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『マガジンポケット』連載、「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」の2巻です。
1992年から少年マガジンで始まった「金田一少年の事件簿」は大人気を博し、94年からは少年サンデーで「名探偵コナン」が始まるなど 推理漫画の魁となりました。参考までにジャンプでも「人形草紙あやつり左近」という推理ものがありましたが大人気とまでは至りませんでしたね。

当漫画は金田一の犯人側の視点に立って、そのトリックの裏側を見せるギャグ仕立てになってます。完全犯罪を目論んだはいいけれど、よく考えたら無理あり過ぎるなんてこと珍しくないみたいですよ?
冒頭は「雪夜叉伝説殺人事件」。犯人の綾辻は極寒のマイナス20℃の中で、アリバイを作るために氷の橋を作らなければならない。
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原作では さも簡単に作ったような説明しかありませんでしたが、現実に作ってみると死ぬほど辛い! マイナス20℃の中で谷底の水をバケツで何回も汲み上げなければいけないんですよ? しかも女性でありながら やり遂げたなんて、さぞ大変な苦労だったんだろうね。
また「タロット山荘殺人事件」で犯人の小城は、タロットの「運命の輪」に見立てて風車に死体を括りつけようとします。
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死体を背負って風車を登り、その後も落ちないように気を使いながら 必死な思いで風車に括るとは相当に疲れたに違いない。そこまでしてタロットに見立てるなんてスゴイ執念としか言うしかないよ!

このように苦労してトリックを作ったはいいけれど、時には警察側が全くの勘違いをして犯人が「おいおい」と 突っ込みたくなる事態もあるようだ。ここでは明智がアイドルの速水が犯人だと勘違い。
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アイドルの盗撮動画を見て体重を確認。これで明智が考えたトリックが使えると踏み込むのですがこれって犯罪だよね! 真犯人の綾辻がたまらず「誰か明智を止めて」と言いたくなるのもわかります。
またこの時は明智の勘違いが絶好調だったようで、「私が思ったように明智が動いて(踊って)欲しい」との願いを そのまんま受け入れてくれたようだ。
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見事に踊ってくれた明智! こんな姿、普段じゃ見られないぞ。
このように犯人の苦労や警察側の?な行動など、笑える作品になってます。こういった事件の見方もあるということで。
金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(2) (講談社コミックス)
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