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『ニコニコ静画』連載、「マズ飯エルフと遊牧暮らし」の1巻です。
高校生・サブローは野球部のエースだったけれど、肩を壊して今ではマネージャーに。でも皆のために栄養バランスのとれた食事を作るなど、これはこれで楽しんでいた。そんなサブローがこの手の作品ではお決まりのように異世界へ飛ばされる。飢え死に寸前のところで助けてもらったのは、遊牧民の草原エルフの女の子・ポポでした。

ともかく腹が減った・何か食べさせてとお願いしたところ、とんでもないモノが作られます。
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ブツ切りの肉を鍋に入れれば灰汁(あく)が出る。これを取ろうとしないのだ。何でもこれに栄養が詰まってると言われてるかららしい。更に野菜もてきとーに切って大きさはバラバラ。しかも水洗いも皮むきも下処理も一切やらずに、これを肉の鍋に投入するという暴挙です。こんな"料理みたいなモノ"が美味しいハズがないわけで、サブローは死ぬ思いで たいらげる。だって作ってもらって断るのは失礼だし、何より腹が減ってどうしようもなかったからね。

でも次の言葉を聞いて卒倒しそうになるのも当然だ。だって料理はコレしか無いと言うのだから! いや、ポポだってマズイと認識してます。でも村中がコレを作っているので異論を唱えるわけにはいかないらしい。というか、これ以外に作るものを知らないし、作ろうともしないのだ。
はっきり言わせてもらうわ。この世界のエルフってバカなの? アホなの?

こんなのもう食べたくないと誓ったサブローは、マネージャーになって鍛えた料理の腕をここぞとばかりに発揮。但し食材を無駄にすると村の決まりで「首が飛ぶ」からそこのところは丁寧にね。
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こうして出来上がった水餃子をポポに食べてもらったら大満足! この世界には「美味しい」という概念が無かったらしく、ポポは「サブローは「美味しい」を伝えるためにここに来てくれた」と感謝するのでした。
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これ以降、サブローは次々と「美味しい」料理を作っていく。上はケバブ。この世界では肉を直火で焼くこと自体、知らないしやったこと無かったようだ。また下はチーズトースト。チーズそのものが無かったので乳から作り出します。これを焼いてパンに乗せれば出来上がり。商人は未経験の味に感激し、チーズを売って一儲けを企むのですが…

売れすぎて大失態。期限内に納入しないと倒産確実とのこと。でもどんなに急いだところで期限内に作れる量ではありません。そこでコレよりも美味しいものを作って期限を延ばしてもらうことにしました。
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そこで出したのはチーズの上に水飴をかけた、甘いチーズトーストでした。この世界には「甘い」モノが無かったようで、発芽麦から水飴を作ったのです。こうしてまたこの世界に味の革命をもたらしたサブローですが、どう見ても「エルフは今まで何をやってきたの?」と首をかしげることばかり。
もう一度言わせてもらうわ。この世界のエルフってバカなの? アホなの??
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