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『コミックウォーカー』連載、「異世界薬局」の1巻です。
現在4巻まで出ているラノベのコミカライズ。今や定番の異世界転生ものと「JIN -仁-」をくっつけたみたいなものとしたらわかりやすいか。ただしチート能力は「JIN -仁-」の比ではありません。

子供の頃、妹を脳腫瘍で亡くした辛い過去を持つ薬谷は薬学の道へ進んだ。大切な人を失わない為に新薬を開発して人々を救いたいからだ。その甲斐あって幾つかの新薬の開発に成功。今やその頭脳は世界のトップレベルまで昇り詰めていた…のですが、あまりの多忙ぶりにあっけなく過労死! 人のことを考えるあまり、自分の健康をおろそかにしていたとは皮肉だよねー。

けれど薬谷の人生はまだ終わっていなかった。サン・フルーヴ帝国という中世ヨーロッパ風な異世界に、宮廷薬師の息子・ファルマとして生まれ変わったのだ。この世界は「神術」という魔法みたいなものを使えるのが貴族の証ということで「水よ湧け」と念じたら洪水ほどの水が溢れ出てしまった。え? なんでこんな力を持ってんの? と思ったのはまだ序の口。
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砂糖や塩はもちろん、金までも化学式・構造式を知っていれば左手で創り出すことが出来るのだ! 反対に右手は何でも消滅させることが可能。つまり「神の左手 悪魔の右手」なんです。
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更に左手を目にかざして人を視ると、その人の不具合な箇所が青く光って教えてくれる。しかもその症状が何なのか言い当てれば白色に変化して教えてくれるという、チート能力の限界を突破する便利ぶり。作品内ではこの能力を使って腰痛の母親や、水痘にかかった妹を救います。

この世界は神術はあっても科学力は皆無。呪術や占星術がまかり通っており、これでは治せるものも治せないとファルマは絶望。ならば自分がやるしかないという場面において皇帝陛下の病気に携わります。宮廷薬師である父親は占星盤を取り出して星の巡りがどうのこうの。その挙句、明日の夜がヤマと言い出したことにファルマは突っ込まずにいられなかった。誰もが諦める中、ファルマだけは解決策を探求し、そして原因を突き止めます。
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新薬があると述べて陛下もこれに賭けることに。陛下としても皆が消極的になってる中でファルマだけは助ける気でいることに希望を見い出したのでしょう。けれどこの出過ぎた行為に父親が黙ってるわけがない…

薬学では結構 本格的な作品で専門用語がかなり登場。「俺 強えぇぇぇ!」的な要素なのでこの手が好きな人向けだと思います。
異世界薬局 (1) (MFC)
異世界薬局 (1) (MFC)
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