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『コミックガルド』連載、「望まぬ不死の冒険者」の1巻です。
「小説家になろう」の連載作をコミカライズ。原作の単行本は第3巻が同時発売となりました。

レントは銅級冒険者を10年やってる落ちこぼれ。でもいつかは最高峰の神銀(ミスリル)級冒険者になる夢を諦めていなかった。けれどまさかこんなことになるなんて…
探索し尽くされた迷宮に新たな部屋を発見したのだ。当然ながらまだ誰も入っておらず、もしかしたらとんでもないお宝が手つかずのまま あるかもしれない。そうでなくともマッピングしておけば ひと稼ぎにはなるだろう。危険を顧みず侵入したのはいいものの、最悪な運命が待ってました。

そこに居たのは龍! しかも世界に四体しか居ないと言われる魔王クラスの最高位。レントは成す術なく喰われてしまったのですが…目が覚めます。あれ? 喰われたんじゃなかったっけ? 何で生きてるの? いや、確かに喰われました。そして生きてません。
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レントはなぜか骨人(スケルトン)になっていたのです!
しばしこの先どうするか考えます。このまま街へ戻ればいくら言い訳しようが討伐されるのは確実だ。もっとも声帯が無いので喋ること自体できませんがね。ならばこのままここに居座るか? いや、強い魔物に倒されるのがオチだろう。いったいどうしようかと考え抜いたあげく、10年来の付き合いである変り者の学者・ロレーヌの言葉を思い出す。
それは「存在進化」!

手っ取り早く説明すれば、魔物は敵を倒すことで相手の能力を吸収できる能力がある。これを続けることで上級職へと進化できるというものです。スケルトンの上級職は屍食鬼(グール)。グールになればスケルトンよりは人間っぽい。全身を覆えば人間に見えなくもないだろうと、存在進化を目指して魔物退治をすることに。

生身の人間の時とは違い、魔物になった時点でそこそこ強くなったレント。更に人間だった記憶と装備が残っているので「気力」も使用可能。つまり同ランクの魔物ならば確実に倒せるのです。何体か倒した後、予想外に早く存在進化が起きました。
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そして案の定、屍食鬼(グール)へと進化。人間ほどじゃないにしろ肉がついたことで声帯も復活。たどたどしいながら喋ることもできるようになりました。そこへ鴨がネギを背負って来たように冒険者が現れます。どうやら新人の女の子で、魔物相手に苦戦中。そこへ割り込んで魔物を倒し、女の子に語り掛けた。
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表紙の女性がこの子、リナです。物分かりが早く、この様な姿になってしまったレントの話を理解し、街に戻れる服装を買って来てもらいました。リナとしても命の恩人なのだから恩を返したいのですね。ただし顔を隠すための仮面が「呪いの仮面」で、取れなくなってしまったのは運がいいのか悪いのか…

こうして街に帰還したレント。でもこのまま街の中で暮らせば怪しまれるのは確実だ。ならば頼れるのは一人しか居ない。人里離れた場所に住む、変り者の学舎・ロレーヌです。
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彼女は14歳で大博士号を得た天才学舎。10年前、ある出来事で知り合って以来の仲だ。この様な姿になってしまったレントに驚きもせず、むしろギブアンドテイクの関係で寝床を提供することを約束します。
人間→スケルトン→グールへと移り変わったレント。それでもいまだに神銀(ミスリル)級冒険者になることを諦めていない。いやむしろ人間でいた時よりも現在の方が強くなっており、この先も進化を続ければ冒険者ランクが上がるのは間違いない。それに期待し、レントの冒険は今日も続いていく…

ダークな内容で絵もそこそこ上手い。全く知らなかった作品ですが、これは期待できるかもね。
望まぬ不死の冒険者 1 (ガルドコミックス)
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