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『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第16話
時間を巻き戻してジャンプの会議室。平松の新担当となった真髄に対して、三代目編集長となった仁死村と副編集長になった権藤は語る。トコトン追い詰めろ、地獄へ墜とすぐらいに。なぜなら平松は怒らせれば怒らせるほど力を発揮するタイプだからだ。けれど関係が険悪になったらどうします? と、真髄は もっともな返事をしますが、仁死村は突き放す。
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編集と漫画家は仲良しこよしじゃない! 漫画をヒットさせてこそナンボの関係であって、憎しみ合うってのも当然アリなんだそうだ。事実、仁死村(実際の名前は西村繁男)は数多くの漫画家と衝突してます。本宮ひろ志の「さわやか万太郎」ではどう見たって今回で終わりなのに、ムリヤリ継続させてしまいます。またジャンプ専属だった小林よしのりと対立した結果、専属を打ち切ったこともありました。でも発行部数を飛躍的に上昇させた功績が大きいのも確かであり、こういうタイプの編集長も必要だということ。個人的な感想ですが、少年チャンピオンの名物編集長だった壁村耐三と並んで西村繁男は尊敬すべき編集長だと思ってます。

また魔死利戸(鳥嶋和彦)は「友情! 努力! 勝利! の内側は結構ドロドロしている」とも。それは編集部の縦割り社会もあるのでしょう。ここのところは下記を参考にしてください。
「少年ジャンプ」伝説の編集長が変えた男社会
『少年ジャンプ』伝説編集長が語る「漫画雑誌は一度壊して作り直せ」

ということで時間は戻ります。チン攻撃をしてしまったことを謝る真髄ですが平松はカンカンだ!
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「ニートに翔んで」の主人公の名前を変えたのは実在の一般人の名前と外見が同じじゃマズイから。編集長判断で変更したと説明し、報告が遅れたことも謝ったものの平松の怒りは収まらない。これにより平松と真髄との関係は修復困難となってしまいました。
これに呼応するようにリッキー台風は低迷して巻末掲載が多くなり、81年31号をもって終了してしまいます。

その後、平松は担当を変えるよう編集長に掛け合うも門前払い。専属契約してるので他誌に移ることもできず、次回作に取り掛かる気持ちになれなかったそうだ。
唯一の心のより所は美奈子さん。連載してないこの期にと、遂に結婚式を挙げることに。この式の場で初代担当の権藤が思いの丈(たけ)をぶちまけた!
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お前の居場所はそこじゃねえ!!
さっさと漫画ア描きやがれ!!
幸せに浸ってフヌケになってんじゃねえぞ!! コラアアア~~!!

これには場内騒然とします。当然だけど(笑) 特に美奈子さんの父親は「嫁にやったのは間違いかも知れない」とまで言い出すのだから先行き不安なのは否めません。

新婚旅行は初めてのハワイ。美奈子さんと幸せな時間に浸り、嫌なことは忘れたつもりだった。けれどこころの片隅にはやはり漫画のことが気になっていた…
その夜、ベッド運動をした真夜中になって隣りに居るハズの平松がいなくなってることに気が付いた美奈子さん。ライトが点いている隣の部屋をのぞいてみれば…
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一心不乱に、取り憑かれたように新作のネームを描いていた。そのタイトルは「ブラック・エンジェルズ」! いよいよ代表作が発表されようとしていた──
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