。
三本勝負で一本目は難なく戸狩の勝ち。実力差を見切ってしまった戸狩は不満爆発。名乗ってきたからには腕前を期待してたのに、てんでダメだからだ。さっさと終わらそうと二本目の勝負に出るも、今度は いなされた。

それどころか胴を取られてしまいましたよ? 諸葉は確かに凡人です。けれどただの凡人ではありませんでした。中学時代は負け続けてきたことから相手を徹底的に研究し、予備動作(行動に移るための筋肉の動きや癖)から相手の動きが読めるのです。これぞ千里眼の如き『見』の極致!!
けれどその上を行くのがやはり戸狩。三本目を取って勝ったわけですが、勝敗など どーでもよくなりました。

中学時代から対等に戦える人が居なかったことから、内心 ライバルを求めていたのです。ようやくそれに近い人に巡り合えたことから「好敵手(仮)に任命してあげる!」と、上から目線とはいえ"仲間"になった諸葉だとさ。
冒頭、戸狩の無邪気な俺様ぶりに反発するものの、諸葉を好敵手(仮)としてからはいささか丸くなった気がします。素はカワイイのに俺様モードになるとイヤな顔になるのはやめて欲しいわ。

剣姫、咲く (1) (角川コミックス・エース)
列海王・異世界という最高の食材に対し、ハチミツぶっかけて台無しにした原作編集は名無し紫電改343 源田司令が松山入り。343航空隊の部隊名は「剣部隊」に命名笠井智一さん亡くなられたそうだよ名無し今年は菅野直 生誕100周年! 紫電改343における当時の年齢を知っておこう言葉を慎みたまえ私はムスカ大佐だ。そんなものはガラクタに過ぎん。古事記を読めるようになりたまえ。全世界を支配する特殊鋼の結晶の秘密。これこそが現代の機械産業の制空権なのだ。ムスカ大佐るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編- 観柳の見事なる お金儲けの心意気今更武田観柳を『悲しき悪役』として描いてほしくはなかったと思いますけどね。
モチーフ元の武田観柳斎よろしく
『本当に頭が悪いだけだが、いざというときには悪徳商人とSPIRIT(スピリット)永遠に愛してる! 再販した志賀真理子さん1stアルバム「mariko」を買ったー!情報ありがとうございます。早速通販を申し込みました。くら