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『ヤングガンガン』連載、「宇津野先生はメランコリック」の1巻です。
かつては1000万部を越す大ヒット漫画を生んだ うつのじろう。けれどその漫画が終了して5年──新たな作品は鳴かず飛ばずでアシスタントは次々と辞めていった。現在は心機一転を図ってラブコメを描いてるものの、やはり人気は芳しくありません。
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だから神経質で情緒不安定になっており、ネットで悪口を書かれたり嫌なことがあったら何かと自殺しようとします。もっとも電灯のヒモで首を吊ったり、一階のベランダから飛び降りようとするなど、そもそも死ねる行動じゃないんだけどね。
それをサポートするのが唯一残ったアシスタントの赤坂えみり。この漫画は何かと上手くいかない漫画家・うつのと、それを献身的に支えるアシスタント・えみりのギャグコメディです。

ま、なんだ。ぶっちゃけ「マンガ家さんとアシスタントさんと」の焼き直しといった感じ。締め切りに追われて死にたくなり、そこを えみりが助けるというパターンが目に浮かびますよ。えみりが未だにアシスタントを続けているのは、先生が売れていた時に言われた言葉から。
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うつののアドバイスを受けて自分の原稿を出したら佳作を取って掲載決定。その際に「いつか一緒に連載しよう」と言われたことが、まだアシスタントで い続けている理由なんです…

さて、うつのは何かと奇行を繰り出すのは当たり前として、他にも変な人たちが登場します。
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担当の代理としてやって来た編集者・大瀬は、やたらと下ネタを出してきます。ラブコメやってるけど下ネタが苦手な うつのは顔が真っ赤。でもこれこそが"愛のムチ"というやつで、早く帰って欲しいことからネームをいつもより早く仕上げることができました。
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いきなり部屋を訪れた いとこのエミは、お兄ちゃん大好きっ子だった! じろうの部屋に通されて布団に兄ちゃんの匂いがすると、クンクン嗅ぎ始める。それどころか窓にスキマ風があったら兄ちゃんの匂いが逃げちゃうじゃないと、目張りをし始めたものだから練炭自殺でも図るんじゃないかと止められる。こんな一癖も二癖もある人が次々と登場して、うつのはヒット作を生み出せるのだろうか!?
宇津野先生はメランコリック(1) (ヤングガンガンコミックス)
西渡槇
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